日常日記
えっと、荷物のお届け先はそっちじゃないですよ?
昨日は薬をちゃんと飲んで……タオルがびしょびしょになるまで泣いたので、少し元気になった。
今日は、知り合いから荷物がゆうパックで届く事になっていて、向こうから12桁の番号を教えて貰っていたので、一応どのようにこちらに送られるのだろうと興味もあって、ネットで検索機能を使い調べて見た。
すると、本州のある市の中央郵便局で預かった荷物が、何故かそこから東の第二の都市に移動していた。
東といっても関東まではいっていない。
たこ焼きと、関西弁の地域である。
しかし、何故だ?
遠回りじゃないか?
こっちに遠回りしたからお金くれって言われても払わないぞ。
と突っ込み、そこから下を見ていく。
夜行便でこっちに送られたのかと思ったのだが、何故か刹那の県を大きく回り、朝の4時に外海に面した県の中央郵便局に送られていた。
ん?
首を傾げる。
何でだ?
頭文字のアルファベットは全く違うし、同じ漢字で間違われるなら中京地域だろう?
ウチにはオレンジみかんと、緑みかんのゆるキャラがいる。
ついでに腹巻をしたとりさんもである。
でも何故、日本初、新婚旅行をしたと言われる銃を持ったお兄さんの故郷に、荷物がいっているのか……。
お兄さんの銅像が見ている浜は白波が立つ。
内海を見て育った刹那には恐ろしい。
もう一人、漁の途中に潮に流され、異国に行き、通訳になった人の故郷だが、そこには住んでいない。
そこから移動した様子もなく、心配になったので、記載されていた電話番号に電話をかけた。
すると、送り主が預けた郵便局につながった。
「すみません。ゆうパックについてお伺いしたいのですが、追跡番号は〜で、昨日そちらから出されたものなのですが……」
と言うと、
「はい、はい……えっ?少々お待ちください。昨日こちらから送った荷物ですよね?」
「はい、追跡番号をたどっていたら、そちらからOという郵便局に届いた後、今日の朝Kの郵便局に届いてそのままのようなんですが……?受取人の私はK県にはおりませんし、A県なんですけど……」
「申し訳ありません!確認いたします。後で、ご連絡させていただきますので、お名前と電話番号をお伺いできませんか?」
若い男性局員さんに名前と電話番号を伝えるが、いつもの通り、
「えっと、お名前は何とおっしゃいましたか?」
と返され、説明する。
毎回のことながら、面倒……こんな苗字を名乗り始めたご先祖を恨みたくなる。
電話を切り、20分くらいして、電話がかかる。
すると、年長の男性……ちなみに電話番号も知らない。
「申し訳ございません!」
と声が響いた。
「お客様宛のお荷物ですが、こちら側のミスで誤ってO地域に送られ、その後、K県に届いておりました!向こうからそちらに送っております。誠に申し訳ございません!」
「はぁ……そうだったんですか……」
偶然チェックしたとは言え、長旅したねぇ、荷物と呟く。
「それと、もう一つ申し訳ございません!確認しましたところ、送り主の方が、本日のお昼過ぎに届くようにと記載しておりましたが、すでにその時間が過ぎておりまして……本日、遅くなりますが構いませんでしょうか?」
「はい、何でしたら明日でもいいですよ?」
「本当ですか。申し訳ございません!こちらの確認ミスです」
「いえ、気がついただけですので。ご丁寧にありがとうございます」
「ありがとうございます。そちらの郵便局に申し伝えますので、本当にわざわざご連絡いただきましてありがとうございました。二度とこのようなことがないように気をつけます。失礼致します」
と電話が切れた。
まぁ、明日届けばいいや。
荷物紛失はしてないしと思っていたら、2時間後、必死の形相で一般配達員ではないらしい人が、ゆうパックを抱え走ってきた。
「大変ご迷惑をおかけしました!お届けに伺いました!」
「あ、ありがとうございます」
おぉぉ……早いなぁ……2時間で届くものじゃないんだけど、ネットに書き込みせずにこっちに回したのかなぁ。
と感心しつつ、
「本当にありがとうございました」
「申し訳ございませんでした!大変遅くなりまして……」
と頭を下げる男性に、お礼をもう一度伝えた。
長旅を終えた箱を受け取った後、こんなこともあるんだなぁと感心した。
住所はちゃんとウチなのに、本当に長旅ご苦労様。
と箱に呟いたのだった。
今日は、知り合いから荷物がゆうパックで届く事になっていて、向こうから12桁の番号を教えて貰っていたので、一応どのようにこちらに送られるのだろうと興味もあって、ネットで検索機能を使い調べて見た。
すると、本州のある市の中央郵便局で預かった荷物が、何故かそこから東の第二の都市に移動していた。
東といっても関東まではいっていない。
たこ焼きと、関西弁の地域である。
しかし、何故だ?
