ー幻想録-能力無しの超人が幻想入りー

ノベルバユーザー189431

ー第参話ー外来人の実力ー

勇儀「ほらそこ!!さぼらない!!」
妖怪A「あいよー」
金髪の少女「相変わらず声が響くね妬ましいわ」勇儀「そうでもしないとあんたが帰れないだろ?パルシィ」
パルシィ「そこは感謝申し上げます。」
さとり「あ、いた勇儀さーん」
勇儀「やっとか・・・おや?起きたんだね人間」
霊気「・・・あ、はいお陰様で」
・・・あの時の感じは、しないね。
勇儀「あたいは星熊勇儀、見てのとうり鬼だよ」
霊気「俺は、狭間霊気です。好きな様に読んでください。・・・そちらは?」
そう言うと勇儀の後ろにいる金髪の少女を見る。
パルシィ「私は、水橋パルシィよ、女の子に囲まれて妬ましい。」
・・・?あれ?今この子何気に怖いことをスラって言ったよ?まさかーー
さとり「霊気さんパルシィさんは、そうゆう妖怪でそうゆう趣味は、持っていないと思います。」
霊気「あ、そうなのね」
良かった何気に地底って説明を聞かなかったら色々勘違いしそうな事ばっかだ。
さとり「・・・否定できないのが辛いです。それで?勇儀さん要件って何ですか?」
勇儀「あれ?お空に伝えたんだが?」
こいし「お空にお使いを頼んだら駄目だよー」
勇儀「あ、そうだったってこいしいたんだねそこに、」
ついでにこいしは、今だに霊気にべったりです。はい。
パルシィ「パルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパルパル」
・・・うんパルシィさんが怖い、てかよく舌が回るな俺には、無理だぞあれ、マシンガン並みだぞ、しかも一字一句しっかり聞こええるし。スゲー
さとり「・・・本当霊気さん地底の妖怪を見ても怖がらないんですねむしろ尊敬までしていますし」
勇儀「へー人間の癖にかい?」
霊気「まぁ慣れですよ慣れ何度義死体験したことかアハハハハ」
さとり「笑えないような?それより話を戻しましょう」
勇儀「あぁそうだったね落石の撤去作業についてなんだけど根本的に人手が足りないんだだから呼んできて欲しいわけさあたいはここから離れるわけには、行かないからね」
さとり「わかりました一応声をかけて来てくれそうな人に声を掛けて来ますね。では、」タッタッタッタッ
こいし「霊兄ぃーおーい」ぺシぺシ
霊気「ハハハハハっは!」
勇儀「お!戻ったかい」
霊気「すみません・・・あれ?さとりさんは?」
勇儀「今お使いに行ってるよそれより何度も義死体験したのかい?」
霊気「えぇ主に戦闘で、ターゲットだったので」
勇儀「へぇ?そのたーげっと?っていうのは知らなけど今ここにいるって事は腕には自信があるのかい?」
パルシィ「ちょ、勇儀まさか殺す気⁈」
霊気「なるほど・・・鬼ととか・・・良いですよ寸止めですが。」
パルシィ「あんたは、何承諾しているの!!」
霊気「ここではあれですし場所を移しましょう。」
パルシィ「駄目だおしまいだーそれに私を無視するなんて妬ましい。パルパルパルパルパルパルパルパルル」

勇儀「すまないねパルシィ」
パルシィ「なんでこんな事する必要があるの、結果は見えるし第一あの霊気って言う人間を殺す気?折角私達を差別しない人間なのに」
勇儀「すまないね・・・ちょっとあの人間について確かめたい事があってね。」
パルシィ「はぁ・・さとりに怒られても知らないわよ?結構気に入っているようだし。あぁ妬ましいわ。」

ザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワザワ
さとり「??どうしたのかしら?」
さとりが戻ると少し遠くで妖怪たちが大き目の輪を作り何かを囲んでいた。
さとり「すみません通してください」
さとりは輪に近ずき中に入ろうとした所で見知った顔を見つけ声を掛ける。
さとり「キスメさん、ヤマメさんこの騒ぎどうしたんですか?」
さとりが話しかけたのは、桶に入ったミントグリーンの髪の毛の少女と茶色の服の金髪少女だった。
ヤマメ「あ、さとりなんかねどこぞの人間と勇儀が喧嘩するみたいだよ?」
さとり「人間?」
・・・まさか!!
こいし「あ!!お姉ちゃん!霊兄ぃが死んじゃうよ!!」

