死神始めました

田中 凪

第32話 1日の終わり

兵器を見せた後やはり、アレを我が国に売ってくれ!ということが多かった。全部断ったのだがホルン王国のラグラインさんはニヤニヤしていただけである。何が面白いんだか。コッチは売らない理由を説明するのでやっとだったんだからな。まあそれは置いといて模擬戦であるが、なんとゆーか一方的になってしまった。なんか、想像してたよりみんな弱いんだよな〜。とまあそんなことがあり各国の王様達をそれぞれの国に送った。(もちろんワープで。)てな訳でようやくオルリント大森林に戻ってきたわけだがもう、夜になるし建てた家で寝よう。え?宿はどうしたかって?そりゃぁお釣りも貰わないで出たわ。んでまあ今夜の食事をどうするかなんだけど・・・とりあえず野菜は買ってきた。米のような物もある。そうだ、カレーにしよう。スマホでルーを使わないカレーの作り方を調べてやってみた。ちなみにアレミトは風呂に入っている。そして、カレーができて準備も終わった頃に上がってきた。
「何これ?!すごい美味しそうなんだけど!!」
なぜかやや興奮気味のアレミト。
「いいから食べるぞ。」
「はーい」
「いただきます。」
「ねえねえ。前から思ってたんだけどその『いただきます』ってなに?」
「ああそうか。アレミトも知らないんだね。」
そう言って僕はカレーを食べながら、「いただきます。」がどう言うものなのかを教えてあげた。さてお風呂に入って寝よう。今日は、疲れた〜。

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