異界に迷った能力持ちの殺人鬼はそこで頑張ることにしました
45話 顔も無い怪物は人の素晴らしさを説く
フェギル草原での戦いを終えたシャデアとナナシの二人は、オータニア国までずっと続く道をただ歩いていた。
すでに夜の帳は落ち、空には綺麗な星と月が輝いており、手元には辛うじて持ってきていたランタン。
それと一緒に星と月の灯りでおぼろげな足元を照らしてくれている。
さて、黙っていれば奇妙な格好でボロボロな女剣士と異形の顔を持つ男と何とも近寄りがたいものがあるが、そんな二人は歩きながら口論を繰り広げていた。
「ナナシさーん、お腹空いたんですけどー」
「黙って歩け、このまま歩き続ければオータニア国に着く」
「でも、お腹空いて本当にくたばりそうです!私は三食ちゃんと食べないと何故か本領が発揮できないんです!」
「本領か、だったら今何で休むこともできずに少しでもオータニア国に向かおうとしているか分かるか?」
「…私が馬車に置いていった荷物の中に食べ物とか置いていったからです。でもナナシさんも私の鞄に気付かずに降りたんですから、ナナシさんが1番悪いです!」
「そうか、理解している上で俺に罪を擦りつけるか。お前が日頃口にする理想の騎士かなんかが今の聞いたら助走をつけて殴ってきそうだな。大体な、馬車から降りるタイミングとか力を使っていたりしてそこまで頭が回らないからな、後お前がさっさと降りなければ良かったんだ」
「ひどいですよナナシさん!私は騎士として当然の行いをしたんですから、むしろあの時の私を褒めるべきです!」
「テラスが居ると言ったうえで颯爽と降りて、居なかったと聞いた時に俺まで降りなきゃ良かったと思ったわ」
「あー!ナナシさんってばひどいです!」
「黙れ、これ以上喋ってたら余計に腹が減る」
しつこく罪をなすりつけてくるシャデアを一蹴しながら、ナナシも必要最低限の物しか携帯してない自分を恨めしく思い、ため息を一つついた。
その姿に諦めがついたのか、シャデアは頬を膨らませながらナナシの少し後ろを黙って歩く。
しばらく無言であったが、何かを思い出したシャデアはナナシにある疑問をぶつける。
「そういえば、あの人が言っていたあんドゥ…アンドウ? アンドウ・チナツともう一人の放火魔の魔獣って今どこにいるんでしょうか」
「…さぁな」
シャデアに聞かれたナナシは昼間に起きたあの魔獣との最後を思い出していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナナシが初めて魔獣の前に姿を現したのは死の間際だった。
一瞬だけ認識を変えてシャデアの姿を視認できなくし、その一瞬の隙をついて死霊術師、ラズヴァ・ルイディの玉石をシャデアに破壊させた。
彼と彼女が対話を終え、ほとんど消えかけている魔獣の前に『認識を変える』力を切って現れた。
そして、急に現れた顔の肌が真っ黒の男に驚いていた彼にナナシは直接尋ねた。
「お前、他にも仲間がいるだろ。そいつらについて消える前に喋ってもらおうか」
そういうとナナシはルイディに顔を近づけ脅しをかけた。
もう消えるルイディにとっては目の前に現れたこの男…のような人物について何も知らない。
しかし……。
姿無き第三者の存在。
一瞬だけ消えたシャデア。
死体達の操作を中断させる妨害。
目の前にまるで今までいたように現れたこの男。
それら事象を起こしたのがこの男だと、何の確信もなくとも理解できた。
素性も、魔獣が持つ莫大な魔力も無い。何処にでもいる人間そのものの異形の問いに、ルイディは答えた。
「えぇ、いますよ? 私と共にデザールハザール王国の侵略の命を受けた者が2人ほど…しかし、どうして私の他に魔獣がいると分かったのですか?」
「死体の損壊具合からだ。多くの死体が鋭利な刃物で切られて死んで、残りの死体は損壊がなかったのに至るところに火傷の跡がある。さっきの毒ガスの使用もあるが、皮膚の火傷はかぶれたというより実際に炙られている状態だ。鋭利な刃物も銃を使えばいい。死体を操るのも無駄の多い下手くそな指揮と目の前の効率を優先する癖からして、まずお前じゃないのはわかった」
「……」
ルイデイには『指揮が下手くそ』と言われた事と、何よりも『銃』という単語が相手の口から出たことに驚いていた。
ーこの男は、私のいた世界から来た人物だー
