269 - 「眠りの森のダンジョン４―ドロップカード」

　カード獲得を告げるシステムメッセージを眺めていたマサトが、少し驚いた様子で頷く。

　討伐したのは樹人ツリーフォークと妖精フェアリーだったはずが、ドロップしたカードにはそれらとは一見関係なさそうなものが多く含まれていたからだ。

　改めて獲得したモンスターカードから確認していく。


【Ｃ】　眠りの森の樹人スリーピング・フォレスト・ツリーフォーク、３／５、(緑)(５)、「モンスター ― 樹人ツリーフォーク」、[眠りの叫びＬｖ１]
【ＳＲ】　眠りの森の守護者達スリーピング・フォレスト・ガーディアンズ、(緑×５)(Ｘ)(Ｘ)、「ソーサリー」、[Ｘ：眠りの森の樹人スリーピング・フォレスト・ツリーフォークの召喚Ｘ]
【ＳＲ】　千年樹人サウザンド・ツリーフォーク、５／８、(緑×５)(８)、「モンスター ― 樹人ツリーフォーク」、[(緑×５)：若木の樹人ヤング・ツリーフォーク１／３召喚１][手札帰還]


（千年樹人サウザンド・ツリーフォークか。これはウッドより使い勝手が良さそうだ）


　千年樹人サウザンド・ツリーフォークは、別名女王樹人マザー・ツリーフォークとも呼ばれる樹人ツリーフォーク召喚能力をもった大型モンスターだ。

　召喚コストこそ馬鹿にならない重さだが、手札帰還という究極の除去回避能力をもっているため、マナがある限り何度でも場に呼び戻して樹人ツリーフォークを生産し続けることができる。

　眠りの森の守護者達スリーピング・フォレスト・ガーディアンズと千年樹人サウザンド・ツリーフォークの２枚だけで、大収穫となったことは言うまでもない。


（これは幸先が良い）


　マサトも気分が良くなる。

　樹人ツリーフォーク以外に獲得したモンスターカードは、コモンの蠢く球根カードが２枚。アンコモンの小さなならず者ローグ・フェアリーカードが３枚、レアの優艶な紫蝶グレイスフル・バタフライカードが１枚だ。


【Ｃ】　蠢く球根、0／１、(緑)、「モンスター ― 植物」、[(緑)：「絡みつき草」「噛みつき草」「寄生植物レシア」のいずれかへ進化]
【ＵＣ】　小さなならず者ローグ・フェアリー、１／１、(青)(１)、「モンスター ― 妖精フェアリー」、[精神干渉Ｌｖ１][隠匿Ｌｖ１][飛行]
【Ｒ】　優艶な紫蝶グレイスフル・バタフライ、０／１、(緑)、「モンスター ― 昆虫」、[毒Ｌｖ３][飛行]


　恐らく戦闘に巻き込まれて一緒に討伐されたモンスターだろう。

　どれも攻撃力１以下の小粒なモンスターばかりだが、精神干渉をもつ妖精フェアリーだったり、強力な毒をもつ蝶だったりと、状況によっては使える能力を保有している。

　また、追加召喚魔法の大型魔法ソーサリーカードとして、コモンの群生する椎茸テラ・シイタケカードという風変わりのものも１枚ほど獲得していた。


【Ｃ】　群生する椎茸テラ・シイタケ、(緑)(２)、「ソーサリー」、[生命力の強い椎茸群０／１召喚５]


　戦力としては期待できないが、これはこれで良い生贄要員となってくれるだろう。

　そして、もっとも想定外の収穫だったのは、魔導具アーティファクトカードだ。

　妖精の粉フェアリーパウダーと呼ばれる飛行能力を一時的に付与してくれるコモンの消耗品カードが４枚に、マナ生成ができるアンコモンの飴色の琥珀アンバーが３枚、マナ生成に加えて魔法障壁効果も付いている妖精の羽入り琥珀フェアリートレジャズが１枚と、これだけでも良い収穫だった。


