[休止]The#迷走のディフォンヌ

芒菫

第十九走 「厄介なドアというなの屋敷玄関」

`「開け、ドア!!」

と、リリーはドアに対して完全攻撃姿勢で発言した。

 「開きなさい、ドア!!」

と、リリーの顔には笑みが浮かんでいたが、拳を前に構えて右足を後ろに下げて、殴りかかろうとしている。

 「開きなさいですわ!!!」

と、強く言うものの全く反応しないドア。

 「てか、なんでドアに話しかけてるの?こっわ」

と、リリーを侮辱する発言を取った瞬間、鳥の糞が空から降ってきた。
すんなり、避けるもリリーは全く応答しない。

 「開きなさい、ドっ···!!!!」

 「うっせぇんだよ、お嬢様がァァァァァ!!!」

と、ドアの向こう側から暴言が聞こえてくる。そして不自然ながら屋敷内から風が出てきたのである。それも暴風。

 「あ~れ~ですの~」

リリーは宙に待って、飛んでいった。なんと恐るべき屋敷だ!?

「いや、礼司。これは屋敷内からの風ではない。」

と、表情で分かったのか善蔵が喋り始めた。
どうでも良いことだが、リリーは屋敷に行く道の中にある何十本もある外灯のうち一番奥にある外灯にしがみ付いていた。
それを見た俺は微かに分かってしまった。それに勿論気づいた善蔵も、後ろを向き、笑っている。

 「うぅん、話を戻そうか。」

 善蔵は笑いつつも咳払いをしてリリーの話から機転をした。

 「で、なんだっけ?風の話か。」

 「屋敷内に風は通っていない。作ったのはこのドアだ。」

次の瞬間、唐突にも風の話でドアが咆哮を起こした。俺らはギリギリ飛んでいかず。
リリーも戻ってきた。とにかく、ドアの真相について話が始まる。

「リリー、このドアはなんだ!?ところで俺は眠いぞ!!」

「確かに、眠いな・・・昨日から寝てないしな」

「このドアは、魂が宿っているのですよ。善蔵さんはお気づきですね?」

「あぁ、どことなく違和感が感じられるが多分魂なんだろうな」

「(ほんとか?善蔵)というか、魂が宿っているドアなんて存在すんのかよ!?ありえねぇだろ!?」

「礼司、これが現実だよ」

「ふふ。そんなに叫ばなくてもいずれ解決しますよ。ほら、そろそろあ・・・」

「ふああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!・・・・・良く寝たぜ。ん?ロリっ子娘か。どうした?通りたいのか?」

「ロリっ子ロリっ子って・・・・ゴホン。貴方、この方達に挨拶を。」

「そうかいそうかい。寝起きで状況分からずでよく自己紹介しろなんて言えるねぇ。見た所、特に害は無さそうだな」

「俺は田中礼司だ。ドアさん」

「俺は筒井善蔵。疾風の使い魔だ。以後、おめしりおきを。」

「・・・・・」

おーい?とリリーが声を掛けるが寝ている様子。

「駄目ですわね。こんな時の為の火炎放射機ですのー!!」

って、火炎放射機使うよりもリリーの爆水の力を使った方が早いはずだが・・・・。
因みに、爆水の力は主に水素の力を使って起こす。水素の性質は分かる通り火に近づけるとボっと燃える事だ。リリーは特別2種の属性があり、それは炎なのだ。ようするに、水を作ることが出来れば水素を生み出す事も出来、火をも扱える属性トップクラスの力だそうだ。
先程、玄関まで来る間に色々と教えてもらった。

「それでは、発射しますわ!」

と、次の瞬間・・・・
ドアは勢いの良い大声をだしてこう叫んだ。
「私はこの王国一の厄介なドアだ!親しくドアと呼んでくれ!」

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