たった一つの単語からすぐに相手の正体を知り、それ故になぜ魔獣じゃないのかを疑問に思った。
だが、疑問を掛ける時間はもうない。
消滅が腹部まで達した。
話す時間も少ない。
「…あなたには恨み言の一つや二つ言いたいですが、そんな時間もないですから…手短に話します」
「そうだな、なら話せ」
「まず…私はルイディと言います」
ナナシの素っ気ない答えに、消滅数寸前までラズヴァ・ルイディは知っている限りの事をすべて話した。
内容はシャデアが驚く内容だった。
彼女とは反対にナナシは彼らが何故デザールハザール王国を攻め落とそうとしているのか、ようやく合点がいった。
神についてはまだ表向きの情報しか知らないようで、過去最強の死霊術師の力を貰ったルイディでも詳しい詳細は分からず、ジャックと同じ『ただ使われている』ようなものだった。
そして、1番重要だった『二体の魔獣』についての力。それを大まかに話した。
全てを語り終え、消滅が顎の下まできたルイディ。
草原に転がる頭にナナシは最後の質問を問う。
「結構喋ってくれたが、知ろうと思ってもいなかった情報まで喋るとは……お前は何でここまで喋る気になった?」
ベラベラと聞いてもいない事も口に出したルイディは、ただ静かに目を閉じて言った。
「…心残り…ですかね。この世界で理不尽に人を殺したりして操る…罪が今になってわかったので…もうこれ以上の犠牲は…望んではいけないなと…思ったので……」
その顔には一切の憂いはなかった。
満ち足りても、ただ悔やんでいるわけでもない。彼の顔には迷いはなく、悟りとは違う境地に至っていた。
彼のことを何も知らないナナシは「そうか」と短く答える。そして、膝をつくと転がる頭に向けて持っていたナイフで顔に傷を付ける。
痛みがまだあるのか、急に顔を傷つけてくるナナシにルイディは顔を歪ませ、目を開けてその顔を見た。
ナナシは何か言いそうだったルイディの言葉に遮るように、己が殺人鬼としての考えを語り出す。
「人を殺して、弄んだ時点で今さら心残りなんてものを望むのは最低だろ。人殺しなら人殺しなりのケジメをちゃんとつけろ」
「な…!」
「お前が昔どんなふうに死んだかは知らないが、ただの人間がナイフで付けた痛みを死んでも覚えとけ。一人満ち足りて死んでんじゃねぇぞ。こいつが言った通り、次があるならその前にこの痛みを知ってケジメをつけろ。そうすりゃ……本当の人間ならそれだけで悔いて、反省して苦悩しながら罪を清算できるはずだ」
「……そう、そうですね…私はまだよく理解していなかったのかもしれませんね」
ナナシは最後に言い淀んだ。
『本当の人間』が、本当に自分に該当するのか。目の前で転がっている魔獣の方がまだ人間らしい、と思えた。
怪物が、人の形をしていないとは限らない。
さっきまで姿を消してシャデアとルイディの会話を聞いていたナナシは、恐怖ゆえにその力で害するものを消そうとしていたのを知った。
生前に何をしてこの世界に呼ばれたのか、どうしてそこまで恐怖したのか興味もなければ知ろうとしない。
『マンジ』だのドイツだの、そんなものはまだ人間だ。姿ない心や考えだろうと、そこに感情があれば人間だ。罪悪感を感じるのであれば、まさに人間だ。
しかし、ナナシに当てはまりはしない。
当然、人を殺した後に悔いる気持ちもない。
だからこそ、化け物から人間に対してその尊さを伝えたかった。
これが嘲りの感情か、自負の感情か、それとも慈悲の感情か。ナナシと言う顔も無い人間から答えは出ないだろうが、だからこそ伝える。
「次は間違えるな、殺人なんてもんに関わればそれこそ本当の化け物になるからな。次は真っ当な人間になってこいよ」
ナナシが言い終わる前にルイディの顔は既に半分が消え、もう喋ることもできない。
だがまだ見える目が瞼を一回閉じる。ナナシやシャデアには、ルイディと違う世界で呼ばれていたただの青年がコクリと頷いているように見えた。
それは、今までの死霊とは違う、生きている人間と同じ熱がこもった目だった。
そうしてルイディは消える。
同じくして傍観していた騎士団の目からシャデアも消えた。
最初からいないことになっているナナシはただ静かにルイディが消えた後の青空を仰ぎ見ていた。
殺し殺されて消えていった命はどこに行くんだろうな……と、今さらそんなありきたりな事を考えていた。
