死神始めました

田中 凪

第136話 悪魔大戦その4

「くそっ!いったいどうなっているんだ。見えないところから聖魔法が降ってくるなんぞ聞いてないぞ!」
悪魔軍の高官達は大戦が始まって数分程度で悪魔軍がかなりの被害を受けているのに対し連合軍は何1つとして被害を受けていない事に困惑していた。
「あの、鉄の塊を1つでもいいから捕獲してこい!」
「問題は無いはずだ。あの12魔将様達が攻撃に出たのだ。」
と言う言葉に皆はそうかもしれない。と、思い始めるのだった。

ところ変わってここは最前線

「来たぞ!装填は⁈」
「終わりました!いつでも撃てます!」
「有効射程に入りました!」
「撃て!!」
ドォン!
「ギャアァァアア!」
「あぁあぁあぁ!」
対悪魔専用銃火器が炸裂し悪魔達は黒い消し炭となって消えていく。

またまた、ところ変わってここは結界の中

「我ら12魔将を相手にどのような強者が出てくるかと思えば、この様なチビだったとはなぁ。」
「全く、なめられたものだ。」
「なあなあ、あいつ俺がもらってもいいよな?」
などと12魔将が会話をしていると、
「どうしたんだ?俺みたいなチビっ子にびびってんのか?」
浩太はあからさまな挑発をしていた。
「ああ!?んな訳ねぇだろうが!」
「貴様!我らを侮辱した罪その身で償ってもらうぞ!」
あまり頭の良く無い悪魔にとっては有効だった。

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品