満月の美しい夜に…
クーデターですよ!!ビックリです!!
琉璃の傷は初期の止血、手際のよさでほぼ解らない程になっていた。
しかし、元々人見知りが激しい方だったのが、ますます怖がるようになり、心配していたが、
「りゅーり、見つけた~!!」
「ほんとだ~!!」
「りゅーりは絶対、りょー兄ちゃんの近くにいるもんね!!」
きゃははは!!
笑うのはヴァーセルの子供と孫たち。
たちと言うのは、ヴァーセルは早婚の上子沢山、そして上の子供も結婚して孫がいると言う。
で、一度、
「あの、ヴァーセルどの、女官長どの、お孫さんとお子さんは……」
と聞くと、二人は首をかしげ、
「えっと、あれは息子で……」
「違いますよ。あの子が長男の息子の……あら?次男の息子だったかしら!?」
「……家の息子たちは、子供を置き去りに『外に遊びに』行くからね……あぁ、名前を覚えるのも億劫だよ」
ヴァーセルはため息をつくが、孫か子供かの区別は考えず、名前は間違えないらしい。
曰く、
「名前は私がつけたから!!」
だそうである。
「ねえねえ、りゅーり!!お歌歌ってよ!!ほら、あの歌!!」
琉璃はキョトン?とする。
「ほら、あれ、この間歌ってくれたの!!」
「んと、『フィンランディア』……」
「違うよ~!!日本の曲で、『浜辺の歌』綺麗だよね!!」
うんうん!!と子供たちは頷き、そして、
「お、えーと『朧月夜』とかも、本当に良いよね。僕も好き!!」
「僕も僕も!!」
「『椰子の実』に『早春賦』とか……りょーお兄ちゃん教えて!!」
子供たちははしゃぐ。
亮は、微笑む。
「そうだね?歌って……!?」
外のざわついた様子にとっさに子供たちをかばおうとしたところ、姿を見せたのは、赤ん坊を抱きつつ二人の瓜二つの美女を庇いながら姿を見せたのは、ロウディーンである。
血まみれの伯父に、驚き泣きそうな顔になった琉璃。
「琉璃。伯父さんは怪我をしていないよ。それよりも、この方々をヴァーセルたちに!!私は、ハウリスのところに、戻らないと!!」
「ハウリスさま……と言うと、トウリャン国の……」
「そうだよ……良いですね!!二人とも、気を確かに持ちなさい!!子供たちを守りなさい!!」
しっかりとした口調で言い切ると、亮に抱いていた赤ん坊を押し付け出ていく。
「も、申し訳……ありま、せん……」
震える声で囁く美女に、亮は、
「大丈夫ですよ。まずは、皆?お母さんを呼んできて。お二人の身を清めていただこう。赤ちゃんたちは……」
「だ、大丈夫です!!」
「駄目ですよ。亮さまのいうとおり、少しの間、私たちと参りましょう」
姿を見せた女官長は、二人を連れていく。
亮は、大中小の幼児を見つめる。
「んーと、お名前は?って、まだ言えないね?じゃぁ、皆?大きいお姉ちゃんたちに、『ベビーバスと、タオルと幼児のお洋服を3つ持ってきてね?』って、お願いしてくれる?」
「はーい!!」
数人の子は走り去り、他の子は、
「お兄ちゃん!!男の子?女の子?」
「うーん……男の子が二人だね。こんにちは?」
微笑むと、きゃはっと笑う、一番大きな子供。
それでも1才になるかならないかである。
「じゃぁ、あのお兄ちゃんと、おんなじにばんざーいってしようね?」
ばんざーいと手をあげる子供を真似て、手をあげたのを器用に服を脱がせる。
おむつのままハイハイしようとするのを、子供の一人がうんしょっと抱き上げる。
「わぁーい。弟弟!!」
「あなたたち、何をしてるの!?」
姉たちがタオルと服を持ってきて、その後ろからベビーバスとお湯などを持ってくる兄たち。
「弟だよ!!ほら!!」
「あらぁ……お父さんたち又お母さん妊娠しちゃったの?出産まで早いわねぇ」
ボケたところのある、ヴァーセルの3女のルゥルゥが感心する。
「そんなわけはないだろう!!全く……おや、お利口だね?おじちゃんと遊ぼうか?」
言いつつ、幼児を子供たちが準備したベビーバスに入れ始める。
「じゃぁ……」
「ふぎゃぁぁん!!」
泣き出した元気な大きい子の血を浴びた服を脱がせた亮は、
「元気な女の子だねぇ……じゃぁ、ルゥルゥさん。お願いします」
「はいはい」
抱き上げ連れていくと、最後に残された大きな瞳を潤ませてプルプルと怯える赤ん坊に、琉璃は、
「大丈夫でしゅよ?いい子いい子でしゅ」
よしよしと頭を撫でて、頬にチュッとキスをすると、目を丸くして嬉しそうに笑う。
「わぁ!!可愛いでしゅ。琉璃、おねえしゃんでしゅ!!」
「琉璃は偉いねぇ。じゃぁ、お兄ちゃんと二人で入れてあげようね?」
「あい!!」
