俺の高校生活に平和な日常を
第9章 #21「私と」
「ハア…ハア…」
叫んだからか、風見先輩は息切れを起こしていた。そんなに叫ばなくてもよかったんじゃないか?むしろ、他のだれかに聞かれたら大変だろうに。
「私は風紀委員長よ! 学校の風紀を正しくするための存在よ。だからエッチなことなんて考えてるわけないじゃない!」
風見先輩は呼吸を整えると、俺達の考えに反論してきた。
「そもそも、サキュバスがエッチなことしか考えてないという発想自体が間違ってるのよ!それはあなた達のただの思い込みよ!」
「……」
まくし立てるように喋る風見先輩に俺はなにも言えなかった。
たしかにサキュバスやインキュバスのような淫魔のイメージと言ったら、やっぱりエロいイメージしか出てこない。あながち風見先輩の言うとおり、俺達の思い込みが激しいだけなのかもしれない。サキュバスである本人が言っているわけだし。
「そうでしたか」
するとみのりは納得したような口ぶりを見せるが、風見先輩の方をジッと観察するように眺めていた。なにか言いたそうだな。
「じゃあ、さっきから脚をもじもじさせているのはなぜなんですか?」
そしてみのりはなにかに気づいたかのように風見先輩にそう問いかけた。俺は気づかなかったが、たしかに脚をもじもじさせている。その動きが妙にエロく感じるのは風見先輩がサキュバスだからとかじゃないよな?
「お、お手洗い我慢してるだけよ!」
「ふーん、そうなんですか」
「そ、そうよ!」
しかし風見先輩が言い返しても、問いかけた本人とは思えないほど適当な反応だった。
「だから、早くこの縄ほどきなさいよ!」
だが、風見先輩はそんなみのりを気にすることなく、俺達に縄をほどくように促してきた。たしかに早くほどいてあげないと、風見先輩の膀胱が大変なことになってしまう。
「…本当にいいんですか?」
「ッ!?」
「?」
そう思っていたとき、みのりが意味深な発言をしてきた。俺にはその発言の意味が理解できなかったが、風見先輩の様子がちょっとおかしくなっていた。
さっきまでは脚だけだったのに、今度は身体中もじもじさせている。かなり限界がきてるんじゃないのか?
「みのり、そろそろほどいてあげた方が…」
「和彦君は下がっていてください」
「えっ?」
そんな風見先輩を見かねて俺が縄をほどいてあげようと近づこうとすると、みのりがそれを阻止してきた。なぜ阻止されたのか全くわからない。
「ハア♡ 早く、ハア♡ ほどいて」
すると風見先輩は俺の方をジッと見つめながら、助けを求めてきた。なんか、妙に息遣いがエロく聞こえてくるのだが、風見先輩がサキュバスだからじゃないよな?
「ダメです。和彦君、もっと下がって!」
「ハア♡ 佐藤、君♡ もっと、もっと来て♡」
そんなことを思っている中、みのりは下がるように促し、風見先輩は逆に近づくように促してきた。やっぱり、風見先輩の息遣いがだんだんエロく聞こえてくる。
「も、もう、ダメェ♡ が、ガマン、できなぁい♡」
「ッ!?」
そして風見先輩はエロい声を出しながら突然、腕に力を入れていた。まさか、自力で抜ける気か?!
「んっ♡」
すると俺の予想は見事に的中し、風見先輩は自力で縄をほどいた。
そして、風見先輩は俺の方に熱い視線を向けた。なんだろう、すごい嫌な予感がする。
「佐藤君! 私と」
「ッ!?」
「和彦君!? 逃げて!!」
すると、風見先輩は俺の方に向かって勢いよく飛びかかってくるのだった。
「私と、セ◯クスして!!」
叫んだからか、風見先輩は息切れを起こしていた。そんなに叫ばなくてもよかったんじゃないか?むしろ、他のだれかに聞かれたら大変だろうに。
「私は風紀委員長よ! 学校の風紀を正しくするための存在よ。だからエッチなことなんて考えてるわけないじゃない!」
風見先輩は呼吸を整えると、俺達の考えに反論してきた。
「そもそも、サキュバスがエッチなことしか考えてないという発想自体が間違ってるのよ!それはあなた達のただの思い込みよ!」
「……」
まくし立てるように喋る風見先輩に俺はなにも言えなかった。
たしかにサキュバスやインキュバスのような淫魔のイメージと言ったら、やっぱりエロいイメージしか出てこない。あながち風見先輩の言うとおり、俺達の思い込みが激しいだけなのかもしれない。サキュバスである本人が言っているわけだし。
「そうでしたか」
するとみのりは納得したような口ぶりを見せるが、風見先輩の方をジッと観察するように眺めていた。なにか言いたそうだな。
「じゃあ、さっきから脚をもじもじさせているのはなぜなんですか?」
そしてみのりはなにかに気づいたかのように風見先輩にそう問いかけた。俺は気づかなかったが、たしかに脚をもじもじさせている。その動きが妙にエロく感じるのは風見先輩がサキュバスだからとかじゃないよな?
「お、お手洗い我慢してるだけよ!」
「ふーん、そうなんですか」
「そ、そうよ!」
しかし風見先輩が言い返しても、問いかけた本人とは思えないほど適当な反応だった。
「だから、早くこの縄ほどきなさいよ!」
だが、風見先輩はそんなみのりを気にすることなく、俺達に縄をほどくように促してきた。たしかに早くほどいてあげないと、風見先輩の膀胱が大変なことになってしまう。
「…本当にいいんですか?」
「ッ!?」
「?」
そう思っていたとき、みのりが意味深な発言をしてきた。俺にはその発言の意味が理解できなかったが、風見先輩の様子がちょっとおかしくなっていた。
さっきまでは脚だけだったのに、今度は身体中もじもじさせている。かなり限界がきてるんじゃないのか?
「みのり、そろそろほどいてあげた方が…」
「和彦君は下がっていてください」
「えっ?」
そんな風見先輩を見かねて俺が縄をほどいてあげようと近づこうとすると、みのりがそれを阻止してきた。なぜ阻止されたのか全くわからない。
「ハア♡ 早く、ハア♡ ほどいて」
すると風見先輩は俺の方をジッと見つめながら、助けを求めてきた。なんか、妙に息遣いがエロく聞こえてくるのだが、風見先輩がサキュバスだからじゃないよな?
「ダメです。和彦君、もっと下がって!」
「ハア♡ 佐藤、君♡ もっと、もっと来て♡」
そんなことを思っている中、みのりは下がるように促し、風見先輩は逆に近づくように促してきた。やっぱり、風見先輩の息遣いがだんだんエロく聞こえてくる。
「も、もう、ダメェ♡ が、ガマン、できなぁい♡」
「ッ!?」
そして風見先輩はエロい声を出しながら突然、腕に力を入れていた。まさか、自力で抜ける気か?!
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そして、風見先輩は俺の方に熱い視線を向けた。なんだろう、すごい嫌な予感がする。
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