俺の高校生活に平和な日常を
第5章 #16「由佳さんの罠」
どこからか聞こえてくる由佳さんの声。さっきまで廊下で突っ伏していたはずなのに声は四方八方から聞こえてくる。
「ハア…ハア…」
そしてさっきから有紗の息づかいが荒く妙にエロさを感じてしまう。
「ふふふっ♡ どうしたのかしら? 息が荒くなってるわよ?」
由佳さんはどこからか俺達を見ているようで、有紗の表情を見て愉快気に喋り出す。さっきまで追い詰められたような感じだったのにまるで形成逆転されたかのようだ。
「ハア…マズイ…。早く…ここから…」
だが、有紗は自分の異変に何かしらの危機を感じたのか、急いで玄関に向かって行く。しかし有紗はなぜか片手で股間を押さえている気がする。
「ふふふっ♡ この部屋から抜け出せるかしら?」
その様子を見てさらに愉快気になる由佳さん。玄関までそんなに距離はないはずだが、由佳さんはなにを企んでいるのだろうか?
「ハア…もう…ハア…少し…」
有紗は苦しそうにしながらも何事もなくなく玄関へたどり着いた。後は、ドアを開けて外に出るだけだ。
「ッ!?」
だったはずだが、有紗がドアを開けようとしてもピクリともしない。試しに身体全体の力で開けようとドアに身体をくっ付け力一杯ドアを押すが全く開かない。鍵が閉まっているのかと思ったが、鍵は閉まっていないようだ。
「ふふふっ♡ ざーんねん!」
またどこからか聞こえてくる由佳さんの声。上から聞こえるような気もするが、すぐ近くにいるような感じもして若干、気味が悪い。
「この部屋には特殊な結界を張っておいたの。普通の人間の力じゃ破れないわよ!」
「!? なん…です…って!」
由佳さんがそう言うと有紗が珍しくかなり動揺した。こんな有紗を見るのは初めてかもしれない。
「あなたが悠長に話してる間に仕掛けてたの。もうあなた達はここからは抜け出せないわよ!」
「くっ!」
どうやら由佳さんは時間稼ぎの為にわざとやられたフリをしていたようだ。自分がやられたとみせて相手に優位な立場を持たせる。
そうすれば相手は余裕を持って自分の話を聞いてくれる。その隙に結界を張って俺達を逃がさないようにする。
俺達はまんまと由佳さんの罠にはめられてしまったようだ。有紗もしてやられたと言わんばかりの表情になっている。
「ハア…ハア…このままだと、ハア…マ、マズ…イ…」
そして有紗はさっきよりも息づかいが荒くなっていて顔が紅潮している。それとなぜか股間に手を挟みながら脚をもじもじと交互に動かしている。まさかこの状況で催してしまったのだろうか?
「ふふふっ、諦めなさい。そして思う存分堪能するといいわ!」
そんな中、由佳さんはさらに恐ろしい罠を発動させていた。
「ハア…ハア…」
そしてさっきから有紗の息づかいが荒く妙にエロさを感じてしまう。
「ふふふっ♡ どうしたのかしら? 息が荒くなってるわよ?」
由佳さんはどこからか俺達を見ているようで、有紗の表情を見て愉快気に喋り出す。さっきまで追い詰められたような感じだったのにまるで形成逆転されたかのようだ。
「ハア…マズイ…。早く…ここから…」
だが、有紗は自分の異変に何かしらの危機を感じたのか、急いで玄関に向かって行く。しかし有紗はなぜか片手で股間を押さえている気がする。
「ふふふっ♡ この部屋から抜け出せるかしら?」
その様子を見てさらに愉快気になる由佳さん。玄関までそんなに距離はないはずだが、由佳さんはなにを企んでいるのだろうか?
「ハア…もう…ハア…少し…」
有紗は苦しそうにしながらも何事もなくなく玄関へたどり着いた。後は、ドアを開けて外に出るだけだ。
「ッ!?」
だったはずだが、有紗がドアを開けようとしてもピクリともしない。試しに身体全体の力で開けようとドアに身体をくっ付け力一杯ドアを押すが全く開かない。鍵が閉まっているのかと思ったが、鍵は閉まっていないようだ。
「ふふふっ♡ ざーんねん!」
またどこからか聞こえてくる由佳さんの声。上から聞こえるような気もするが、すぐ近くにいるような感じもして若干、気味が悪い。
「この部屋には特殊な結界を張っておいたの。普通の人間の力じゃ破れないわよ!」
「!? なん…です…って!」
由佳さんがそう言うと有紗が珍しくかなり動揺した。こんな有紗を見るのは初めてかもしれない。
「あなたが悠長に話してる間に仕掛けてたの。もうあなた達はここからは抜け出せないわよ!」
「くっ!」
どうやら由佳さんは時間稼ぎの為にわざとやられたフリをしていたようだ。自分がやられたとみせて相手に優位な立場を持たせる。
そうすれば相手は余裕を持って自分の話を聞いてくれる。その隙に結界を張って俺達を逃がさないようにする。
俺達はまんまと由佳さんの罠にはめられてしまったようだ。有紗もしてやられたと言わんばかりの表情になっている。
「ハア…ハア…このままだと、ハア…マ、マズ…イ…」
そして有紗はさっきよりも息づかいが荒くなっていて顔が紅潮している。それとなぜか股間に手を挟みながら脚をもじもじと交互に動かしている。まさかこの状況で催してしまったのだろうか?
「ふふふっ、諦めなさい。そして思う存分堪能するといいわ!」
そんな中、由佳さんはさらに恐ろしい罠を発動させていた。
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