オモテ男子とウラ彼女
第三十八話 『会長』
「あ、あの……」
ヒカルが言いかけると、黒岩の向かいに座っている男が答えた。
「すまんね、まだ決まってないから、後で来てくれるかい」
それを聞いて、ヒカルは伝票を持って下がっていった。それにしても、何故黒岩がここへ来たのかよくわからない。それに、一緒にいる男は誰なのだろうとヒカルは考えていた。こうなったら、黒岩から事情を聞くしかない。
カウンターから店内を覗くと、黒岩が男と何かを話しているのが見えるが、内容までは聞き取れない。ここのままでは腑に落ちない。ヒカルは、何とかして黒岩を外に連れ出す方法を考えた。そして、奥の手を使うことにした。
ヒカルは再び、二人のいる席に近づいていった。真理子たちには、絶対に気付かれてはいけない。出来るだけ、自然な感じで外に誘うのだ。
「ご主人様、大変申し訳ありませんが、お煙草はお外でお願いしますね」
ヒカルは、自然な笑顔を作った。幸い、店にはこの時間帯、真理子とあと一人の従業員しか残っていない。ヒカルは内心、頭が破裂しそうなくらい恥ずかしかった。ここでもし、他の従業員から変な目で見られてしまうと、居たたまれなくなる。しかし黒岩は男に、
「少し、失礼します」
と言い、立ち上がった。そこでヒカルもホッとし、黒岩を外にある喫煙所へと案内する。多少強引だったが、何とか誤魔化すことが出来た。それを見ていた真理子たちも、あまり気にしていないようだ。
二人は外に出ると、ヒカルは黒岩に尋ねる。
「なんで来たんだよ?」
「来てはいけませんか?」
黒岩から、予想通りの答えが返ってくる。しかしヒカルは、何か理由があると初めから悟っていた。そうでなければ、わざわざ被験者が働いている店にまで押しかけてくる必要はないだろう。何の目的で店に来たのかもう一度きいたところ、黒岩は答えた。
「我が無限法人ハピネスの会長が、直々に貴方に会いたいと言ってくださったのですよ」
「じゃあ……、さっき一緒にいたのって……」
「そうです。あの方が、我々を支える組織のリーダー。紅会長ですよ」
黒岩によると、先程一緒にいた人物こそが、黒岩の所属する組織の会長であり、ヒカルを被験者に選んだ張本人なのだという。担当者の黒岩は、今までその会長にヒカルの様子などを逐一伝えていたのだ。
「これが、最後の手なのですよ」
「最後の手?」
「前にも話したと思いますが、我々としてこのプロジェクトを是非とも成功させたいのです。なので、貴方には幸せになってもらわねば困るのです。貴方はこれまで、ご自分の力だけで何かしようとなさいましたか? 貴方が前に進めない以上、我々が動くしかないんですよ。その辺、弁えてくださいね」
黒岩はヒカルにそう言い残すと、再び店の中に戻っていった。その言葉は、ヒカルの心を深く突き刺した。ヒカルも、自分を変えたいと何度思ったか知れない。それでも、実行には結びつけなかった。自分の勇気のなさが、ヒカルは恨めしく思った。
ヒカルもまた、中に戻った。すると真理子が来て、注文をきいて来てとヒカルに伝票を渡した。ヒカルは、あまり気が乗らないのを仕事だからと自分に言い聞かせ、また二人のいる席に向かった。そこで、注文をきいた。
「ご注文は?」
すると、紅が言った。
「サルバトーレの伝説はあるかい?」
「は?」
何のことだか、さっぱりわからない。ヒカルが戸惑っていると、紅はこう言うのだ。
「あぁ、すまんね。イギリスで発明された、カクテルの名前だよ」
(ねーよ!)
「あ、あの……、ご主人様。メニュー表の中から言っていただいても宜しいですか?」
「あぁ、すまない。君にこのボケは通じなかったか」
(今の、ボケたんかい!)