【Ｃ】　妖精の粉フェアリーパウダー、(１)、「アーティファクト ― 消耗品」、[一時能力付与：飛行][耐久Ｌｖ１]
【ＵＣ】　飴色の琥珀アンバー、(２)、「アーティファクト ― マナ生成」、[マナ生成(１)][マナ生成限界５][耐久Ｌｖ５]
【ＳＲ】　妖精の羽入り琥珀フェアリートレジャズ、(５)、「アーティファクト ― 装備品、マナ生成」、[魔法障壁Ｌｖ２][マナ生成(１)][装備コスト(０)][耐久Ｌｖ５]


　ただ、今回はそれだけではない。

　他にも、１枚ずつだが多くの装備品カードを獲得することができた。


【ＵＣ】　呪術師ショウズの光のロザリオ、(１)、「アーティファクト ― 装備品」、[闇魔法攻撃耐性Ｌｖ２][精神攻撃耐性Ｌｖ２][装備コスト(０)][耐久Ｌｖ３]
【Ｒ】　呪術師ショウズの命の指輪、(３)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋０／＋１][生贄時：ダメージ１点軽減][装備コスト(０)][耐久Ｌｖ３]
【Ｒ】　呪術師ショウズの魔杖サクラ、(５)、「アーティファクト ― 装備品」、[精神魔法消費魔力軽減Ｌｖ２][精神魔法攻撃Lv２][精神魔法攻撃耐性Ｌｖ２][装備コスト(０)][耐久Ｌｖ３]

【Ｃ】　壊れかけの雷槍クラクトゥ・ライトニングスピア、(赤)(３)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋３／＋０][雷属性攻撃Ｌｖ２][装備コスト(赤)][攻撃時：耐久Ｌｖ－１][耐久Ｌｖ１]
【ＵＣ】　蛮炎の短刀ワイルドフレイムダガー、(赤)(２)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋２／＋０][火属性攻撃Ｌｖ２][装備コスト(赤)][耐久Ｌｖ３]
【Ｒ】　雷喰いの円盾ライトニングイーターシールド、(赤)(２)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋０／＋２][雷魔法吸収Ｌｖ２][装備コスト(赤)(２)][耐久Ｌｖ３]
【Ｒ】　月食の双剣ハティ・ファング、(黒)(５)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋２／＋０][闇属性二段攻撃][俊敏Ｌｖ４][装備コスト(黒×２)][耐久Ｌｖ３]
【Ｒ】　竜血樹の双頭槍弓ドラセナ・マルチウェポン、(緑☓２)(４)、「アーティファクト ― 装備品」、[装備補正＋４／＋０][追尾型弓攻撃Ｌｖ４][風魔法障壁Ｌｖ４][装備コスト(緑☓２)(４)][耐久Ｌｖ３]
【ＳＲ】　ネズの樹の黒枝杖ネズ・カタリスト、(黒×３)、「アーティファクト ― 装備品」、[闇魔法攻撃Ｌｖ３][闇魔法吸収Ｌｖ３][生贄時：ネズの黒鳥３／２召喚１][装備コスト(黒×３)][耐久Ｌｖ１]


　中には強力な能力を持つＳＲ武器もある。


（樹人ツリーフォークに破れた冒険者達の装備か……？　これは使えそうだ）


　いくつかの装備品を召喚してみせると、全員の視線がマサトへと向いた。

　ちょこちょこと短い足を素早く動かし、真っ先に駆け寄ってきたララが、召喚された装備品を見て口を開く。


「これは何なのかしら！？」

「樹人ツリーフォークを討伐したら手に入った。ヴァート」


　名を呼ばれたヴァートが嬉しそうに駆け寄る。


「なに？」

「これをヴァートにあげる。ネズの樹の黒枝杖ネズ・カタリストという、闇魔法攻撃を扱える武器だ。といっても、これは武器としての価値より、防具としての価値の方が高い。闇魔法の耐性として最上位に位置する闇魔法吸収能力があるお守りだと思って持ってなさい。いざというとき、杖自身を生贄に捧げてネズの黒鳥も召喚できる。ただ、耐久性はお世辞にも高いとはいえないから過信しないように」

