異界の勇者ー黒腕の魔剣使いー

心労の神狼

第2章に登場した設定、補足

・リザーブの街
    人間の大陸、王都から馬車で一週間徒歩で三週間ほどの位置にある街。
    東西南北各方に出入り口がある。
    居住区、商業区、貴族街の三つに分けられている。

・冒険者ギルド
    冒険者の所属する団体。
    冒険者ギルドには以下のような規約がある。
     ・ギルドにはランクというものがありFランクからSランクまである。
     ・Fランクの冒険者は魔物の討伐依頼を受けることができず、受けることができるのはEランクからとなる。
     ・依頼をこなすことでランクが上がる。
     ・Cランク以上のランクに昇格するには特別な試験を受けてもらうことになる。
     ・Cランクからはパーティと呼ばれる制度により冒険者同士の枠組みを作ることができる。
     ・さらに高位のAランクになるとクランと呼ばれる組織を作ることができる。
     ・冒険者同士の争いごとにギルドは直接関与はしない。
     ・ギルドを介さず違法な依頼を受けた場合は相応の処罰を与える。
     ・また犯罪を犯した場合はギルド証の剥奪した後、詰め所に連行される。
     ・戦いの心得があるものは登録直後でもEランクになることができる。   

・ドワーフ
    妖精族に属する一族。
    体格は人間に比べると小柄だがその小さな体には不釣り合いな力を持っている。
    基本的には頑固者が多く、酒豪。
    その性質上鍛冶師に向いているものが多い。

・魔法発動媒体
    魔法を発動するために必要になるもの。別名魔法具。
    そこそこの腕があるものならば、これが無くても魔法は発動する。
    形状としては一般的なもので長杖や短杖、腕輪や本などがある。
    基本的にこれらには魔法陣(魔道式)が描かれている。

・魔石
    各属性の魔力が地中で圧縮されたもの。
    一昔前はとても貴重なものだったが現在は人工的に作ることが可能になっている。
    火属性は赤、水属性は青、風属性は緑、土属性は土色、雷属性は黄色の石で質が良いものは色が半透明になる。

・魔物
    その身に不釣り合いな魔力を帯びた生物が突然変異して生まれたもの、その総称。
    その生態系は多岐に渡る。
    魔物には冒険者ランクを基準に討伐ランクというものが設定されている。

・使徒 
    そのほとんどが謎に包まれた正体不明の存在。
    現状分かっていることは少なく、辛うじて魔王に関係する存在だということが分かっている。

・魔剣
    魔性の力を宿した剣で、そのチカラは強大。
    しかしその力を扱うには魔剣と契約する必要があり、契約には例に漏れず使用者の命が対価となる。
    その内部には怨念や呪いなどが封じ込めてあり意志を持つ者も少なくはない。
    正反対の存在に聖剣がある。

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