異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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ふぃー、俺のクラスにかけといてよかったぜ。人気なくて倍率が1番高いからな。俺のほかには学園の先生方全員と大穴狙いのバカ者である。俺はそれなりに高い額をかけておいたのでかなりもらえた。というか、賭博あるのね。いやー、美味しいですなぁ(金銭面で)。
もうすでに優勝予想もかなりの金額をかけてあるし問題ないね(すでに優勝予想の賭けは終了し、結果を待つのみである)。ちなみに、いうと、3ーDクラスは見事的中で5倍というまさに大穴だった。俺は自分のクラスに金貨50枚を賭けたから250枚になる予定だ。
これで、あいつらに奢る飯代は問題ないはずだ。最悪、俺の【アイテムボックス】の中に眠っているオークやフレアバイソンの肉を出して料理すればいいか。

席に戻るとみんなはなぜか呆然と立ち尽くしていた。
大「おーい、みんなー?どうした〜?」
アナ「あ、せ、先生。だって私達数ヶ月前まで勉強(Sクラスの次にできる)しか取り柄がなかったんですよ?」
大「なんだ、そんなことか。つまりは前に自分達で同学年のSクラスのを見に行った時はあんまり自覚が芽生えなかったと。それで、同じクラスではない人と今、初めて対人戦をやってようやく自覚してきたと」
一同「そういうことです」
他のみんなも、「家に帰ったらなんか言われる・・・」「王様から手紙きたらどうしよう・・・」とおかしなことを言ってるやつもいた。
まあ、2回戦も頑張ってくれや。

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