「そんな凄い杖もらっていいの！？」

「いいよ」

「や、やったぁーーー！　ありがとう父ちゃん！！」


　ヴァートが満面の笑みで、大喜びしながら杖を受け取る。

　マサトはそのまま装備コストである黒マナを支払うと、その武器の力を実感できたのか、ヴァートは大口を開けながら目を輝かせた。


「すごい！　父ちゃんすごいよこれ！！」


　２人の様子を見守っていたアタランティス、パークス、キングが微笑みながら声をかける。


「良かったな！」

「ヴァート、良かったですね」

「バハッ！　良かったじゃねぇーか！　ってか、セラフは意外と子煩悩なんだな！」

「えへへ」


　ヴァートが照れくさそうに笑う。

　すると、呆れた顔をしていたララに気付いたキングが、ララに話しかけた。


「おいチビ助、なんて顔してんだよ」

「セラフはネズの樹って言ったのよ」

「ああ、確かに言ってたな？　それがどうした？」

「ネズの樹といえば、強力な闇の魔力を秘めた魔神樹の一種のことかしら。本当にその魔神樹の枝となれば、間違いなく伝説級レジェンド以上の代物なのよ。それを召喚した上で、簡単にあげたセラフに呆れてるかしら」

「まぁ今更だろ？　だってセラフだぜ？」

「ハァ、それもそうなのよ。せめてヴァートには、その枝の価値を正しく教えるかしら」

「そうしとけ。深く考えるだけ無駄だ」


　そんなことを話すララに、マサトは飴色の琥珀アンバーを１つ手渡す。


「な、なにかしら。力強い魔力マナを感じる綺麗な琥珀なのよ。市場に出回っている高級品なんて足元にも及ばないほどに、魔力マナの純度も濃度も高そうかしら」

「あげる」

「えっ！？　ラ、ララにかしら！？」

「いらないのか？」

「い、いるかしら！　魔力マナを秘めた宝石はとても貴重なのよ！　い、今更嘘だと言っても返してあげないかしら！！」

「返さなくていい」

「え……ほ、本当に良い、の？」

「良い」

「あ、ありがとうなのよ。大切にするかしら」


　貰えたことが想定外だったのか、顔を赤くしたララが唇と尖らせながら話すと、両手で大切そうに抱えた琥珀に目を移し、おもちゃを貰った子供のように目を輝かせ、にんまりと笑った。

　すかさずキングが口を挟む。


「あっ、チビ助だけズルいぞ！　セラフ、もちろん俺のもあるよな？　な？」


　キングにはあげるつもりがなかったため、マサトは少し悩んだが、１つ新たに召喚して手渡した。


「壊れかけの雷槍クラクトゥ・ライトニングスピアだ」

「やりぃ！　悪いな！　って壊れかけかよ！！」

「いらないのか？」

「い、いや、せっかくだしありがたく貰っておくけどよ……」

「装備コストを支払うからそのままで」

「うん？　お、おう」


　マサトが壊れかけの雷槍クラクトゥ・ライトニングスピアの装備コストである赤マナを支払うと、雷槍を持つキングの両手に淡い赤色の光の粒子が舞った。

　キングの瞳が大きく見開かれる。


「こ、こいつは……本当に壊れかけなのか……？」

「１度使ったら壊れる。ただ、性能は申し分ない」

「そう、か……」


　キングが何か言いたげな顔でマサトを見る。


「なんだ？」

「いやぁ……」


　はっきりしないキングの代わりに、ララが口を開いた。


「セラフが平気な顔してやってみせたそれが、ララ達にとっては異常に見えただけなのよ」

「それ、とは？」

「古代魔導具アーティファクトに、自身が所有者だと認めさせることかしら。本来であれば、神殿で祝福の儀式を行うか、琥珀のような魔力マナを帯びた宝石類を大量に使って、やっとのことで認めさせることができるというのが、ララ達の常識なのよ。それでも失敗することが多いかしら」

「ララの鑑定魔法では、装備コストまで見えないのか？」

「その装備コストというのが、よく分からないかしら。でも、古代魔導具アーティファクトの真の力を引き出すために支払う対価のことを指しているのは理解したのよ」


　ララは、どんな鑑定魔法でも、古代魔導具アーティファクトの真の力を解放するための条件までは解析できないと言った。また、そういった話しは聞いたことがないとも。

　古代魔導具アーティファクトの秘めた力を引き出すための儀式や研究は、基本的に莫大な富を生むことに繋がる。

　そのため、権力者や大富豪によって秘密裏に進められることが常で、仮に確立された方法があったとしても、その情報が世に出回ることは滅多にない。


「そういうことか。理解した」

「まだ潜在能力を秘めたままの装備品をセラフに見せたら、真の力を引き出してくれるのかしら？」

「無理だ。装備コストは、召喚できる装備品のものしか分からない」

「残念だけど、少し安心したのよ」


　装備コストがマナなら、有り余るマナに物言わせて、各色のマナを同時に注ぎ込めば、強引に条件を満たすことも可能だろうが、そこまで説明する必要はないだろうと黙っていた。

