死神始めました

田中 凪

第111話 合格発表

面接がすべて終わった。と、言っても俺は分身に任せてダンジョンに行ってたんだけどね。合格者は25020人だった。かなり多いが仕方ない、給料とかは俺が稼いだお金でなんとかできるしな。とりあえず面接がすべて終わったのは夕方だったので発表は明日にする。さーて寝ると・し・よ・なんで飛鳥が怒ってるの?!
「浩太!なんで面接サボったの!?いくら分身が使えるからって言ってもそれは良く無いでしょ!」
「と、とりあえず落ち着こう?は、話せばわかるから。」
「わかった。じゃあちょっとこっちこようか。」
飛鳥はそう言って訓練場へと俺を引きずってあいく。ちょ、ま、待ってくれ!だ、誰か!誰か助けて!嫌だああァァアア!俺は悪く無いイイィィイイィ!そのあと一晩中説教されましたとさ☆

翌日

「あー、ひどいよ。昨日結局寝かせてくれなかったよ。ほんと、最悪だよな。ブツブツ」
「な、に、か言ったかなぁ?」
ちょ、なんで般若のような顔してるわけ?!
「な、なんでも無いです。ハイ。」
「ふーん、ま、いっか。とりあえず発表しなよ。」
訝しげな目線を向けられながら俺は言われた通りにする。
「ま、発表するって言ってもただ、紙を貼り付けるだけなんだけどな。」
と、独り言を言いながら。
「この紙に名前が書かれている者は合格である!ちなみに、明日から早速訓練をはじめる!それが嫌だったら辞退しろ!」 
と、叫んだ。
その日は久々に3人でかなり難しめのダンジョンへ潜った。これによりかなりの利益を得た。

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