円の中心では、今始まろうとしていた。
勇儀「頼むよパルシィ」
パルシィ「分かってるわよ・・・霊気?だったかしら?もう後戻りもできないわよ?」
霊気「構わないです」
パルシィ「その自信妬ましいわ。『弾幕結界』」
『弾幕結界』物理的な物を絶対に通さない博麗大結界の応用版戦闘が終わると壊れた物は全て直る。
霊気「へーこれはすごい・・・っと初めの合図は、どうしましょうか?」
勇儀「何か投げてそれが落ちた瞬間に・・ってのは、どうだい?」
霊気「それでいいやえっと・・・この小石で良いね、ほい」
小石はどんどん上昇していった。
霊気「そうそう少しお伝えしたいことが、」
勇儀「何だい?」
小石の速度は段々と遅くなりマイナスとなった。
霊気「俺は・・・・」カーン  シュン
小石が地に当たった瞬間霊気は、既に勇儀の後頭部頭上に片足を上げた状態で背中合わせの状態でいた。
勇儀「なっ!!」
霊気「アサシンだ。」次の瞬間上げた足がかすむほどの速さで振り下ろされた。
勇儀「くっ!!」
流石鬼って所だろう顔と振り下ろされる足との間に両腕を潜り込ませた。  ドコンザ、ザーーー
霊気「へー流石鬼?ってところか今のは中々強く蹴ったんだけどね、たいていの奴は、頭カチ割られるか腕折れるかのどちらかなのに」
勇儀「な、中々やるね」
霊気「さぁまだ終わってないよ、はっ!!」
霊気は、正面を向くと同時に腕を振りぬいた。
勇儀「??何したんだーー!!」シュン シュキン
首に寒気を感じ倒れるようによけた勇儀の後ろで何か切れるような音がした。
霊気「手技四の型‘‘斬空‘‘さぁどうぞ勇儀さんの番です。」
霊気は、誘うように指を内側に曲げた。
勇儀「余裕だねそれじゃ甘えさせてもらうよ!!」
勇儀は、一気に懐に入り込みラッシュを開始した。
ズガガガガガガガガアァァ  ビキビキビキビキビキ
勇儀の攻撃が入るたんびに霊気の足元を中心に地面に無数のひびが入る、つまり受けた威力を体を伝わせ地面に逃がしているのだ。
霊気「はぁっ!!」ガツ ズザーー
霊気「足技六の型‘‘頑丈砕き‘‘」
そう言うと前転するように跳び又もやかすむほどの速さで振り下ろした。 ズガァァアアン ビキビキビキ
ひびが四方八方に広がり全て勇儀に向かう。
勇儀「おっと」それにより足場が不安定になりバランスを崩す。
それを見逃すわけでなく一気に迫る。
勇儀「まだ終わってないよ!!!」
勇儀は、何とか踏みとどまり拳を繰り出した。
両者の手刀と拳が交差する手刀は、首を拳は顔を狙う。
皆さんはこんな現象は知っていますでしょうか?高速なものが交差する時その間で凄まじい風が巻き起こる事を・・・
風が砂埃を巻き起こし勝負の行方を眩ます。
それがだんだんと収まり見えたのは・・・首に当てられている手刀と顔の真横を通過している拳だった。
霊気「一本・・・俺の勝ちです。勇儀さん。」
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!
妖怪B「姉御が・・・負けただと・・・あの人間スゲー!!」
妖怪Ⅽ「久しぶりに鳥肌がたったで!!おもろいの見せてもらったわ!!」
妖怪Ⅾ「人間も強くなったな!!」
妖怪z「チョコボーうまいにゃ!!」
周りが勝負の結果に騒いだ。
勇儀「負けた負けたたいしたもんだね」
霊気「どうも」
さとり「霊気さん!!」
こいし「霊兄ぃ!!」
霊気「あ、さとりさん、こいしちゃん」
パルシィ「勇儀!大丈夫!珍しいわねあなたが負けるなんてまさかあんなにも強いなんて妬ましいわ。」
勇儀「あぁ」
あの時確かに拳は入るはずだった相打ち覚悟で突っ込んだからね、だが当たる瞬間この人間に紅い筋が血管のように走った、そして拳をよけたすぐに紅い筋は消えたが・・・警戒しとくことに変わりないね

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