死神始めました

田中 凪

第162話 新大陸その1

つう訳で俺、飛鳥、アレミト、マルト、フラスタは【ワープ】で敵の魔法が当たっている船へと急ぐ。
フラ「すごい、【ワープ】を持ってるなんて・・・」
飛「あなたもそのうちできるようになるわ。」
アレ「うんうん。だって私達と同じで【天龍ノ魂】を持ってるしね。」
フラ「なんですかそれ?」
マル「そのうちわかるから、今は気にしなくていいわ。」
彼女達のそんな会話を聞きながら俺は、黒船来航で来たペリーってこんな緊張したのかな?と思いつつこれからどうするかを考える。
5分後
とりあえず話し合い?応じてくれるかな?そもそも、言葉大丈夫か?あ、言葉は問題ないか。あとは話し合いに応じるかだな。ま、行ってみるしかないか。【ワープ】を発動させ相手の船に乗った。

時は少し遡る。
見張り兵視点
街の人達が起きるか起きないかの時間、事件は起きた。望遠鏡で塔から海を見ているとソレは見えた。
兵1「おい、なんだあれは!?」
兵2「すぐ上に報告だ!見たことのない船が来てるってな!」
兵1「わかった。」
兵3「ちょっと話してみる。」
兵2「言葉通じるか?」
兵3「通じるだろ。」
そう言うと、俺の同期は小さなボートに乗って得体の知れない船まで行った。その間にもう1人の同期には上にこの事を伝えに走ってもらった。いったいなにが目的だ?そして、なんだあの黒い筒は?俺は最悪の事態をどうしても考えてしまう。気づいたら足が、いや、体が震えていた。だが、観察を続けていた。そして、なぜか止まった。

戦艦大和搭乗員視点
俺らがオルリント、もといオルドリッジ公国を出発してから2週間程が経った。
その日の朝。ああ、自己紹介が遅れた。私の名はグロス=ノースである。
兵1「町が見えたぞー!」
グロ「ここらで止めておけ!とりあえず様子見だ。」
食料には困らないが、丘にいないと酔っちまう。つうことで街に寄ろうと思う。向こうの見張りが焦っているのがわかる。しばらくして、一艘の小舟が近寄ってきた。
?「a@P=$♪%vWAdgj?」
なにを言ってるのかさっぱりわからなかった。首をひねると彼はすぐに戻って行った。
10分後
軍艦が出てきた。
グロ「っ!!全員看板に出るな!」
全「はっ!」
という訳で俺は浩太様に連絡した。そうこうしているうちに敵の魔法が飛んでくる。
浩「絶対に撃つな!耐えるんだ!俺もすぐ行く。」
グロ「はっ!では失礼いたしました。」
そう言って電話を切る。

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