3人の幼児は、お風呂に入れるとすぐに、疲れたらしくすやすやと寝入っている。
ベビーベッドを用意しようとしたのを、亮が自分のベッドで休ませたのだ。
そして、二人の美女は……。
「ハ、ハウリスさまの奥方カレン王妃と、確か、ハウリスさまの側近中の側近シュール卿の奥方モクランどの……ですよね?」
世界情勢に精通している兄がいる亮は、一目で彼女たちを知る。
そして、
「何か……あったんですか!?」
「……ごめんなさい……ごめんなさい!!」
泣き崩れるモクランに、カレンは抱き締め、
「……クーデターです。夫が殺されたの」
「な、なんですって!?」
「クーデターを企てたのは、貴方と年の変わらないハウリスの弟のチューティスどの。そのクーデターを煽ったのは……」
「お、夫が……シュールが親友であり、学友であるお兄様を裏切って!!」
泣きじゃくる。
潤んだ瞳をキッとさせ、カレンは、
「義妹のシャーロットと義母上は、軟禁されているわ。それに、亡き義父上の時代からの忠臣方も……私は、友人の諸岡さまのお姉さまたちに頼んで……」
「家の姉と友人なんですか!?ど、どちらと!?」
「あら、私と同じ学校だったのよ。私も元々オリンピックを目指していたから」
コロコロと笑う。
「あ、あの……モクランさまも……?」
「モクランは、貴方の妹さんの先輩よ。本当は演奏家を目指していたの」
亮が全く知らなかった関係に、姉たちと妹の恐ろしさを再認識する。
「それにね、今回は実は弟さんが、お兄様の収集した情報で危険だからとロウディーンさまと共に、私たちを迎えに来てくれたの。……本当は夫も、来るはずだったのに……!!わ、私が食って掛かろうとして、庇ってくれた夫が……シュールに撃たれて……!!」
「ごめんなさい!!お姉さま……私が、私のせいで!!」
「違うわ!!貴方は必死に説得したのに、無視したのでしょう!!あの男が!!」
ボロッ……と、涙が頬を伝う。
「あの人は、不器用だけど必死に国を守ろうとしていたのに……」
「お姉さま!!モクランお姉さまも!!」
ハキハキとした声に振り返ると、キリッとした少女が、少年と数人の壮年の男たちに、何故か……、
「子明兄上?」
「よっ!元気そうだな、亮。それに琉璃!!ほら見てみろ!!リョウ。お前と同じ名前なのに、品があって、賢くて違うだろ?」
「うるさい!!」
少年を見下ろし……、
「あれ?君はもしかして、あの総合格闘技のソウ選手の息子さんだよね?確か12才だけど、天才選手の異名を持つ」
「俺のこと、知ってるのか!?」
「知ってるも何も、ソウ選手には弟共々お世話になっていて……も、もしかして!!」
うなだれた少年は、
「親父……父は、先代からたくさんの恩義を受けてきて、ハウリスさまにも信頼されていて……一番危険だと……。でも、シャーロットと母后さまを守れと。均にいに……頼んで……」
「……偉かったね、よく守ってきたね!!リョウ。同じ名前をもって嬉しいよ」
モクランは這いつくばり、額を擦り付けるようにして叫ぶ。
「申し訳ありません!!申し訳……ありません!!私の夫が……こんなひどい、恐ろしいことを!!子供たちに罪はありません!!私が私が!!」
隠し持っていたナイフで喉を突こうとしたのを、ロウディーンが奪い取り、
「貴方は……未婚です」
「!?」
繋がらない、意味不明の言葉に硬直するモクランに、シャーロットは、一枚の戸籍を差し出す。
「モクランお姉さま……これが、貴方の偽りの夫の正体です」
夫だと思っていたシュールの戸籍の妻の欄には、異国の王女の名前が記され、離婚歴も記載されていない。
自分の名前も、それどころか子供たちの名前も記されておらず、呆然とする。
「わ、私は……そ、そんな!?じゃぁこ、子供たちは……!!」
ショックに倒れ込んだモクランをロウディーンは抱き上げ、
「休みましょう。ご案内しますよ」
「公主直々に……」
躊躇う異国の忠臣たちに、ロウディーンは、
「あなた方は私の国を救ってくれたでしょう?今度は私が守りましょう。大丈夫です。子供さんは……」
「あ、ロウディーン公主。俺……私が、このリョウとここにお邪魔します!!安心してください!!」
子明が手をあげる。
「ありがとう。頼むよ。子明どの。では、リョウどのに亮?琉璃もよろしくね?」
4人は頷いたのだった。
しかし、元々人見知りが激しい方だったのが、ますます怖がるようになり、心配していたが、
「りゅーり、見つけた~!!」
「ほんとだ~!!」
「りゅーりは絶対、りょー兄ちゃんの近くにいるもんね!!」
きゃははは!!
