学校一のオタクは死神でした。

ノベルバユーザー203842

オタ神研究所ーその2ー

* オタ神研究所ーその2ー*



桜姫「は〜〜〜い‼︎オタ神研究所はーじーまーるーよぉ〜〜‼︎‼︎」

希里「いきなりどうしたんですか桜姫姉さん…いつにも増してテンション高いですね?」

桜姫「いや〜まさか次のゲストが私達なんて予想してた〜?」


希里「はい。してました。」


桜姫「…………。そこはもう少し、ビックリしたとか言っておこうよ…。ってな訳で‼︎今回は私、女神こと佐藤さとう 桜姫おうきと‼︎」

希里「鬼神こと神藤 希里きりが司会を務めさせていただきます。ところで、気になったんですが…………。」

桜姫「ん?どうしたの?希里君?」

希里「このコーナーって作者のいわゆるサボりな訳ですが」

桜姫「…………カンペ持ちながら構えている作者が、グサッと何か刺さった仕草をしながら倒れたんだけど……。」

希里「今回って何やるんですか?え?丁度メデューサ編のバトル始まったばかりですよね?こんな所で作者は油を売っていていいのかと、僕は思うんですけど…………あれ?作者さん?どうしたんですか?なんで「ギブギブ」って呻いているんですか…?」

桜姫「…………自覚が無いって、一番重い罪なのかもね……あ、死にかけの作者さんのカンペによると、今回‼︎このコーナーでは、キャラクター達のプロフィールを公開していこうとの事です‼︎…………え?今更…?」

希里「…………桜姫姉さん…今の一言で、作者さんがK.O.しましたよ……。まぁ、今回紹介するのは僕の兄上、主人公の死神こと『神藤 新』だけのようですね。」

桜姫「では早速プロフィールを見て見ましょう‼︎‼︎早く出して‼︎カモーーーン‼︎プロフィール‼︎カマーーーーン‼︎」

希里「…………急にやる気出しましたね…。では、神藤 新のプロフィールはこちらです。」


名前:神藤しんどう あらた
役職:死神
魔法:悪魔型
武器:デスサイズ・・・大鎌、名を叫ぶ事で、何処でも出現可能。魔力注入で、刃の有無、質、大きさの調節ができる。
         遠近両用魔力砲:トール・・・■■■■■■■■
性別:男
年齢:1億以上
身長:172cm
趣味:オタ活(オタク活動の略)
好きな物:エンタメ,二次元
嫌いな物:死,反オタク派,オタクを馬鹿にする奴,作画崩壊したキャラクター
今欲しい物:オタグッズ,痛み
《死神》死の概念そのものを操る神。1日1回、死亡予知記録デス・プリダクション・レコードを使い、新しいライフの寿命を決める。因みに、死亡予知記録はその時の現時刻からさらに未来のまだ生まれていないライフを予知し、書き溜めることも可能。


希里「…と言った感じですね。…って桜姫姉さんはスマホを取り出して何やってんですか…」

桜姫「ん?Am○z○n?」

希里「何で今A○a○onやってるんですか⁉︎今僕たちとあのダメ作者しか司会者いないんですよ⁉︎もうちょっとチャンとしてください‼︎」

桜姫「……このコーナーって作者の心を折っていくコーナーだっけ…?」

作者『違います‼︎(汗』※カンペ

希里「で?ようやくスマホをポケットにしまった桜姫姉さんは何を買っていたんですか…。」

桜姫「え?何って?SM女王風のコルセットと、鞭と、手錠を買っただけだよ?」


希里「何でそんな物買ったんですか⁉︎」


桜姫「え?だって、プロフィールに今欲しい物で“痛み”って書いてあるから…」


希里「桜姫姉さんは兄上に何をしようとしてるんですかぁ⁉︎」


桜姫「新がそれを望んでいるのかと思って…」


希里「な訳ないでしょう‼︎兄上は僕の知る限りはノーマルです‼︎欲しい物で、痛みって言うのは要するに“痛覚”です‼︎」

桜姫「それってMってことじゃぁ…「無いです‼︎‼︎」」

希里「いいですか桜姫姉さん。痛覚というものは傷つけられたり、叩かれたりする時にだけ必要なわけでは無いんです。例えば、カレーって食べたことありますよね?」

桜姫「うん?カレーってあのジャガイモとか入ったカレー?」

希里「そうです。そのカレーです。じゃあ、カレーといえばどんな味ですか?」

桜姫「ええっと?辛くて美味しい…?」


希里「そうです辛いんです‼︎」


桜姫「う、うん?辛いよ?でで、でもそれと新の性癖と何の関係が…「だから性癖じゃ無いです‼︎」」

希里「そもそもカレーなどの辛さとはべつに辛味という感覚が生物の体にあるわけじゃ無いんです‼︎」

桜姫「ええ⁉︎そうなの⁉︎」

希里「そうなんです‼︎もう一つ質問しますけど、辛いカレーを食べた後、自分の“舌”はどうなりますか?」

桜姫「ええっと、ヒリヒリして…あ。」

希里「そうヒリヒリして“痛いんです”。辛味の正体とは、舌で感じる“痛覚”なんです‼︎
ということはですよ‼︎兄上は普段中辛などのカレーを作って美味いかどうかよく聞いてくるじゃ無いですか‼︎」

