東方魔人黙示録〜番外編〜
さとり様の日課
どうも皆さん。古明地さとりです。
今は何をしているかというと毎日の日課をしているところです。
それは何かですって?
うふふふ...何を今更...決まっているじゃないですか。
「アルマとパルスィの心を覗くことです!!」
「堂々と叫ぶ君は本当にすごいと思うよ」
この冷たいお方はナズーリンさんです。ネズミの妖怪のように見えますが、毘沙門天に仕える偉いお方なんだそうです。
口調は上からですが根はとてもいい方です。
「思ったけど覗きが日課はどうかと思うぞ」
「ただ覗いてるわけではありません!!二人を見守っているのです!」
「君が言うと信用できないんだよ...」
全く酷い言われ様ですね。
そんなに私信用ないでしょうか?ただアルマとパルスィが大好きなだけですよ。
あの二人がイチャイチャラブラブしている時が私の幸せなのです!
「口にしなくても顔を見れば何を考えているかわかるよ...」
「そんなに顔に出てますか?」
「見せてもいいのかっていうぐらいにニヤけてる」
口元を触ってみると少し口角が上がっている気がします。
ふむ...さすがにこれは恥ずかしいですね。
「君は普通にしていれば可愛いのにな...」
「そ、そんなことありませんよ!」
「!......おやぁ〜?さとりは素直に褒められるのは恥ずかしいのかい?」
「か、からかわないでください!」
顔を真っ赤にしているさとりを見ながら今日も平和だと思う、ナズーリンなのでした〜
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