死神始めました

田中 凪

第17話王様とのお話

あの後、王様と話し合った。
「国家間のバランスが、崩れるので国に売ることはできません。」
と断ったのだが、それでも泣きついてくる。王様の言い分はこうだ。
「この前のような事が、起きた時に迅速に対応するためだけに、使うので売ってくれ。戦争には、絶対使用しない。戦争に使った場合、楠殿が私を殺して構わない」
「魔物が、また大量発生した場合には、僕が対処する。」
「しかし、連絡が行かぬぞ。」
そうくると思った。
「では、この箱に手紙を入れて下さい。その箱には、ワープを付与してあるので僕のところに届きます。これで問題は無いと思います。」
これは魔法創造で、付与魔法を作ってワープを付与して作ったものだ。
「そこも対策済みだったとは。まあ良いか。」
こんな感じで話し合いを終え、王都を後にした。

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コメント

  • ノベルバユーザー438963

    売らないならわざわざ見せに行く意味なくね?自慢?

    2
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