異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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side2班
アナ「うう、先生ひどいよ〜」
モー「だよね、いくらなんでもひどいよ」
カラ「おいおい、班長と副班長がそんな弱気じゃ困るぞ」
アナ「だって、私達、魔力抜かれたらただの人だよ?短剣なんて使えないよ?」
カラ「じゃあ杖は?杖術ならなんとか習得できるんじゃない?」
アナ「ムリムリ、腕力がないよ」
カラ「詰んでるじゃねえかぁぁぁぁ!!!」
モー、アナ「ほんと、すいません」
エレ「まあまあ、とりあえず野営するところ決めないとね」
アナ「そうだね、うん。忘れてたよ」
カラ「食料の確保はどうする?先生に支給されたのはなるべく食べないでいざという時のためにとっておきたい」
アナ「そうね・・・じゃあ、ここに残って野営地を見張る人、薪を集めてくる人、食料の確保をする人に別れましょう。この班は6人だから、ちょうど2人ずつに別れましょう」

〜2時間後〜

カラ「オークを仕留めたぞ!」
アナ「そうなの?!」
ルス「本当だよ!」
モー「じゃあ、今日はオーク肉のステーキね!」
カラトとルストフの食料調達班は木の実の採取中にオークを発見し、討伐したのだった。
その夜、2班はオーク肉を食べられたので見張りの時もなぜか張り切っていたとかいなかったとか・・・

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