この会長、ヒカルが黒岩の話から想像していた人物像とは、とても似つかない。というより、少し変わり者のようだ。結局、二人はコーヒーを注文し、ヒカルは伝票を真理子のところに持っていった。
「遅かったね。何話してたの?」
「いえ、何でもありません。失礼します」
ヒカルは、コーヒーを入れにいった。それにしても、朝から働いているせいか、次第に眠気が襲ってくる。しかし、相手が自分のことを知っているとはいえ、手を抜くわけにもいかない。ヒカルは冷静にコーヒーを落とし、席まで運んだ。
運び終えて帰る途中、不意に強い視線を感じた。きっと、二人が被験者であるヒカルのことを見ているのだろう。それでも、ヒカルにはふり向く勇気はなかった。早く帰りたい、そのことだけを考えていた。
後のことは真理子に任せ、その日、ヒカルはこれで上がることにした。奥の部屋に行き、制服から私服に着替えた。着替え終わって出てくると、ちょうど黒岩たちが帰ろうとしていた。レジで会計を済ませ、二人は店から出ていった。結局、ヒカルに対して何も言わなかった。本当に自分に会いに来たのだろうかという、疑問すら生まれた。ヒカルも真理子に挨拶をすると、店を出た。
その後、ヒカルは歩きながら考えた。どうしても気になる、あの男の正体。何故、今になって急に会いに来ようなどと思ったのか、どうしても理解出来なかった。組織のトップとしては、被験者に会おうとするのは当然のことだが、特にヒカルの様子を窺うことなく、帰っていってしまったのだ。ますます意味がわからない。その時、誰かが駆けてくる音が背後から聞こえた。
ヒカルはふり向くと、真理子が走ってきた。店から、自分を追ってきたのだとヒカルは理解した。何か忘れ物でもしたのかと思ったが、心当たりはない。
「あの、どうしたんですか?」
まずは、目の前で息を切らしている真理子に尋ねる。
「あ……、ごめん。さっきのお客さんのことなんだけど……」
真理子の口から出た、予想外の台詞に戸惑った。もし万が一、ヒカルの正体がばれているのなら、もうこの世界にはいられなくなる。
「さっきの人、何か言ってなかった?」
「え……、べつに何も……」
「そう、良かった……」
真理子は、ホッとしたような表情を浮かべた。何が良かったのか、ヒカルにはよくわからないが、恐らくヒカルの正体はばれていないらしい。ヒカルもまた、胸を撫で下ろす。真理子はヒカルに、
「じゃあ、今日もお疲れ様」
と言うと、また走って店に戻っていった。その時、ふとヒカルの脳裏にあることが浮かんだ。真理子も、黒岩たちに会ったことがあるのだろうか。そうでなければ、「何か言っていたか」などと尋ねてくるはずがない。真理子は、何かを隠しているのだろうか。ヒカルは帰路を歩きながら考えたが、一向に答えを導き出せなかった。
翌朝、ヒカルは教室に行くと、また良が声をかけてくる。ここまでノー天気だと、逆に微笑ましくなってくる。ヒカルが黙って席に着くと、良が尋ねてきた。
「昨日のことだけどさ、もしかして怒ってる?」
「べつに怒ってねえよ」
「じゃあ、なんでそんなに暗そうなんだよ」
何も言わないヒカルに対し、良が推論を立ててきた。
「ひょっとして昨日、あれから何かあったのか?」
ヒカルはギクッとし、顔を上げて良を見ると、良も正解だと確信したような笑みを見せる。良もヒカルと同じ被験者だ。話しておくべきだと思ったヒカルは、昨日のことを話すことにした。
「昨日、ちょっと珍しい客が来てさ」
「珍しい客?」
「その……、夢現法人ハピネスの、社長……」
その話を聞いて、良も一発で理解したように、驚きの目を向ける。
「うわ、マジかよ! じゃあ、黒岩さんも来たのか?」
「うん、二人で来た」
「でも、何しに来たんだ?」
「俺にも、よくわからない。俺が何もしようとしないから、向こうから動いてくれた感じ。けど、それじゃダメなんだよな……。俺から何とかしないと、幸せになんて……」
「べつに、ならなくてもいいじゃん」
前を向くと、良が不思議そうな目でヒカルのことを見つめている。
「お前だって、自分がモテないことくらい自覚してるだろ? 顔だけじゃダメなんだよ」
ストレートに言う良。その言葉でヒカルはまた、地獄の底に叩きつけられるような感覚に陥る。良の言う通り、自覚しているからこそ辛い。良も、ヒカルがこの世界に来た本当の理由をまだ知らないのだ。そろそろ、本当に打ち明けた方が良いのかもしれない。今日の授業終わりにでも、ゆっくり話そう。
そう意気込んだのは良いものの、やはり勇気が出なかった。軽蔑の目で見られるのは、わかりきっているからだ。何も話せないまま、ヒカルは一人、大学を出た。道を歩く途中、道路脇に咲いている花でさえ、ヒカルのことを嘲笑っているように思えた。
「おや、元気がありませんね」
そんな聞き覚えのある声も、今のヒカルにとってはどうでも良かった。
……どうでも?
