ー幻想録-能力無しの超人が幻想入りー

ノベルバユーザー189431

ー第肆話ー外野の様子

ーーー『弾幕結界』」
時すでに遅し、もうこれでは、手出しできない。
ヤマメ「あー結界張られちゃったね。中が終わるまで何もできない」
こいし「お姉ちゃんどうしよう・・・」
パルシィ「あの人間死んだわね。」
パルシィが結界から出てきてそうつぶやいた。
・・・そう言えばなんで私は、あの人間・・霊気さんをこんなにも心配しているのだろう?地上の低種族であいつ等のせいで今ここに居るのに。こいしが気にっているから?・・・違う。あの狸の親子を助けたから?・・・違う。私達を毛嫌いしないから?・・・・・それは、少し違う。心が綺麗・・・いやあの人の心は少し黒ずんでいる。だったら何で私は、こんなにもしんぱーーー
霊気「アサシンだ。」ドゴンザ、ザーー
皆「!!!!!!」
妖怪G「!!あの人間姉御に一撃入れたぞ!!」
妖怪H「今の(動き)見えたか?」
妖怪K「ま、全く」
ヤマメ「・・・見えた?」
キスメ「う、ううん」
パルシィ「あの人間!・・・納得がいったわ」
こいし「え?どうゆう事なの」
パルシィ「あの人間・・・霊気って言ってたかしら?あの子・・・『さて・・どう遊ぼうか』ってすれ違いざまに聞こえるか聞こえないかの音量でそう呟いていたのよ。その時は、聞き間違いか、空耳って思っていたのだけど・・・あぁ妬ましいわ」
こいし「・・・霊兄ぃって人間だよね?」
さとり「そのはずだけど・・・何か違和感が・・」
霊気「足技六の型‘‘頑丈砕き‘‘」ズガァァアアン ビキビキビキ
人間・・・よ・・ね?
パルシィ「!!あの人間・・・あれで何割なのかしら?・・・・絶対本気じゃないわね・・妬ましいわ。」
ヤマメ「??どゆこと?人間が鬼・・ましては勇儀相手にーーー」
パルシィ「背中にある刀を抜いて無いわ。」
パルシィ以外「「「「え?」」」」
噓だと思い丁度立ち上がった霊気の背中を見た。
そこには、服と同色の鞘に入った地味な刀があった。
その時一線の風が吹き荒れた。
そしてーーー視野が開かれそこには、勝者と敗者が決まっていた。
霊気「一本・・・俺の勝ちです。勇儀さん。」
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!
 妖怪B「姉御が・・・負けただと・・・あの人間スゲー!!」
 妖怪Ⅽ「久しぶりに鳥肌がたったで!!おもろいの見せてもらったわ!!」
 妖怪Ⅾ「人間も強くなったな!!」
 妖怪z「チョコボーうまいにゃ!!」
 周りが勝負の結果に騒いだ。
 勇儀「負けた負けたたいしたもんだね」
 霊気「どうも」
さとり「霊気さん!!」
こいし「霊兄ぃ!!」
 霊気「あ、さとりさん、こいしちゃん」
パルシィ「勇儀!大丈夫!珍しいわねあなたが負けるなんてまさかあんなにも強いなんて妬ましいわ。」
 勇儀「あぁ」
とりあえず今は、この事は、後回しだ。今は、霊気さんの事が心配だ。

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