ただの日記。

とびらの

BL属性およびターゲットコンセプトの話

先にいっときますがわたくし女です。 

……ニアミスな連載をしておきながら、そういやちゃんと言ったことなかったけど、わたし、腐路線は非常にビミョーな立ち居ちにおりましてね。
腐女子ですかと言われたらイイエだし、じゃあ読んだことないのかって追及されたら、ありますよ書いたこともありますよと答えます。
じゃあ腐女子じゃねえか!と言われると……
……なんか違うような気もする。
でも必死になって否定する気もないし、肯定する気もない。
ただ、「お仲間」と期待されてしまうと、たぶん拍子抜けするほどハナシが盛り上がらないと思う。

なんだろう。流行に乗ってスターウォーズ観に行きました面白かったです名作ですねちょっとだけグッズも買ってみました、で、「ファンなの!?」と言われると……。ってかんじ。
いわゆるBLというジャンル嗜好をまったく否定しない、嫌いではない(たまに地雷あり)だがハマってる感覚はなく、なんなら書(描)くのも楽しいのだが、「自分の居場所ではない感」というかなんというか。 

そうですねえ。どこか、コメディとして観てる気もします。
「こういうのもありですね」的な。
たぶんだけど、ライトなBLならシレッと読めちゃう男性と同じ感覚なんじゃないかしら?
こんなもんなので、「腐臭キモいんじゃ」言われたら「ですかねでしょうね」、「BLっていいですよね!」と言われたら「ですかねですよね」と返す、そんなプライドゼロなやつ。 

……たぶん、ただ単に、ユルいんですな。
考えてみれば全体的になんでもそうです。あたしはコレが好き、あなたはアレが好き、そうなんだフーンっていう。コミックの映画化や、二次創作も、原作がズタボロに設定変更されてるものもあましキニシナイし。結果おもしろければ良し、面白く無くても、わたしのほかの誰かに需要があるんだろうなとしか。

そういう、とかくユルい人間が、ジャンルとか客層とか何にも考えずただただひたすら「結果として面白いもの」を追求しているのが拙作です。ヒロインの少女を死なせて面白くなるならそうすると思います。面白く思えないのでしないけど。
結果、どの作品もジャンル迷子で、誰が読んでもワンシーンくらいは地雷がある仕様、かもしれません。
コレはもしかしたらのちに、致命的な壁になるのかもしれませんね。

新作を書くならば、そのへんの、ジャンル・客層をしっかり見据えてプロットを建てることを課題にしたいと思います。

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