かみさま、殺してきました「テヘ♡」

なぁ~やん♡

殺之心(3)「師匠に会いました」

「ねぇ、サラン・・・」
『あぁ・・・わかってる・・・』
空を飛ぶ大量発生物体・・・。それはよく見ると「人間」だった。
「えっと・・・あれは、魔法?」
『エンジェルフライ・・・だ・・・』
「えーいーなー天使ー」
『ユリめー!』「まぁ、まぁ」
『と、とりあいず、行こう!!!』

♢   ♦   ♢
「~~~~~~~~」『・・・・・・・・・』
「『あいつらはなんでついてくるんだ!?』」
そう。その「物体」は坂ノ橋神奈の神殿に向かっている。
「何の用!?」
『ちょ・・・ユリに会っちゃうじゃない・・・?』
「え、やば・・・」
『そいえば、ユリって誰に付いてたっけ・・・?』
「ん~、よく覚えてないけど、本には師匠一行についてったって・・・」
『それはまた厄介な・・・・』
「はぃはい、どぉせ私は厄介じゃないんですよ~だ」
『なんだ、お前も嫉妬するのか・・・』「うっさいな!!!」
歩いて、もう5時間。そろそろ疲れてきた。
すると、その物体たちは降りてきた。
『えちょ・・・は?』「えなんで?飛んでなさいっよ・・・」
【こっちだって疲れでいますもん!!!】
『ひぃぃぃぃい!ユリだぁぁぁぁっ!!』
【オイ・・・サラン・・・】
天神と想像すると、一般には白い服の(人によってはワンピース・スカート)に人によっては花かんむり、優しそうな感じを想像するだろう。
ユリは百合の花を頭の周りに刺していて紫の光放つツヤツヤの髪。ピンクのネックレスに高校生の制服・・・。なぜ制服なのかわからないが、それはどうでもいいとして・・・(いやどうでもよくないわ)
{で、なんでここ?}
小さな女の子。
「は?ここなの?」
と女のひと
〔えっと・・・この人たちって・・・〕
と、少女。
「あれ?鉢合わせ?」
と、男の人。
「えっと・・・坂ノ橋神奈に会いに行く・・・」
〔え!?わたくしたちもなの・・・!〕
立っているだけ時間の無駄なので、歩きながら二人はここに来た原因、今までの事、気持ち、嫌なこと、全部話した。代わりにこの四人もいろいろな過去を話してくれた。その中にはこのチームの中で知らなかったこともたくさん詰まっていた。
{そっか・・・みんなつらいんだね・・・}
『覚悟、決めなきゃな・・・?』
〔だね・・・!〕
殺すことは怖いけれど、怖いなんて言っていたら、恨みは果たせない。永遠に恨んだまま人生が終わり、恨んだ心のまま新しい人生に変わる。でもそんな風に過ごしていたならきっとまたいじめられてしまうから。そうなりたくないから、そんなことはもう言っていられない。だから・・・みんなもそんなきもちでいるから・・・それを裏切ってはいけない。あの人を例にしよう・・・一生・・・。

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