　マサトが顔をあげると、そわそわしながらマサトの様子を窺っていたアタランティスと目が合う。

　その瞳はなぜか期待に満ち溢れていた。


（……もらえることを期待しているのか）


　マサトは少しだけ苦笑しつつ、穂先と石突き両端に刃が付いた弓状の槍を手に取ると、アタランティスを呼んだ。


「これを。竜血樹の双頭槍弓ドラセナ・マルチウェポンと呼ばれる槍としても使える弓だ。扱い難そうな形状だが、アタランティスなら使いこなせるだろう」

「こ、こんな立派な弓を！？　あ、ありがとう！　一生大切にする！！」


　涙目になって喜ぶアタランティス。

　マサトは大げさだと思いつつも、重い装備コストを支払い、アタランティスに装備させた。

　すると、キング同様、アタランティスが大きく目を見開いた。


「す、凄い……これが竜血樹の双頭槍弓ドラセナ・マルチウェポンの真の力……！？　ここまでとは……」


　アタランティスが弓に頬擦りしそうな勢いで食い入るように眺めている。

　その尻尾は激しく左右に揺れていた。

　後は、パークスだけだが、マサトが目を向けると、パークスは不要だと首を横に振った。

　マサトは少し考えた後、ロザリオと指輪を手に取ると、パークスの近くまで移動し、ロザリオを差し出した。


「呪術師ショウズの光のロザリオという魔導具アーティファクトだ。持っているだけで闇魔法と精神攻撃に耐性が付く」


　パークスが意外そうな顔でマサトを見る。


「私にも、くれるのですか？」

「息子の師に、少しでも恩を返しておきたい。不要なら金に換えてもらって構わない」


　マサトがそう告げると、パークスは少しだけ微笑みを浮かべ、頷いた。


「そこまで言われてしまっては、受け取らない訳にはいきませんね。ありがたくいただいておきましよう」


　パークスが受け取ったロザリオを上着の内ポケットにしまう。


（呪術師ショウズの命の指輪は、後でフェイトにあげるか。黒崖クロガケには何が良いか……）


　そう考えながら命の指輪を指に嵌める。

　すると、話を聞いていた白い冠羽ホワイトクレストのモイロが、恐る恐る近付いてきて言った。


「ショ、ショウズの装備品って聞こえたけど……本物なのか？」

「言ったが、知り合いか？」

「ま、まさか！　アンタ、呪術師ショウズを知らないの！？　ＡＡランクの大型クラン、春の空スプリングスカイのリーダーだよ！？」


　どこかで聞いた覚えがあると少し考えるマサト。


「眠りの森に挑んだクランだったか？」

「そう！　そのクランリーダーがＡＡランカーの魔法使いソーサラーショウズ！　その装備品となれば遺産級レガシー以上の代物ばかりって話だよ！？」

「そうか。……ん？　帝国では遺産級レガシーの古代魔導具アーティファクトは国に献上しないとけない決まりだったんじゃないのか？」

「え？　ちゃんと国に所有者届けを出して認められれば所持できるけど……やっぱり、アンタらってフログガーデンの……」


　そこまで言いかけたところで、ニーマが叫んだ。


「モ、モイロ！！」

「あ……わ、悪い！　詮索するつもりはなかったんだ！　アンタらがフログガーデンの軍人で、ワンダーガーデンに攻め込んで来たんだとしてもアタシは何も言うつもりは……」

「馬鹿モイロ！　黙って！！」


　慌てて墓穴を掘るモイロの口を無理矢理塞ぎにかかるニーマ。

　その後方では、怯えた様子の男が２人で身を寄せ合っている。

　どうやら背後に鎮座し続けている巨木のウッドが気になって仕方がないようだ。


（ウッドはどうするか……連れていけるのか？）


　試しに移動するように指示してみると、盛大な土煙と地響きをあげながらゆっくり進み始めたので、止まるように命令する。


（こいつを怒らせてはいけないと伝えた先人の教えは、もしかしてこういうところに起因しているんじゃないか……？）


　ウッドから伝わる念で、移動跡は開墾したての畑のようになったことが分かった。

　ついでにいえば、ウッドが木々を操作して暴れた一帯は、根本から折れた木や細切れになった草葉が散乱したり、根っこから引き抜かれて地面がめくれあがったりと、酷い有様だ。