遠回りじゃないか?
こっちに遠回りしたからお金くれって言われても払わないぞ。
と突っ込み、そこから下を見ていく。
夜行便でこっちに送られたのかと思ったのだが、何故か刹那の県を大きく回り、朝の4時に外海に面した県の中央郵便局に送られていた。
ん?
首を傾げる。
何でだ?
頭文字のアルファベットは全く違うし、同じ漢字で間違われるなら中京地域だろう?
ウチにはオレンジみかんと、緑みかんのゆるキャラがいる。
ついでに腹巻をしたとりさんもである。
でも何故、日本初、新婚旅行をしたと言われる銃を持ったお兄さんの故郷に、荷物がいっているのか……。
お兄さんの銅像が見ている浜は白波が立つ。
内海を見て育った刹那には恐ろしい。
もう一人、漁の途中に潮に流され、異国に行き、通訳になった人の故郷だが、そこには住んでいない。
そこから移動した様子もなく、心配になったので、記載されていた電話番号に電話をかけた。
すると、送り主が預けた郵便局につながった。
「すみません。ゆうパックについてお伺いしたいのですが、追跡番号は〜で、昨日そちらから出されたものなのですが……」
と言うと、
「はい、はい……えっ?少々お待ちください。昨日こちらから送った荷物ですよね?」
「はい、追跡番号をたどっていたら、そちらからOという郵便局に届いた後、今日の朝Kの郵便局に届いてそのままのようなんですが……?受取人の私はK県にはおりませんし、A県なんですけど……」
「申し訳ありません!確認いたします。後で、ご連絡させていただきますので、お名前と電話番号をお伺いできませんか?」
若い男性局員さんに名前と電話番号を伝えるが、いつもの通り、
「えっと、お名前は何とおっしゃいましたか?」
と返され、説明する。
毎回のことながら、面倒……こんな苗字を名乗り始めたご先祖を恨みたくなる。
電話を切り、20分くらいして、電話がかかる。
すると、年長の男性……ちなみに電話番号も知らない。
「申し訳ございません!」
と声が響いた。
「お客様宛のお荷物ですが、こちら側のミスで誤ってO地域に送られ、その後、K県に届いておりました!向こうからそちらに送っております。誠に申し訳ございません!」
「はぁ……そうだったんですか……」
偶然チェックしたとは言え、長旅したねぇ、荷物と呟く。
「それと、もう一つ申し訳ございません!確認しましたところ、送り主の方が、本日のお昼過ぎに届くようにと記載しておりましたが、すでにその時間が過ぎておりまして……本日、遅くなりますが構いませんでしょうか?」
「はい、何でしたら明日でもいいですよ?」
「本当ですか。申し訳ございません!こちらの確認ミスです」
「いえ、気がついただけですので。ご丁寧にありがとうございます」
「ありがとうございます。そちらの郵便局に申し伝えますので、本当にわざわざご連絡いただきましてありがとうございました。二度とこのようなことがないように気をつけます。失礼致します」
と電話が切れた。
まぁ、明日届けばいいや。
荷物紛失はしてないしと思っていたら、2時間後、必死の形相で一般配達員ではないらしい人が、ゆうパックを抱え走ってきた。
「大変ご迷惑をおかけしました!お届けに伺いました!」
「あ、ありがとうございます」
おぉぉ……早いなぁ……2時間で届くものじゃないんだけど、ネットに書き込みせずにこっちに回したのかなぁ。
と感心しつつ、
「本当にありがとうございました」
「申し訳ございませんでした!大変遅くなりまして……」
と頭を下げる男性に、お礼をもう一度伝えた。
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と箱に呟いたのだった。
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