桜姫「た、確かに‼︎」

希里「実際兄上は痛覚は感じない。つまり、どのくらい“辛い”かどうか分からないんです‼︎
その状態で、兄上は僕達に美味しい程よい辛さのカレーを作っているんです‼︎」

桜姫「す、凄い‼︎」

希里「兄上は辛いというものを感じない‼︎だから、辛いとは何か分からないんですよ‼︎
だから、痛覚が欲しいと言っているんです‼︎」

桜姫「新ぁあ…っ‼︎」

希里「兄上…本当に感謝しています…
あの日、僕は兄上にどれほど助けられたでしょうか…
それなのに、今でも些細な事まで気を使ってくれる…
本当に感謝です…感謝…‼︎
………ん?はい?話題をプロフィールに戻せ?ですか?え?今、兄上のプロフィールを…え?脱線してる?してないと思うんですけど…あ、はい…何だかよく分からないですが、御免なさい。
ん゛ん゛‼︎では、オサボリ作者が、脱線してると言うので話題を変えましょう。」

桜姫「…希里君って、たまに毒舌になるよね…?」

希里「え?そうですか?別にそんな気さらさらありませんけど…?」

桜姫「…………。」

希里「さて、話を戻して、年齢なんですが…これってはっきりしないんですかね?1億以上って…確かにそうですが、もうちょっと正確な値ってでないんですかね?」

桜姫「う〜ん…はっきり言って…“不可能”だね。そもそも、私も正確な年齢わかんないし。」

希里「へぇ〜…」

桜姫「そもそも、私と新が生まれたのって…“地球外の惑星に生物誕生した時だよ”?」

希里「へぇ〜…………………は?」

桜姫「うん?どうしたの?」

希里「え?兄上って地球のできた頃に生まれたんじゃあ…」

桜姫「ああ〜、なんかね?あんまり生まれた時期がはっきりしないんだよね〜。一番はっきりしていない理由がね…年号が無いんだよね。生まれた時に、まだ、発明されてないから。」

希里「はぁ〜…なるほど…」

桜姫「う〜ん。そもそも、私達の名前も、後付けだからね?」

希里「…………は?」

桜姫「うん。例えば、私の場合だと。もともとは名前がなかったんだよね〜。でも、女性の性別を決める神ってのは変わらなかったよ?希里君だって…ん?どうしたんですか、作者さん?え?希里君はネタバレしやすいから、言うな?え?そうなの?ふん…?え?じゃあ、希里君が*****って事も?希里君の好きな人が***の**ちゃんって事も?」

希里「…………桜姫姉さんの言葉に*がかかってる…」

桜姫「え?そうなの?ん?ネタバレ含んだから、モザイク掛けた?え?今のがネタバレだったの?私達の中では、普通に知ってる事なんだけど…そう言うのが、ネタバレになる…へぇ〜?つまり、希里君にはまだ、秘密がたくさんあるという事なのかな〜?」

希里「そうなんですか…………」

………………………………
………………………………………。
………………………………………………。

希里「………………………………ん?」

桜姫「ん?希里君どうしたの?」

希里「…………桜姫姉さん…」

桜姫「ん?何?」

希里「あの…気のせいかも知れませんが、先程、僕の好きな人が何とかって言ってませんでした…?」

桜姫「あ〜うん。言ったよ?***の**ちゃん?」

希里「な、何でそれを‼︎‼︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」

桜姫「さぁ〜何でかな〜(ニヤニヤ)」

希里「ちゃ、茶化さないでくださいよ桜姫姉さん‼︎」

桜姫「も〜照れちゃってぇ〜顔が真っ赤だよぉ〜?(ニヤニヤ)」

希里「うぅ〜ッッッッッ‼︎‼︎‼︎」

桜姫「ニヤニヤ♪」

希里「ぁああああ‼︎‼︎そうですよ‼︎**さんが好きなんですよ‼︎他の神様には絶対に言わないでくださいよ‼︎」

桜姫「分かってるよぉ〜♪ニヤニヤ♪」

希里「はぁ〜…何でバレたんだろ…というわけで、今日のオタ神研究所はここまで‼︎では、また次回‼︎さよなら〜‼︎」

桜姫「はい〜さよなら〜♪」

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桜姫『他の神もそのこと知ってるんだけどなぁ〜ww』

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