　つまり、ウッドは移動させても戦わせても、周辺の森が破壊されることに繋がる。

　であれば、先人が怒らせるなと伝えた理由も納得できた。


（このままここで見張らせておけばいいか）


　ウッドに待機命令を出し、周囲の偵察に向かわせていた野犬を呼び戻す。

　ステータスを表示してマナ保有数を確認してみると、先程の一戦で約６００程のマナを獲得できたことが分かった。

　アカガメ殲滅で獲得した約１２００マナと、プロトステガ殲滅で獲得した約８０００マナを合わせると、既に保有マナは１万を超えていた。


（時の水晶で元の時代に戻るには、後１万７０００程必要か。首都級を２～３堕とせばいける規模ではあるが……このクラスのダンジョンを２０個くらい制覇すればいける範囲でもあるのか……？）


　新たな選択肢に、少しだけ心が軽くなる。


（とにかく、全てはこのダンジョンをクリアしてからだ）


「先に進もう」


　マサト一行は、自信喪失した白い冠羽ホワイトクレストメンバーを連れて、遠方に見える城目掛けて進み始めた。



▼おまけ

【Ｃ】　妖精の粉フェアリーパウダー、(１)、「アーティファクト ― 消耗品」、[一時能力付与：飛行][耐久Ｌｖ１]
「やべぇブツが手に入りやしたね、店長。これを使えば天までぶっ飛べるってもんでさぁ――素材買取屋の店員タカダ」

【ＵＣ】　飴色の琥珀アンバー、(２)、「アーティファクト ― マナ生成」、[マナ生成(１)][マナ生成限界５][耐久Ｌｖ５]
「こいつは上物だ。宝石商に見せたら涎垂らしながら喜ぶぞ――素材買取屋の店員ノババ」

【ＳＲ】　妖精の羽入り琥珀フェアリートレジャズ、(５)、「アーティファクト ― 装備品、マナ生成」、[魔法障壁Ｌｖ２][マナ生成(１)][装備コスト(０)][耐久Ｌｖ５]
「ほぉあ……こんな奇跡あるんだな。虫入り琥珀でさえ貴重だってのに、妖精フェアリーの羽入りかよ。こいつぁさすがの俺でも値が付けられねぇな――素材買取屋の店長、ハレルヤ」

【Ｃ】　群生する椎茸テラ・シイタケ、(緑)(２)、「ソーサリー」、[生命力の強い椎茸群０／１召喚５]
「椎茸と言えば出汁だが、焼いても最高だよな。だが、食べた後に爪で引っ掻かれた様な赤い腫れが出た時は注意しろよ？　生で食う時は特にな――酒場の店主ノメルヤ」

【ＵＣ】　小さなならず者ローグ・フェアリー、１／１、(青)(１)、「モンスター ― 妖精フェアリー」、[精神干渉Ｌｖ１][隠匿Ｌｖ１][飛行]
「普段は大人しい性格の樹人ツリーフォークに襲われた時、考えられる原因は２つ。お主が樹人ツリーフォークが大切にしている森を荒らしたか、樹人ツリーフォークの頭の中を弄って遊んでおる羽蟲どもがいるか、だ――森の賢人ウータン」

【ＳＲ】　千年樹人サウザンド・ツリーフォーク、５／８、(緑×５)(８)、「モンスター ― 樹人ツリーフォーク」、[(緑×５)：若木の樹人ヤング・ツリーフォーク１／３召喚１][手札帰還]
「千年もの時を生きた樹人ツリーフォークが特別な力を持つ訳ではない。特別な力を持った個体が、千年もの時を生きれるようになるのだ――森の賢人ウータン」