とにかく大切な情報を手に入れた二人は急いでコローネ達が行ってしまった道のその先に向けて走る。
すでに夜の帳は落ち、空には綺麗な星と月が輝いており、手元には辛うじて持ってきていたランタン。
それと一緒に星と月の灯りでおぼろげな足元を照らしてくれている。
さて、黙っていれば奇妙な格好でボロボロな女剣士と異形の顔を持つ男と何とも近寄りがたいものがあるが、そんな二人は歩きながら口論を繰り広げていた。
「ナナシさーん、お腹空いたんですけどー」
「黙って歩け、このまま歩き続ければオータニア国に着く」
「でも、お腹空いて本当にくたばりそうです!私は三食ちゃんと食べないと何故か本領が発揮できないんです!」
「本領か、だったら今何で休むこともできずに少しでもオータニア国に向かおうとしているか分かるか?」
「…私が馬車に置いていった荷物の中に食べ物とか置いていったからです。でもナナシさんも私の鞄に気付かずに降りたんですから、ナナシさんが1番悪いです!」
「そうか、理解している上で俺に罪を擦りつけるか。お前が日頃口にする理想の騎士かなんかが今の聞いたら助走をつけて殴ってきそうだな。大体な、馬車から降りるタイミングとか力を使っていたりしてそこまで頭が回らないからな、後お前がさっさと降りなければ良かったんだ」
「ひどいですよナナシさん!私は騎士として当然の行いをしたんですから、むしろあの時の私を褒めるべきです!」
「テラスが居ると言ったうえで颯爽と降りて、居なかったと聞いた時に俺まで降りなきゃ良かったと思ったわ」
「あー!ナナシさんってばひどいです!」
「黙れ、これ以上喋ってたら余計に腹が減る」
しつこく罪をなすりつけてくるシャデアを一蹴しながら、ナナシも必要最低限の物しか携帯してない自分を恨めしく思い、ため息を一つついた。
その姿に諦めがついたのか、シャデアは頬を膨らませながらナナシの少し後ろを黙って歩く。
しばらく無言であったが、何かを思い出したシャデアはナナシにある疑問をぶつける。
「そういえば、あの人が言っていたあんドゥ…アンドウ? アンドウ・チナツともう一人の放火魔の魔獣って今どこにいるんでしょうか」
「…さぁな」
シャデアに聞かれたナナシは昼間に起きたあの魔獣との最後を思い出していた。
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ナナシが初めて魔獣の前に姿を現したのは死の間際だった。
一瞬だけ認識を変えてシャデアの姿を視認できなくし、その一瞬の隙をついて死霊術師、ラズヴァ・ルイディの玉石をシャデアに破壊させた。
彼と彼女が対話を終え、ほとんど消えかけている魔獣の前に『認識を変える』力を切って現れた。
そして、急に現れた顔の肌が真っ黒の男に驚いていた彼にナナシは直接尋ねた。
「お前、他にも仲間がいるだろ。そいつらについて消える前に喋ってもらおうか」
そういうとナナシはルイディに顔を近づけ脅しをかけた。
もう消えるルイディにとっては目の前に現れたこの男…のような人物について何も知らない。
しかし……。
姿無き第三者の存在。
一瞬だけ消えたシャデア。
死体達の操作を中断させる妨害。
目の前にまるで今までいたように現れたこの男。
それら事象を起こしたのがこの男だと、何の確信もなくとも理解できた。
素性も、魔獣が持つ莫大な魔力も無い。何処にでもいる人間そのものの異形の問いに、ルイディは答えた。
「えぇ、いますよ? 私と共にデザールハザール王国の侵略の命を受けた者が2人ほど…しかし、どうして私の他に魔獣がいると分かったのですか?」
「死体の損壊具合からだ。多くの死体が鋭利な刃物で切られて死んで、残りの死体は損壊がなかったのに至るところに火傷の跡がある。さっきの毒ガスの使用もあるが、皮膚の火傷はかぶれたというより実際に炙られている状態だ。鋭利な刃物も銃を使えばいい。死体を操るのも無駄の多い下手くそな指揮と目の前の効率を優先する癖からして、まずお前じゃないのはわかった」
「……」
ルイデイには『指揮が下手くそ』と言われた事と、何よりも『銃』という単語が相手の口から出たことに驚いていた。
ーこの男は、私のいた世界から来た人物だー
たった一つの単語からすぐに相手の正体を知り、それ故になぜ魔獣じゃないのかを疑問に思った。
だが、疑問を掛ける時間はもうない。
