町に到着‼︎

ミヤにあってから2日がたってようやく小さな村を見つけた。

和人「ミヤ〜〜村が見えたぞ」

ミヤ「和人うるさいです」

なんか最近ミヤが俺に冷たくなっている。
初めて会った時はあんなにおとなしかったのに、、、

和人「まぁーいっか」

ミヤ「和人何言ってるの？」

和人「何でもないよ」

ミヤ「そう、だったらいいけど」

和人「それよりも村に行こうぜ！」

ミヤ「そうですね、やっとまともなご飯にありつけます」

ミヤはそう言って走り出す。

和人「思ったより早く着いたな」

門番「おい坊主ちょっと待て」

和人「なんですか？」

門番「坊主達は町に来たのは初めてか？」

和人「そうですが何か？」

門番「だったらちょっと来い」

門番の人に言われて建物の中に入るとそこには大きな本が置いてある。

門番「ちょっとあの本を読んで来い」

和人「なぜ？」

門番「この本は魔導書で読むと通行証が貰えるからだ」

和人「分かりました」

本を読むと突然誰かの声が聞こえて来た

「犯罪件数ゼロ年齢不明通行証を発行します」

すると本の中から鉄の板が出てきた 

門番「お、出来たな」

和人「これが通行証ですか？」

門番「そうだこれがあればどこの国の町でも入れるようになる」

和人「どうして俺達が初めて来たと分かったんですか？」

門番「簡単さ、首に通行証がかかってなかったからな」

和人「どうして首にかかって無かったら分かるんですか？」

門番「通行証は首にかけるのがどこの国でも法律で決まっているからな」

和人「そうですか・・」

和人「そういえばミヤもしなくてもいいんですか？」

門番「ミヤ？・・・あぁその奴隷のことか」

門番「残念だが奴隷は人として扱われないからな」

和人「そうですか」

門番「まぁ気になさんな今は奴隷を守る法律があるからな」

門番「あとその奴隷拾ったなら契約所に行けよ」

和人「契約所とはなんですか？」

門番「そんなことも知らないのか？」

門番「いいか奴隷とは物として扱われるだから契約をするそれで所有者が決まるからな」

門番「しかし契約者がいないもしくはまだしてない奴隷は取られても文句は言えないまだ契約をしてないからだ」

門番「だから奴隷は契約をするそして契約をする所は契約所と言われている。分かったか？」

和人「分かりましたそれじゃあ町に入ったら直ぐ契約所に行きますね」

門番「わかったらいいそれじゃあさっさと入れ後ろがつかえてる」

門番に急かされ俺たちは町の中に入る。
するとそこには中世ヨーロッパの街並みが広がっていた

和人「おお〜すげー」

ミヤ「和人何驚いてるの？」

ミヤ「これが普通なのにあと口調が変わってる」

和人「俺が住んでいたところは建物のと言うか木穴とか洞窟みたいなところだったからついあと口調はこっちが素」

ミヤ「どうして口調を変えるの？」

和人「まぁ大人と話すときの癖かな」

和人「とりあえず契約所に行こう」

ミヤ「わかったご主人」

和人「どうした急に」

ヤミ「ご主人と契約したらご主人の奴隷だから慣れておこうと思った」

和人「別にいいよ呼び捨てで」

ヤミ「わかった和人」

和人「わかったらよしそれじゃあ行こうか」