日常日記

ノベルバユーザー173744

昨日、ハムスターが

家にはジャンガリアンの女王陛下ことアンジェさま(女の子)、ゴールデンハムスターのクロクマのお嬢様フェリシア(女の子)と、フェリシアの兄弟でダルメシアンの若君エルシオン(男の子)がいる。

ジャンガリアンは中小型のハムスターのことで、色は様々。
前にブルーサファイアやスノーホワイトは、毛色を表す。

ゴールデンハムスターは、大型のハムスターで、クロクマは黒い毛色。ダルメシアンは白の毛色に所々灰色や黒の毛が入る。
ダルメシアン同士では子供は生まれないために、ダルメシアンとクロクマの間に生まれたハーフたちである。

しかし、両親が同じと言っても、全く性格が違うことに気がついているのだが、エルはやっぱり目が悪いらしく、声をかけながら、

「掃除するから別のゲージに行くよ〜」

と手を伸ばすと、怯えガブッと噛み付く。
流血だが、血がつかないようにしながらゲージを移している。
手は腫れるが、可愛いので許す。

と今日は餌をあげ、水を変えてごそごそと本を読んでネタを作ったりしていると、

『プキーふにゅふりゅりー』

と不思議な音がした。

うちは一人暮らし。変なものはいないはず……。

「きゅらきゅりゅりゅりゅら、キュキュキュ〜」

は?

聞こえてくる方向はハムちゃん兄弟たちのあたり。
誰だ?

「ぴきゅーきゅわきゅわ」

と歌っていたのはフェリシアだった。
餌が欲しいのだろうか?水か?と変えてみたりするが、

「ぴきゅー」

と歌っており、ゲージを出してひざにおくと、いつもなら大脱走だが、膝と膝の間におすわりし、ぴきゅぴきゅと歌い続けている。
この子たちを飼い始めて半年。その前に四匹飼っていたが、歌うハムスターは初めてである。

ちなみに、一時間ほど歌うと満足したらしく、寝床に潜ってスヤスヤ眠ってしまった。
不思議なこともあるもんだと思ったのだった。

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