笑うのはヴァーセルの子供と孫たち。
たちと言うのは、ヴァーセルは早婚の上子沢山、そして上の子供も結婚して孫がいると言う。
で、一度、
「あの、ヴァーセルどの、女官長どの、お孫さんとお子さんは……」
と聞くと、二人は首をかしげ、
「えっと、あれは息子で……」
「違いますよ。あの子が長男の息子の……あら?次男の息子だったかしら!?」
「……家の息子たちは、子供を置き去りに『外に遊びに』行くからね……あぁ、名前を覚えるのも億劫だよ」
ヴァーセルはため息をつくが、孫か子供かの区別は考えず、名前は間違えないらしい。
曰く、
「名前は私がつけたから!!」
だそうである。
「ねえねえ、りゅーり!!お歌歌ってよ!!ほら、あの歌!!」
琉璃はキョトン?とする。
「ほら、あれ、この間歌ってくれたの!!」
「んと、『フィンランディア』……」
「違うよ~!!日本の曲で、『浜辺の歌』綺麗だよね!!」
うんうん!!と子供たちは頷き、そして、
「お、えーと『朧月夜』とかも、本当に良いよね。僕も好き!!」
「僕も僕も!!」
「『椰子の実』に『早春賦』とか……りょーお兄ちゃん教えて!!」
子供たちははしゃぐ。
亮は、微笑む。
「そうだね?歌って……!?」
外のざわついた様子にとっさに子供たちをかばおうとしたところ、姿を見せたのは、赤ん坊を抱きつつ二人の瓜二つの美女を庇いながら姿を見せたのは、ロウディーンである。
血まみれの伯父に、驚き泣きそうな顔になった琉璃。
「琉璃。伯父さんは怪我をしていないよ。それよりも、この方々をヴァーセルたちに!!私は、ハウリスのところに、戻らないと!!」
「ハウリスさま……と言うと、トウリャン国の……」
「そうだよ……良いですね!!二人とも、気を確かに持ちなさい!!子供たちを守りなさい!!」
しっかりとした口調で言い切ると、亮に抱いていた赤ん坊を押し付け出ていく。
「も、申し訳……ありま、せん……」
震える声で囁く美女に、亮は、
「大丈夫ですよ。まずは、皆?お母さんを呼んできて。お二人の身を清めていただこう。赤ちゃんたちは……」
「だ、大丈夫です!!」
「駄目ですよ。亮さまのいうとおり、少しの間、私たちと参りましょう」
姿を見せた女官長は、二人を連れていく。
亮は、大中小の幼児を見つめる。
「んーと、お名前は?って、まだ言えないね?じゃぁ、皆?大きいお姉ちゃんたちに、『ベビーバスと、タオルと幼児のお洋服を3つ持ってきてね?』って、お願いしてくれる?」
「はーい!!」
数人の子は走り去り、他の子は、
「お兄ちゃん!!男の子?女の子?」
「うーん……男の子が二人だね。こんにちは?」
微笑むと、きゃはっと笑う、一番大きな子供。
それでも1才になるかならないかである。
「じゃぁ、あのお兄ちゃんと、おんなじにばんざーいってしようね?」
ばんざーいと手をあげる子供を真似て、手をあげたのを器用に服を脱がせる。
おむつのままハイハイしようとするのを、子供の一人がうんしょっと抱き上げる。
「わぁーい。弟弟!!」
「あなたたち、何をしてるの!?」
姉たちがタオルと服を持ってきて、その後ろからベビーバスとお湯などを持ってくる兄たち。
「弟だよ!!ほら!!」
「あらぁ……お父さんたち又お母さん妊娠しちゃったの?出産まで早いわねぇ」
ボケたところのある、ヴァーセルの3女のルゥルゥが感心する。
「そんなわけはないだろう!!全く……おや、お利口だね?おじちゃんと遊ぼうか?」
言いつつ、幼児を子供たちが準備したベビーバスに入れ始める。
「じゃぁ……」
「ふぎゃぁぁん!!」
泣き出した元気な大きい子の血を浴びた服を脱がせた亮は、
「元気な女の子だねぇ……じゃぁ、ルゥルゥさん。お願いします」
「はいはい」
抱き上げ連れていくと、最後に残された大きな瞳を潤ませてプルプルと怯える赤ん坊に、琉璃は、
「大丈夫でしゅよ?いい子いい子でしゅ」
よしよしと頭を撫でて、頬にチュッとキスをすると、目を丸くして嬉しそうに笑う。
「わぁ!!可愛いでしゅ。琉璃、おねえしゃんでしゅ!!」
「琉璃は偉いねぇ。じゃぁ、お兄ちゃんと二人で入れてあげようね?」
「あい!!」
3人の幼児は、お風呂に入れるとすぐに、疲れたらしくすやすやと寝入っている。
ベビーベッドを用意しようとしたのを、亮が自分のベッドで休ませたのだ。