「お前……」
ヒカルが顔を上げ、見つめる先には黒岩が立っていたのだ。
ヒカルが言いかけると、黒岩の向かいに座っている男が答えた。
「すまんね、まだ決まってないから、後で来てくれるかい」
それを聞いて、ヒカルは伝票を持って下がっていった。それにしても、何故黒岩がここへ来たのかよくわからない。それに、一緒にいる男は誰なのだろうとヒカルは考えていた。こうなったら、黒岩から事情を聞くしかない。
カウンターから店内を覗くと、黒岩が男と何かを話しているのが見えるが、内容までは聞き取れない。ここのままでは腑に落ちない。ヒカルは、何とかして黒岩を外に連れ出す方法を考えた。そして、奥の手を使うことにした。
ヒカルは再び、二人のいる席に近づいていった。真理子たちには、絶対に気付かれてはいけない。出来るだけ、自然な感じで外に誘うのだ。
「ご主人様、大変申し訳ありませんが、お煙草はお外でお願いしますね」
ヒカルは、自然な笑顔を作った。幸い、店にはこの時間帯、真理子とあと一人の従業員しか残っていない。ヒカルは内心、頭が破裂しそうなくらい恥ずかしかった。ここでもし、他の従業員から変な目で見られてしまうと、居たたまれなくなる。しかし黒岩は男に、
「少し、失礼します」
と言い、立ち上がった。そこでヒカルもホッとし、黒岩を外にある喫煙所へと案内する。多少強引だったが、何とか誤魔化すことが出来た。それを見ていた真理子たちも、あまり気にしていないようだ。
二人は外に出ると、ヒカルは黒岩に尋ねる。
「なんで来たんだよ?」
「来てはいけませんか?」
黒岩から、予想通りの答えが返ってくる。しかしヒカルは、何か理由があると初めから悟っていた。そうでなければ、わざわざ被験者が働いている店にまで押しかけてくる必要はないだろう。何の目的で店に来たのかもう一度きいたところ、黒岩は答えた。
「我が無限法人ハピネスの会長が、直々に貴方に会いたいと言ってくださったのですよ」
「じゃあ……、さっき一緒にいたのって……」
「そうです。あの方が、我々を支える組織のリーダー。紅会長ですよ」
黒岩によると、先程一緒にいた人物こそが、黒岩の所属する組織の会長であり、ヒカルを被験者に選んだ張本人なのだという。担当者の黒岩は、今までその会長にヒカルの様子などを逐一伝えていたのだ。
「これが、最後の手なのですよ」
「最後の手?」
「前にも話したと思いますが、我々としてこのプロジェクトを是非とも成功させたいのです。なので、貴方には幸せになってもらわねば困るのです。貴方はこれまで、ご自分の力だけで何かしようとなさいましたか? 貴方が前に進めない以上、我々が動くしかないんですよ。その辺、弁えてくださいね」
黒岩はヒカルにそう言い残すと、再び店の中に戻っていった。その言葉は、ヒカルの心を深く突き刺した。ヒカルも、自分を変えたいと何度思ったか知れない。それでも、実行には結びつけなかった。自分の勇気のなさが、ヒカルは恨めしく思った。
ヒカルもまた、中に戻った。すると真理子が来て、注文をきいて来てとヒカルに伝票を渡した。ヒカルは、あまり気が乗らないのを仕事だからと自分に言い聞かせ、また二人のいる席に向かった。そこで、注文をきいた。
「ご注文は?」
すると、紅が言った。
「サルバトーレの伝説はあるかい?」
「は?」
何のことだか、さっぱりわからない。ヒカルが戸惑っていると、紅はこう言うのだ。
「あぁ、すまんね。イギリスで発明された、カクテルの名前だよ」
(ねーよ!)
「あ、あの……、ご主人様。メニュー表の中から言っていただいても宜しいですか?」
「あぁ、すまない。君にこのボケは通じなかったか」
(今の、ボケたんかい!)
