死神始めました

田中 凪

第133話 悪魔大戦その1

俺は悪魔大戦についての話し合いをメールで行っていた。
『敵の数は10万だ』
『そうか、いつも通りだな。』
『で、具体的な案は?』
『まず、浩太殿に初戦で暴れてもらいたい。』
『おいおい、俺に頼りすぎだろ。』
『あの、戦車や戦闘機があるのなら問題はなかろうに。』
『・・・それはそうだが奥の手として残しておけば良く無いか?』
『いや、初戦で派手に暴れて相手にかなりの損害を与えれば士気が下がるだろう。』
『・・・わかった。じゃあお望み通り派手に暴れてやるよ。』
「ってなわけで俺らが前線を張ることになった。ま、この日のために何個か秘密兵器を作っといたから安心してくれ。」
スマホでの話し合いが終わったら次は俺や、アレミト、飛鳥、マルト、レイナなどで作戦を練る。
「もちろんそれはわかっていますが、どの位を戦力として持って行きますか?」
「俺がいるから陸空合わせて1万で良いと思う。それに、他の国からも一応は出すみたいだし。」
「わかりました。では、腕利きの者を出します。」
「ああ、頼んだ。」
その後も夜遅くまで議論は続いた。と言っても悪魔大戦までまだ時間はあるのだが・・・

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