異世界で教師⁈やらされました

田中 凪

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いやいやいや。なぜだ!俺は剣なんて使えんぞ!ましてや教える側とか無茶だろ!誰だ、全教科やれとか言った奴!学長か?それとも嫌味な感じの副学長か?どっちでもいいや。今日の授業終わったら学長に聞いてみよう。
さて、問題の剣術なのだが・・・うん、何がダメで何がいいのかわかんねぇ。ほらさ、こうゆうのってなんか補正かけてもらえたりするじゃん?何もなかったよははは。
カラ「先生。なんで剣が使えないのに、剣の授業までやってるんですか?」
と、この中では1番剣術がうまいカラトくんが訪ねてくる。
大「しらねぇよ!むしろこっちが聞きたいわ!・・・まあ、多分だけど新人教師への嫌がらせってとこかな。」
カラ「僕達はその巻き添えってわけですか。」
大「まあ、そうなるな。」
カラ「はあ、巻き込まれる僕らの気持ちも考えてくださいよ。」
うん。すっごいわかるよその気持ち。
大「じゃあ、次から冒険者でも雇うかな?別に校則違反とかではないだろうし。」
依頼出してもすぐには受けてくれる人がいないだろうからなぁ。困った困った。
そんな会話をしたあとすぐにチャイムがなったのでホームルームの時間に入る。
つっても、まだ学園祭とかがないので特にやることはない。明日の授業の予定を聞いてそれで終了だ。
さて、学長室にでも行くか。いろいろ話したいこともあるし。

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