ただの日記。

とびらの

オランジーナって美味しいよね

オランジーナって美味しいよね。
オレンジジュースが嫌いなわたしが、何となくあれだけは好き。
バヤリースとかよりは薄くて、なっちゃんオレンジとかよりは甘すぎないのがいいのかな?
ジュースじたいをあまり飲まないけど、たまに無性に飲みたくなるなる、オランジーナ。


……あ、すみません今日のお話はこれだけ。

……と思ったら文字数制限だよ!またかよ!
まあいいや、じゃあまたちょっと仕事の話。


新人さんが入ってきました。年上の後輩です。可愛いともなんとも言いづらいです。そこは別にいいです。
で、新人さんなので、当然わたしに「教えて先輩」があるわけです。それも別にいいのです。悪い気もしないのです。教えるのです。

……ところが、ちょっと気になることがあるのです。
教えたことを、何度も何度も同じことを聞くのです。

といっても、ウッカリ忘れて同じミスを繰り返す、と言う意味ではありません。
わたしの教えた「良い結果が出せるコツ」を、とりあえず実践したうえで、「それが聞いた通りやっても上手くいかない、改めて教えてくれ」と言うのです。

これは別に、わたしの教えたことがデタラメだったわけでもなく、かといって新人さんが何かまちがえてるというわけではありません。
わたしどもは、数字を合わせる事務仕事などではなく、経験的な感触とか絶妙の力加減だとか、まさに「習うより慣れろ(しかない)」職種でして、言葉で聞いてすぐに出来るわけがないのです。時間をかけるしかないのです。わたしも三年かかっているのです。逆に言えば、時間さえかければ出来るようになるのです。
なので、コツというのも結局は「-というのを目指して、これから一年がかりで精度を上げていけ」というものにすぎません。
目指すところを教えただけであり、こうすればすぐに私と同じことができるよという魔法の言葉などではありません。

つまるところ、新人のうちから高望みをするな、こっちも期待してないからのんびりやんなさいよと。

……そういったことを、再三言ったのですが。
どうも、納得をしてくれません……。

なんだこのひと……?と、しばらく疑問に思っていたのですが……
最近、本人の弁でわかりました。

はやくラクになりたいんだ、と。

ははあ。わたしがコツと言う名の魔法の言葉を知っているがゆえに、朝飯前でラクラク仕事をしているように見えるわけだ。先輩、ズルイっとこういうわけだ。

いやいやそれは違いますよ新人さん、オイラは今でも常に120%力を出し切って、ヘトヘトになって帰ってますよ。就職してからずっと毎日そうしてますですよ。

10キロしか重りを持てない非力な人間が、頑張って12キロ持って毎日動く。それに慣れてきたら15キロ。それに慣れてきたら17キロ。
そうやって、いずれ20キロ、30キロ持てるようになるってもんですよ。
逆に、10キロ持てるのに8キロしか持たずに毎日の仕事を終えていたら、いずれ10キロが持ち上がらなくなるのです。
毎日、ちょっとだけ無理をして過ごしなさいまし。そしたらそのうち、80%の力で10キロが持ち上がり、100%の力で20キロが持ちあがるようになってくる。毎日、ヘトヘトになって帰りなさいまし。
それがなによりの上達の近道だし、来年ラクをできるようになるコツですよ。

……と、かようなことを申し上げますと。

「え。ちょっとなにいってるかわかんない」
と、どストレートに返されました(笑)
もういいや!


あああああ他人に教育とか向いてねえええええ


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