コマンド見えるようになったので、ハーレム作ります!

片山樹

謎の選択肢!?

 重要そうなコマンドが出現した。っていうか、コマンド自体がそう言っているし、かなり大事だと思える。
でも、大事と言えばどんなものなのだろうか?
これからの俺の人生を左右するものだろうか?
選択肢は三つだった。もしかして、俺が柚葉か富田さんの選択肢を選んでしまうと影響が及ぶ?
それはまずい。相手の人生を変えるなんて俺にはできない。
ならば、仕方ない。今回も消去法だな。

「3!?」
俺がそう呟くが何の変化も無かった。
個人的には警戒音とか、床が割れたりすると思っていたがただの杞憂だったみたいだ。
あ、でももしかしたら後々に起こることに関係してくるのかもしれん。
などと、思っていたが……俺は唖然とした。

『スキルが追加されました。スキル名:【神の悪知恵カンニング】』
などと、俺の視界に浮かびあがったからだ。
っていうか、神の悪知恵ってなんだよ!

そして、文字が消えまた視界に変なものが浮かびあがる。

『通算五回目の選択肢を達成。これにて、一部の機能のロックを解除します』

「何か変わったのか?」

俺がそう声を出すと富田さんと柚葉が俺を心配そうに見つめている。

「変わったのはおにぃの頭の中だけだよ! 柚葉を心配させないでよね」
柚葉が顔を赤くして言った。

「泉田先輩、大丈夫ですか? 何か具合でも悪いのでしたら、保健室に行ってみるのは?」

ほ、保健室……。あ、忘れてた……確か、ゴスロリお姫様を保健室に置いてるんだった。
体調がよくなったか、見に行くとしよう。
それに俺の頭の中に喋りかけてたのは間違いなくあの子だと思うし……俺の事を主人とか言ってなかったっけ? あんまり、覚えてないが……まぁ、そういうわけだし行ってみるか。

「ちょっと、すまん。急用を思い出してしまった。ごめんな」
俺は二人にそう言い残し、図書室を後にした。

「コマンド見えるようになったので、ハーレム作ります!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く