俺の高校生活に平和な日常を
第1章 #23「和彦VS奥田」
「がはっ!げほっ!!」
奥田の強烈な一撃をくらい悶絶する有紗。有紗は腹の傷がまだ癒えていない!その上で腹パンを喰らったのはかなりヤバい!
「やっぱ腹の傷は癒えて無かったみてえだな!でもそんな体でここまで頑張ってきたのは素直に感心するぜ!」
(奥田の奴、知ってて腹殴ったのか?クソ野郎!!)
俺は怒りというもの久しぶりに感じたかも知れない。だが今は歯を食いしばって隠れる事しか出来なかった。
「ええ?どうだ痛てえか?ええ?」
奥田は何度も何度も有紗の腹を蹴り続けた。その度に有紗は苦痛の顔をしていた。
(やめろ!やめろ!やめろ!)
無論俺の心の叫び等到底届くワケは無くひたすら蹴られ続ける有紗を俺は見ていた。
「……………」
もう有紗は声が出せない程にボロボロになっていた。血反吐を吐きぐったりしている。腹の傷があったからというのもあるが創次郎さんの事でかなりショックを受けて満身創痍の状態だ。だが奥田はそんな彼女の髪を引っ張り自分の目線にまで持ち上げた。
「もう動けねえか?俺のイライラはまだ収まりきらねえ所だがそろそろ終わりにするか」
すると落ちていた有紗の銃を拾い銃口を有紗の腹に向けた。
「じゃあな!!」
---ゴツン!!!
鈍い音が響き渡った。俺は手に持っていた鉄パイプを奥田の頭にフルスイングした。奥田の頭から血が流れていたが殴った時は微動だにしなかった。
「ハア、ハア」
緊張と恐怖で呼吸が荒くなる。冷や汗が止まらない。
(硬え、石頭かよ!コイツ!!)
あまりにも硬くて殴った俺の手がジンジンしてきた。
「ああ?」
後ろを振り返る奥田の顔は鬼の形相をしていた。
「兄ちゃん、今のは中々いい不意打ちだったぜ!相手が俺じゃなかったらなあ!!」
---バキッ!!!
 「ぐはっ!!」
奥田の拳が俺の顔面にヒットした。俺はそこから10mぐらい飛ばされ玄関口付近で倒れた。
「ううっ!!痛ええ!!」
俺の顔面に激痛が走る!鼻血と涙が止まらない!!
「兄ちゃんも災難だったなあ。コイツに関わんなきゃあこんな目に遭わず平凡な学校生活を送れただろうに」
奥田は俺に少しずつ近づきながら話しかけてきた。
「うるせえ!!!」
俺は奥田に対して一喝した。
「確かにコイツと出会わなければ…こんな痛い目に遭わずにすんだしそもそもアンタみたいな化けもんに出会わずにすんだ。正直こんな事になるなら来なきゃよかったて後悔してるさ!」
俺は今思ってる事をそのままぶっちゃけた。
「でもなあコイツと、有紗と出会った事には後悔なんか1mmもしてねえ!!だからここでアンタとの因縁か何かをとっとと終わらせて---明日から一緒に普通の学園生活に戻るんだ!!!」
奥田の強烈な一撃をくらい悶絶する有紗。有紗は腹の傷がまだ癒えていない!その上で腹パンを喰らったのはかなりヤバい!
「やっぱ腹の傷は癒えて無かったみてえだな!でもそんな体でここまで頑張ってきたのは素直に感心するぜ!」
(奥田の奴、知ってて腹殴ったのか?クソ野郎!!)
俺は怒りというもの久しぶりに感じたかも知れない。だが今は歯を食いしばって隠れる事しか出来なかった。
「ええ?どうだ痛てえか?ええ?」
奥田は何度も何度も有紗の腹を蹴り続けた。その度に有紗は苦痛の顔をしていた。
(やめろ!やめろ!やめろ!)
無論俺の心の叫び等到底届くワケは無くひたすら蹴られ続ける有紗を俺は見ていた。
「……………」
もう有紗は声が出せない程にボロボロになっていた。血反吐を吐きぐったりしている。腹の傷があったからというのもあるが創次郎さんの事でかなりショックを受けて満身創痍の状態だ。だが奥田はそんな彼女の髪を引っ張り自分の目線にまで持ち上げた。
「もう動けねえか?俺のイライラはまだ収まりきらねえ所だがそろそろ終わりにするか」
すると落ちていた有紗の銃を拾い銃口を有紗の腹に向けた。
「じゃあな!!」
---ゴツン!!!
鈍い音が響き渡った。俺は手に持っていた鉄パイプを奥田の頭にフルスイングした。奥田の頭から血が流れていたが殴った時は微動だにしなかった。
「ハア、ハア」
緊張と恐怖で呼吸が荒くなる。冷や汗が止まらない。
(硬え、石頭かよ!コイツ!!)
あまりにも硬くて殴った俺の手がジンジンしてきた。
「ああ?」
後ろを振り返る奥田の顔は鬼の形相をしていた。
「兄ちゃん、今のは中々いい不意打ちだったぜ!相手が俺じゃなかったらなあ!!」
---バキッ!!!
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奥田の拳が俺の顔面にヒットした。俺はそこから10mぐらい飛ばされ玄関口付近で倒れた。
「ううっ!!痛ええ!!」
俺の顔面に激痛が走る!鼻血と涙が止まらない!!
「兄ちゃんも災難だったなあ。コイツに関わんなきゃあこんな目に遭わず平凡な学校生活を送れただろうに」
奥田は俺に少しずつ近づきながら話しかけてきた。
「うるせえ!!!」
俺は奥田に対して一喝した。
「確かにコイツと出会わなければ…こんな痛い目に遭わずにすんだしそもそもアンタみたいな化けもんに出会わずにすんだ。正直こんな事になるなら来なきゃよかったて後悔してるさ!」
俺は今思ってる事をそのままぶっちゃけた。
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