消滅が腹部まで達した。
話す時間も少ない。
「…あなたには恨み言の一つや二つ言いたいですが、そんな時間もないですから…手短に話します」
「そうだな、なら話せ」
「まず…私はルイディと言います」
ナナシの素っ気ない答えに、消滅数寸前までラズヴァ・ルイディは知っている限りの事をすべて話した。
内容はシャデアが驚く内容だった。
彼女とは反対にナナシは彼らが何故デザールハザール王国を攻め落とそうとしているのか、ようやく合点がいった。
神についてはまだ表向きの情報しか知らないようで、過去最強の死霊術師の力を貰ったルイディでも詳しい詳細は分からず、ジャックと同じ『ただ使われている』ようなものだった。
そして、1番重要だった『二体の魔獣』についての力。それを大まかに話した。
全てを語り終え、消滅が顎の下まできたルイディ。
草原に転がる頭にナナシは最後の質問を問う。
「結構喋ってくれたが、知ろうと思ってもいなかった情報まで喋るとは……お前は何でここまで喋る気になった?」
ベラベラと聞いてもいない事も口に出したルイディは、ただ静かに目を閉じて言った。
「…心残り…ですかね。この世界で理不尽に人を殺したりして操る…罪が今になってわかったので…もうこれ以上の犠牲は…望んではいけないなと…思ったので……」
その顔には一切の憂いはなかった。
満ち足りても、ただ悔やんでいるわけでもない。彼の顔には迷いはなく、悟りとは違う境地に至っていた。
彼のことを何も知らないナナシは「そうか」と短く答える。そして、膝をつくと転がる頭に向けて持っていたナイフで顔に傷を付ける。
痛みがまだあるのか、急に顔を傷つけてくるナナシにルイディは顔を歪ませ、目を開けてその顔を見た。
ナナシは何か言いそうだったルイディの言葉に遮るように、己が殺人鬼としての考えを語り出す。
「人を殺して、弄んだ時点で今さら心残りなんてものを望むのは最低だろ。人殺しなら人殺しなりのケジメをちゃんとつけろ」
「な…!」
「お前が昔どんなふうに死んだかは知らないが、ただの人間がナイフで付けた痛みを死んでも覚えとけ。一人満ち足りて死んでんじゃねぇぞ。こいつが言った通り、次があるならその前にこの痛みを知ってケジメをつけろ。そうすりゃ……本当の人間ならそれだけで悔いて、反省して苦悩しながら罪を清算できるはずだ」
「……そう、そうですね…私はまだよく理解していなかったのかもしれませんね」
ナナシは最後に言い淀んだ。
『本当の人間』が、本当に自分に該当するのか。目の前で転がっている魔獣の方がまだ人間らしい、と思えた。
怪物が、人の形をしていないとは限らない。
さっきまで姿を消してシャデアとルイディの会話を聞いていたナナシは、恐怖ゆえにその力で害するものを消そうとしていたのを知った。
生前に何をしてこの世界に呼ばれたのか、どうしてそこまで恐怖したのか興味もなければ知ろうとしない。
『マンジ』だのドイツだの、そんなものはまだ人間だ。姿ない心や考えだろうと、そこに感情があれば人間だ。罪悪感を感じるのであれば、まさに人間だ。
しかし、ナナシに当てはまりはしない。
当然、人を殺した後に悔いる気持ちもない。
だからこそ、化け物から人間に対してその尊さを伝えたかった。
これが嘲りの感情か、自負の感情か、それとも慈悲の感情か。ナナシと言う顔も無い人間から答えは出ないだろうが、だからこそ伝える。
「次は間違えるな、殺人なんてもんに関わればそれこそ本当の化け物になるからな。次は真っ当な人間になってこいよ」
ナナシが言い終わる前にルイディの顔は既に半分が消え、もう喋ることもできない。
だがまだ見える目が瞼を一回閉じる。ナナシやシャデアには、ルイディと違う世界で呼ばれていたただの青年がコクリと頷いているように見えた。
それは、今までの死霊とは違う、生きている人間と同じ熱がこもった目だった。
そうしてルイディは消える。
同じくして傍観していた騎士団の目からシャデアも消えた。
最初からいないことになっているナナシはただ静かにルイディが消えた後の青空を仰ぎ見ていた。
殺し殺されて消えていった命はどこに行くんだろうな……と、今さらそんなありきたりな事を考えていた。
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