死神始めました
フラスタ=エルモナという人物
私はフラスタ=エルモナ。フラブァルト連邦国の貴族の一人娘として生まれた。爵位は男爵。しかし父さんは、それなりに高い役職についていてかなり安定した生活を送っていた。当然他の人逹から恨みや妬みも知らない間に買うわけで・・・私が5歳の頃、まだ家庭は平凡だった。休日になると父さん、母さんと一緒に野原に行ったり、お絵描きをしたりとそれは楽しかった。10歳の頃父さんはなぜか大臣に呼び出され莫大なお金を払わなければならなくなった。それでも笑って問題ないさ。と言っていたのを未だに覚えている。13歳の頃、とうとう家が取り壊されてしまった。いや、大臣の策略にはまってしまった。してもいない横領や脱税、更には大臣が行っていた決して人には言えない罪を着せられ、父さんは処刑された。そして私はしばらく逃げ回った。この話は逃げている間に聞いたことだ。そこで私は大臣を恨み始める。奴隷となりある場所へと買い取られる。そこは、キメラを研究するための施設。私はそこで見覚えのある、そして恨み復讐したい。と思っていた人物に出会った。そいつは、私のことを覚えていなかった。そして、私はキメラの核となる赤い宝石を体に埋め込まれた。
痛い゛!痛い゛!痛い゛!苦じい!なぜ私が!そんなことを心の中で愚痴りながら私は闇へと身を預ける。
目がさめるとそこには沢山の死体・・・はなくただ、血の湖ができていた。そして、それが私が私でなくなる瞬間だった。それから数百年私はいくつもの国を滅ぼしてきた。幾千幾万もの人を、魔物を殺していた。嬉々として。そして今回もそのつもりだったのだろう。しかし、浩太逹に止められ私はここにいる。
痛い゛!痛い゛!痛い゛!苦じい!なぜ私が!そんなことを心の中で愚痴りながら私は闇へと身を預ける。
目がさめるとそこには沢山の死体・・・はなくただ、血の湖ができていた。そして、それが私が私でなくなる瞬間だった。それから数百年私はいくつもの国を滅ぼしてきた。幾千幾万もの人を、魔物を殺していた。嬉々として。そして今回もそのつもりだったのだろう。しかし、浩太逹に止められ私はここにいる。
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