この会長、ヒカルが黒岩の話から想像していた人物像とは、とても似つかない。というより、少し変わり者のようだ。結局、二人はコーヒーを注文し、ヒカルは伝票を真理子のところに持っていった。
「遅かったね。何話してたの?」
「いえ、何でもありません。失礼します」
ヒカルは、コーヒーを入れにいった。それにしても、朝から働いているせいか、次第に眠気が襲ってくる。しかし、相手が自分のことを知っているとはいえ、手を抜くわけにもいかない。ヒカルは冷静にコーヒーを落とし、席まで運んだ。
運び終えて帰る途中、不意に強い視線を感じた。きっと、二人が被験者であるヒカルのことを見ているのだろう。それでも、ヒカルにはふり向く勇気はなかった。早く帰りたい、そのことだけを考えていた。
後のことは真理子に任せ、その日、ヒカルはこれで上がることにした。奥の部屋に行き、制服から私服に着替えた。着替え終わって出てくると、ちょうど黒岩たちが帰ろうとしていた。レジで会計を済ませ、二人は店から出ていった。結局、ヒカルに対して何も言わなかった。本当に自分に会いに来たのだろうかという、疑問すら生まれた。ヒカルも真理子に挨拶をすると、店を出た。
その後、ヒカルは歩きながら考えた。どうしても気になる、あの男の正体。何故、今になって急に会いに来ようなどと思ったのか、どうしても理解出来なかった。組織のトップとしては、被験者に会おうとするのは当然のことだが、特にヒカルの様子を窺うことなく、帰っていってしまったのだ。ますます意味がわからない。その時、誰かが駆けてくる音が背後から聞こえた。
ヒカルはふり向くと、真理子が走ってきた。店から、自分を追ってきたのだとヒカルは理解した。何か忘れ物でもしたのかと思ったが、心当たりはない。
「あの、どうしたんですか?」
まずは、目の前で息を切らしている真理子に尋ねる。
「あ……、ごめん。さっきのお客さんのことなんだけど……」
真理子の口から出た、予想外の台詞に戸惑った。もし万が一、ヒカルの正体がばれているのなら、もうこの世界にはいられなくなる。
「さっきの人、何か言ってなかった?」
「え……、べつに何も……」
「そう、良かった……」
真理子は、ホッとしたような表情を浮かべた。何が良かったのか、ヒカルにはよくわからないが、恐らくヒカルの正体はばれていないらしい。ヒカルもまた、胸を撫で下ろす。真理子はヒカルに、
「じゃあ、今日もお疲れ様」
と言うと、また走って店に戻っていった。その時、ふとヒカルの脳裏にあることが浮かんだ。真理子も、黒岩たちに会ったことがあるのだろうか。そうでなければ、「何か言っていたか」などと尋ねてくるはずがない。真理子は、何かを隠しているのだろうか。ヒカルは帰路を歩きながら考えたが、一向に答えを導き出せなかった。
翌朝、ヒカルは教室に行くと、また良が声をかけてくる。ここまでノー天気だと、逆に微笑ましくなってくる。ヒカルが黙って席に着くと、良が尋ねてきた。
「昨日のことだけどさ、もしかして怒ってる?」
「べつに怒ってねえよ」
「じゃあ、なんでそんなに暗そうなんだよ」
何も言わないヒカルに対し、良が推論を立ててきた。
「ひょっとして昨日、あれから何かあったのか?」
ヒカルはギクッとし、顔を上げて良を見ると、良も正解だと確信したような笑みを見せる。良もヒカルと同じ被験者だ。話しておくべきだと思ったヒカルは、昨日のことを話すことにした。
「昨日、ちょっと珍しい客が来てさ」
「珍しい客?」
「その……、夢現法人ハピネスの、社長……」
その話を聞いて、良も一発で理解したように、驚きの目を向ける。
「うわ、マジかよ! じゃあ、黒岩さんも来たのか?」
「うん、二人で来た」
「でも、何しに来たんだ?」
「俺にも、よくわからない。俺が何もしようとしないから、向こうから動いてくれた感じ。けど、それじゃダメなんだよな……。俺から何とかしないと、幸せになんて……」
「べつに、ならなくてもいいじゃん」
前を向くと、良が不思議そうな目でヒカルのことを見つめている。
「お前だって、自分がモテないことくらい自覚してるだろ? 顔だけじゃダメなんだよ」
ストレートに言う良。その言葉でヒカルはまた、地獄の底に叩きつけられるような感覚に陥る。良の言う通り、自覚しているからこそ辛い。良も、ヒカルがこの世界に来た本当の理由をまだ知らないのだ。そろそろ、本当に打ち明けた方が良いのかもしれない。今日の授業終わりにでも、ゆっくり話そう。
そう意気込んだのは良いものの、やはり勇気が出なかった。軽蔑の目で見られるのは、わかりきっているからだ。何も話せないまま、ヒカルは一人、大学を出た。道を歩く途中、道路脇に咲いている花でさえ、ヒカルのことを嘲笑っているように思えた。
「おや、元気がありませんね」
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