転生先で国作り

レイラ・スクリャノフ

これからの動き

ロシヤとの同盟を結ぶ事が決まった後
大和は菅原達と、どの様に世界を渡り歩いていくか会議していた。

大和「菅原、君はどちらの陣営についた方がいいと思う」

解説
この世界の陣営とは、帝国や王国が手を組んで出来た。大アメリア帝国連邦率いる「帝国同盟」(連邦国)とそれを見て、自国や友好国防衛の為に手を取り合いできた「連合同盟」(連合国)、それと、それら(陣営)に関わらずにいる第三国がこの世界の陣営であった。

菅原「個人的には第三国が良いんですが、国で考えると連合国に入るべきかと」
大和「して、その理由は?」
菅原「現在、連合国は負け続けていますが。連邦国には、史実の日本の様に科学製品が少なく、部品の1つ1つも粗悪品です。なので後少し守勢の後、連合国が攻勢に入り、戦争に勝つと思います」

菅原は日本の歴史を学び「科学製品」や「国力」「外交能力」が、今日こんにちの戦争には欠かせないと考え、その考えを考慮し考えた結果、連合国に入らないと国際社会での発言権が無くなると思い、連合国に入るべきと言った。

大和「中々良い読みだが、連邦国はもうすぐ負けると思うぞ」
菅原「へっ?」
大和「連邦国の兵士によるがな」

「大和の解説」
大和は日本がミッドウェー海戦に負けた理由の1番が、大日本帝国が開戦から連戦連勝であり、海軍将校達が「油断」「慢心」したためだと思っていた(それ以外にも色々な理由があり、しかもあの状況で慢心するなという方が無理である。さらにミッドウェー海戦の頃はアメリカ本土では大建造をしていた為、どちらにせよ日本は長期戦を選んだ時点でいつか負けていたであろう)

大和「だから、連邦国はもうすぐ負けると思うんだ」
菅原「そうなんですか。ではやはり」
大和「うむ、大大和帝國は連合国につこうと思う。これは勅令である。直ちに本国に暗号を打電せよ」
菅原「わかりました」

大和達は、連合国として動く事を決めた。それにより、ほぼ決まっていたパワーバランスが大きく崩れる事になるとは、今は大大和帝國の一部しか知らない……

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