かみさま、殺してきました「テヘ♡」

なぁ~やん♡

神之思(2)

今日は、荷物をまとめる日と、少年は言った。少女はぐちゃぐちゃな部屋を眺め、
「うわぁ、何がいるの・・・必要なものって、あまりないわね。」
少年は自分の荷物も持って、一階で合流すると言っていた。少女の部屋は、二階にあるのだ。少女は部屋をあさり、やっとのことで何とか使えるもので必要なものをまとめた。
「はぁ、カバンもさがそ。」
そうだ。使えないものとつかえるものが多すぎて、どれを使えばいいのかわからない。とりあえず、少女は使えるカバンをまとめた。
「これとこれとこれとこれ!」
大きめの肩掛け。大きめのリュック。大きい旅行用のカバンと小さめの肩掛けバック。
「うわあ。これならもっと使えるもの入れれそう。それなら、使えるもの全部まとめてから決めよ。」
少年が来る時間まで2時間半も残っている。荷物まとめには問題ないだろう。なやんで2時間過ぎ、あと30分になった時、少女の荷物まとめが終わった。
大きめの肩掛けには:
「下着、洋服、靴など1年分と、小型洗濯機(1回につき1枚しか入れられないやつ)。あとカメラ。あとライトと寝袋と小型の家(二人用の折り畳みテント)。とくし、洗面器。ミネラルウオーター。枕。」
これでつめっつめだ。
大きめのリュックには:
「食料。水の50年分。お菓子。料理道具。ガスコンロ、ガスボンベ。プラスチック食器に小型の水が出てくるやつ(詳しい名前は知らない)」これもつめっつめ。
大きい旅行のカバンは:
「薬、医療用具、ケータイ、パソコン。折り畳みの机といす二人分。小さめのタンス(めちゃ小さい)ノート二冊とペン6ボールペン。あと銃と中の玉。あと長めの剣(もちろんカバー付き)テープ10個、ノリ8本。髪止め(ピン、ゴム、カラフルゴム)ひも10束。ジュース3本。メモ帳5個に鉛筆、シャーペン。プリンター、印刷機。」
これは詰めすぎだ。やっと5分かかって閉めた。
小さめの肩掛けバッグには:
「A4の紙。財布(5千万)。丈夫な鎖。あと木(素材系のもの)」
小さめだから、つめ詰め。少女が荷物を確認し終わると、すぐに少年の声が聞こえた。
『お~い!荷物準備できたか?』
「はーい!セルステア!」
『クリスタル!早く!』
「わかった~!」
少女は目の前の大量の荷物をばっとつかみ、慌てて降りて行った。少年はいない。少女はきょろきょろしている。少年は、
『まだどこにいるかは知らせられないな~。ちょっとそこら辺の死体の体を借りてくる。ボクに似たやつで!ちょっとっ待ってて!』
そういうと少年はどこかへ行ってしまった。少女は待ちながら思った。

ねぇ、あなたは、どれだけの秘密があるのかな———。

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