そして、二人の美女は……。
「ハ、ハウリスさまの奥方カレン王妃と、確か、ハウリスさまの側近中の側近シュール卿の奥方モクランどの……ですよね?」
世界情勢に精通している兄がいる亮は、一目で彼女たちを知る。
そして、
「何か……あったんですか!?」
「……ごめんなさい……ごめんなさい!!」
泣き崩れるモクランに、カレンは抱き締め、
「……クーデターです。夫が殺されたの」
「な、なんですって!?」
「クーデターを企てたのは、貴方と年の変わらないハウリスの弟のチューティスどの。そのクーデターを煽ったのは……」
「お、夫が……シュールが親友であり、学友であるお兄様を裏切って!!」
泣きじゃくる。
潤んだ瞳をキッとさせ、カレンは、
「義妹のシャーロットと義母上は、軟禁されているわ。それに、亡き義父上の時代からの忠臣方も……私は、友人の諸岡さまのお姉さまたちに頼んで……」
「家の姉と友人なんですか!?ど、どちらと!?」
「あら、私と同じ学校だったのよ。私も元々オリンピックを目指していたから」
コロコロと笑う。
「あ、あの……モクランさまも……?」
「モクランは、貴方の妹さんの先輩よ。本当は演奏家を目指していたの」
亮が全く知らなかった関係に、姉たちと妹の恐ろしさを再認識する。
「それにね、今回は実は弟さんが、お兄様の収集した情報で危険だからとロウディーンさまと共に、私たちを迎えに来てくれたの。……本当は夫も、来るはずだったのに……!!わ、私が食って掛かろうとして、庇ってくれた夫が……シュールに撃たれて……!!」
「ごめんなさい!!お姉さま……私が、私のせいで!!」
「違うわ!!貴方は必死に説得したのに、無視したのでしょう!!あの男が!!」
ボロッ……と、涙が頬を伝う。
「あの人は、不器用だけど必死に国を守ろうとしていたのに……」
「お姉さま!!モクランお姉さまも!!」
ハキハキとした声に振り返ると、キリッとした少女が、少年と数人の壮年の男たちに、何故か……、
「子明兄上?」
「よっ!元気そうだな、亮。それに琉璃!!ほら見てみろ!!リョウ。お前と同じ名前なのに、品があって、賢くて違うだろ?」
「うるさい!!」
少年を見下ろし……、
「あれ?君はもしかして、あの総合格闘技のソウ選手の息子さんだよね?確か12才だけど、天才選手の異名を持つ」
「俺のこと、知ってるのか!?」
「知ってるも何も、ソウ選手には弟共々お世話になっていて……も、もしかして!!」
うなだれた少年は、
「親父……父は、先代からたくさんの恩義を受けてきて、ハウリスさまにも信頼されていて……一番危険だと……。でも、シャーロットと母后さまを守れと。均にいに……頼んで……」
「……偉かったね、よく守ってきたね!!リョウ。同じ名前をもって嬉しいよ」
モクランは這いつくばり、額を擦り付けるようにして叫ぶ。
「申し訳ありません!!申し訳……ありません!!私の夫が……こんなひどい、恐ろしいことを!!子供たちに罪はありません!!私が私が!!」
隠し持っていたナイフで喉を突こうとしたのを、ロウディーンが奪い取り、
「貴方は……未婚です」
「!?」
繋がらない、意味不明の言葉に硬直するモクランに、シャーロットは、一枚の戸籍を差し出す。
「モクランお姉さま……これが、貴方の偽りの夫の正体です」
夫だと思っていたシュールの戸籍の妻の欄には、異国の王女の名前が記され、離婚歴も記載されていない。
自分の名前も、それどころか子供たちの名前も記されておらず、呆然とする。
「わ、私は……そ、そんな!?じゃぁこ、子供たちは……!!」
ショックに倒れ込んだモクランをロウディーンは抱き上げ、
「休みましょう。ご案内しますよ」
「公主直々に……」
躊躇う異国の忠臣たちに、ロウディーンは、
「あなた方は私の国を救ってくれたでしょう?今度は私が守りましょう。大丈夫です。子供さんは……」
「あ、ロウディーン公主。俺……私が、このリョウとここにお邪魔します!!安心してください!!」
子明が手をあげる。
「ありがとう。頼むよ。子明どの。では、リョウどのに亮?琉璃もよろしくね?」
4人は頷いたのだった。
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