[休止]The#迷走のディフォンヌ

芒菫

第十二走 「永遠の暗夜より」

・・・とある組織の執務室。ここで、今回の一連の問題について話があった。
とある組織改め、時間管理局という組織の局長「カイン」その補佐「ミラクル」

 「その一連の問題について、大元は掴めてきたのか??」

 「はい。その様で。いざとなればカイン様にも加勢してもらいます。」

 「で、この問題の原因はなんだったんだい?」

 話を進めるカインに、ミラクルはその場を離れてお湯を沸かし始めた。

 「どうやら、地星でのパラレルワールドが起こったようで。」

 「えぇ。まさか地球の日本か?」

 「ご名答です。」

ミラクルはお湯が沸いたのを確認すると、いつものように紅茶を作り始めた。

 「どうやら、日本から2人出たらしいですね。田中礼司と言う男が誤って時空の間に要り組んでしまったようで。後の1人は不明です。全く状況が掴めていません。これ以上間内に誤って入らないよう、塞いでおきましたが。」

 「1人わからない?空間系の能力者かな。何れにしても日本には結構能力者居るからねぇ」

ミラクルは紅茶を作り終えると、カインに紅茶を出す。

 「はい、出来ました」

カインは、カップを口につけて少しずつ飲み始める。
 湯加減も味の濃さも完璧なミラクルの紅茶。いつ飲んでも変わらない落ち着く味だ。
カインはカップをいつも置いている白いシートの上に置く。

 「分かった。空間系の能力者が相手なら此方も空間系の能力者で対抗するか。ミラクル、電話を取ってくれ。」

そう言うと、カインは行動を取り始める。デスクの上から2段目にある引き出しを開け、電話帳を取り出して「ホームズ」と名前が書いてある所を探した。
 皆が想像するのはシャーロック・ホームズかもしれないが、それとは全く違う別人だ。しかし、頭がよく切れて空間系能力者だ。
ミラクルが取ってくれた電話の受話器を取り、本体の方に番号を入れる。勿論、黒い電話だ。
ミラクルは扉を開
その場から退散した。邪魔になると言うのがよくわかっているのだろう。いつものことだ。
そんなことを考えているうちに、ホームズが電話に出た。

 「おやおや。珍しいですね。カイン様から電話が掛かってくるなんて・・・」

 「状況は分かってるんだろ?察してくれ。ってか、お前今何処だ?」

 現在地が分からなければ話にならない。しかし話は早い。どうやらホームズは現場公園に居るらしい。

 「で、今回お前にそいつの『暗殺』をお願いしたい。出来るか?」

 「殺しのお願いなら、ネイル様やクリス様にすれば宜しいのですのに。分かりました。依頼、何なりと。」

ホームズは乗ってくれた。後は、そいつの身元を特定し、ホームズに伝えるだけ。
 俺は電話を切り、立ち上がった。
ただ明るいだけの外を見つめて、俺は一つ思った。

 永遠の暗夜と。

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