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あらすじ
今から20年前ーある国で、セイレーンの力を巡る戦争が起きた。セイレーンは、その歌声で人々を操る事が出来る。その力に目をつけ、世界を自分の思い通りに操ろうとしたのは『ザレス』という小国だった。
その国は、ひっそりと隠れて暮らしていたセイレーンの集落を見つけ出し、1人残らず連れ出し、逆らう者は殺した。連れ出されたセイレーン達は、その国の為に歌い歌声が枯れ果てた者は、ゴミの様に捨てられた。
歌声を酷使したセイレーンは1人、また1人と死んでいきやがて、ただ一人の少女だけになってしまった。 その少女を不憫に思ったザレス国兵士の青年が、少女を救おうと大国である『ブルームーン』に助けを求めようと国を出た。
青年はブルームーンの王子や仲間達と一緒にセイレーンの少女を助け出す事に成功し、ザレス国は滅びてしまった。セイレーンの少女は、青年と結ばれて幸せに暮らしている。
しかし、20年後の今、また新たにセイレーンの力を欲する者が現れた。