死神始めました

田中 凪

第6話初めての買い物(武器 )

夕飯は7の刻の鐘が鳴ってから9の刻までらしい。今は5の刻を過ぎたところ。スマホで確認できた。
便利だな〜  後で他に何ができるのかためしてみよう。
「アレミトはどこに行きたい?」
「う〜ん・・・武器屋かな。って言っても私のはちょっと特殊だからな〜。」
「ふーん  まあいいんじゃない探せばあるでしょ。」
(マップ)
『変わった武器を売っている武器屋は1軒あります。』
一番近いのかよ。この通りにあるな。
僕も、欲しいのがあるからそこ当たってみるか。
「こんにちは〜」
「  珍しいな、こんなところにくる客なんて。」
「どうしてさ」
「ここは、変わった武器しか無いからに決まっているだろ。」
「とりあえず見せてくれ。 僕らは、変わった武器を探してるからな。」
「そうかい。じゃあついて来な。」
そう言って店の奥へと入って行った。慌ててついていくとそこには、沢山の武器があった。
あるといいなぁ〜刀・・・・・・・・・
やっぱ無いかな〜そう思い半ば、諦めながら最後の棚を見る。・・・あった!この形はまさに刀だな。
こうして店の奥から出て来ると、アレミトが待っていた。 
「どうだい、お目当の物は見つかったかい?」
「ああ、あったよ。」
そう言って会計へ出す。 もちろんアレミトのもだが。
「こんなんを買うのが居ると思わんかった。  お代は二つで250Gだ。ちゃんとあるんだろうな?」
「ありますよ。」
そう言ってお代を払う。オッチャンがビックリした顔になったがそれは、一瞬だった。
「また来いよー!」
その声を聞きながら僕らは、その武器屋をあとにした。

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