コマンド見えるようになったので、ハーレム作ります!
二度目の選択肢
「おい! ちょっと待て……なぜ、お前も中に入ろうとしている?」
俺の部屋に至極当然のように入ろうとしている柚葉を止めた。
「えぇぇぇーーいつも中に入っておにぃの身体見るの好きなのにぃぃーー」
こいつ、かなり変わった性癖があるな。
それに兄の身体を見るの好きとか、もしかしてブラコン?
いや、ないない。ないよね?
うん、ないはずだ。ないはず、だ。
ブラコンの妹がいるとかアニメの世界じゃあるまいし無いだろと思いたいが朝から色々と変なことに巻き込まれているせいか、信じてもいい気がする。
また、その時だった。
テレビのノイズ音に似た耳障りの悪い音が聞こえてきた。
こ、これは……
『1 泉田柚葉は泉田零を愛している』
『2 泉田柚葉は泉田零を好きすぎている』
コマンドだ。さっきも見たのにまたかよ……
でも今回のコマンドはおかしい。
本来ならば、プレイヤーだけを動かしたり、喋らせたりするのだが今回のコマンドは違う。
それはプレイヤーのコマンドではなく、対象に向けてのコマンドだからだ。
これ……どうするものか。
愛していると好きすぎている。
これはどういう意味を持っているのだろう。
そう悩みながらも答えを出した。
今回は—―『2』だ!
俺がそう思うと白い光が俺を照らした。
特に何も変わっていないから、大丈夫だろう。
いや、俺が気付いていないだけか?
まぁ、どうでもいい。
「おにぃ、大好きだよ」
「そ、そうか……俺は今から着替えるから待っててくれ」
「うん、わかった」
あれ? さっきまでの勢いはどこに?
もしかして――さっきの選択肢で柚葉に何かが起きたと考えて良さそうだな。
俺に起きているこの不思議な現象は相手の感情まで変えるってことなのか?
白いシャツと青いズボンを着て、鏡で自分の容姿を確認。
別に変な所は無し。
よし、では学校へと行きますか。
あまり……乗り気ではないけど。
俺の部屋に至極当然のように入ろうとしている柚葉を止めた。
「えぇぇぇーーいつも中に入っておにぃの身体見るの好きなのにぃぃーー」
こいつ、かなり変わった性癖があるな。
それに兄の身体を見るの好きとか、もしかしてブラコン?
いや、ないない。ないよね?
うん、ないはずだ。ないはず、だ。
ブラコンの妹がいるとかアニメの世界じゃあるまいし無いだろと思いたいが朝から色々と変なことに巻き込まれているせいか、信じてもいい気がする。
また、その時だった。
テレビのノイズ音に似た耳障りの悪い音が聞こえてきた。
こ、これは……
『1 泉田柚葉は泉田零を愛している』
『2 泉田柚葉は泉田零を好きすぎている』
コマンドだ。さっきも見たのにまたかよ……
でも今回のコマンドはおかしい。
本来ならば、プレイヤーだけを動かしたり、喋らせたりするのだが今回のコマンドは違う。
それはプレイヤーのコマンドではなく、対象に向けてのコマンドだからだ。
これ……どうするものか。
愛していると好きすぎている。
これはどういう意味を持っているのだろう。
そう悩みながらも答えを出した。
今回は—―『2』だ!
俺がそう思うと白い光が俺を照らした。
特に何も変わっていないから、大丈夫だろう。
いや、俺が気付いていないだけか?
まぁ、どうでもいい。
「おにぃ、大好きだよ」
「そ、そうか……俺は今から着替えるから待っててくれ」
「うん、わかった」
あれ? さっきまでの勢いはどこに?
もしかして――さっきの選択肢で柚葉に何かが起きたと考えて良さそうだな。
俺に起きているこの不思議な現象は相手の感情まで変えるってことなのか?
白いシャツと青いズボンを着て、鏡で自分の容姿を確認。
別に変な所は無し。
よし、では学校へと行きますか。
あまり……乗り気ではないけど。
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