8月15日……死ねるはずもないのに、自殺未遂をした。

ノベルバユーザー173744

8月15日……死ねるはずもないのに、自殺未遂をした。

毎日毎日、父に怒られる。

「どうしてそう意地を張るんぞ!!お前は将来、あいつらに面倒見てもらわんといけんやろうが!?」
「そんなんいらん!!」
「お前が謝ったらええんじゃ。それに、あのダイエットシューズの金も……」
「いらん!!甥と姪にあげたらええやん!!」

言い返すと、いつもの台詞。

「お前は母さんに似とる。そこまで頑固に……」
「悪かったね!!そんなに言うなら生むな!!一方的に悪い悪いって、最初は向こうが、生活保護の私にたかるんが悪いんじゃ!!それを悪うないいうか!」
「それとこれとは違うやろうが!!」
「何が違うんじゃ!!あぁ、もうえぇわ!!電話してこんといてうざい!!」

父からの電話はいつも切ったあと号泣する。
わたしがすべてわるいのか?私が言いたいことを、正確に必死に訴えても、うるさいと一蹴する。

「それなら生むなや!!」

ボロボロと泣きながら、薬をいれた袋を全て出して、中身を一つ一つ出していく。
一週間分の睡眠導入剤、アレルギーの薬とめまい止め、胃腸薬を一ヶ月分。
合計約120錠の薬を一気に飲んで、そのまま眠った。

翌日、全身の筋に、節々が痛み、横にもなれなかった。

「痛い……!!歩けない、立てない!!」

昨日の心の痛みとかわらない痛みに悲鳴をあげる。
何で!?私が悪いのか?生まれてきたから?
泣きながら、実家に連れて帰ってもらう。

私が悪いのかな……涙が止まらない。
うまれてくるんじゃなかった。自分の弱さが憎かった。

今日も、もっと落ち込むん
じゃないかないあと思う。

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