コマンド見えるようになったので、ハーレム作ります!

片山樹

目が覚めたらそこはベットでした。

 いてて……ここはどこだ?
目を覚ますとそこはベットの上だった。
それに身体がやけに重い気がする。
とりあえず、身体を動かして……って、おい!?
これはなんだ?
自分の首に変な首輪みたいなものがされ、手には鎖がされていた。
辺りを見渡すとそこには俺の顔写真がびっしりと壁に貼られている。
ドアが開き、一人の少女が入ってきた。
真っ白い肌が特徴的で、目がとっても丸っこい。
それにしても、俺のドストライクだ。
 だけど……俺には女神がいるんだ。
だから、俺は浮気はできねぇー。(振られています。ただの片想いです)

「あれれ、泉田先輩。もう起きちゃったですか? 確かあの薬は象でも8時間は眠らせることができると書いていたはずなんだけど……」
この声を俺は聞いたことがある。
確か、『要塞の妖精』こと富田さんのはずだ。
だけど、富田さんは眼鏡を掛けていたよな?

「あぁ、起きたよ。とりあえず、この鎖と首輪を外して貰っていいかな?」

「それは無理です。いくら、泉田先輩のお願いでも……」
彼女は顔を背けながら言った。

「そうか。でもこれを外してくれなきゃ、色々と困るんだが」

「だって、外したら泉田さんは逃げるでしょ?」
その通りだ! よく分かったな、お嬢ちゃん。
もしも、ここで鎖を外せば俺は夜の狼になって君を襲うのさ、ぐへへ。
とか、無いから安心しろ。俺はそんな変態じゃねぇー。

(うるさいのぉー。なんじゃ?)
俺の脳に直接、レイシス姫が喋りかけてくる。

「うぅぅ……腹がいてぇぇっぇっぇー。富田さん、頼みがある。すぐに胃薬をー」
俺の神懸かった演技が功を奏したのか、それとも富田さんの性格が優しかったのか胃薬を探しに行った。

「って、ことでどうして俺がここにいるのか?
説明してもらおうか。レイシス姫」

(あぁ……それはだな。あぁ……その)
次第に声が小さくなっていく。

「そうか。何かよく分かんねぇーが、お前の仕業ってことか。
とりあえず今回は多めに見といてやる」

(だぁー!? だから、目上の人にはきちんとした言葉で言えと言っておるじゃろうが!?)

「え? でも、俺よりも身長低くね?」

(もう、分かったのじゃ。今回は一人で何とかせい)

「おい!? 何とかって……」
どうやら、俺はレイシス姫を怒らせてしまったらしい。
って、この状況どうするよ。

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