自作小説の世界に召喚されたので俺は未完放置する(エタる)のをやめました!

冬塚おんぜ

第九話 「連中は、この奥にいると思う」


「俺は、俺のやるべき事をやるだけだ……」

「あんまし思い詰めすぎないでね、ファルド」

「わかってるよ」

 それぞれの装備を手に、俺達は鉱山の内部を歩く。
 もちろん、俺の手元には石版パソコンだ。
 クロスボウはいつでも使える状態にしてあるが、まずやっておきたい事がある。
 それは、この鉱山の内部構造を把握しておく事。

 付属のペイントツールで地図を作ってあったのを、フォルダを漁っていたら見付けたのだ。
 見た感じでは原作と同じ構造。
 この手の無駄設定が、まさかこんな所で生きるとは夢にも思わなかったな。

 連中が潜んでそうな場所は、ある程度目星を付けておく。

「あれを見て下さい!」

 ルチアが指差す方向には、爆弾に火を付けようとしているゴブリンが四匹ほど。
 そういや、あんな厄介なブツで鉱山を落盤させたんだったな。

「ボスは本当に頭の良いお方!」

「人間共の道具を逆に利用するなんてな! まず思い付かないゼェー」

「スイッチがありゃあ完璧だったんだがなァ。あの赤毛め」

 見事に自分達の状況をバラしてやがる。
 やっぱ雑魚ポジションは、そういう奴ばっかなのか?
 現実世界のSNSで業務内容をおおっぴらに呟いてもみろよ。真っ先にクビだぞ!

「ファルド、俺に任せてくれ。コイツの性能を試してみたい」

 見た感じ、あの爆弾は複数繋げて威力を上げるタイプだ。
 あいつら一個ずつしか持ってないし、万一爆弾に命中しても大丈夫だろ。

 既に太矢はセット済だ。
 目標をセンターに入れて、トリガーを引く。

「何だいきなり――ぬめっ!」

 いよーし、仕留めたぞ!

「キェエエエァアア!? 撃たれたァアアア!」

 うるせー。
 てめーの頭はハッピーセットかよ。

「今だ! ファルド!」

「ああ!」

 狼狽えるゴブリン達にファルドが斬り掛かる。
 一匹は袈裟斬りで絶命。残るは二匹だ。

 慌てて逃げようとする奴に、俺は狙いを定めた。
 次も当たってくれよと念じたが、ちょこまかと走り回るせいで碌に狙えない。
 せめて、もう少し狭い通路なら真っ直ぐ走ってくれそうな分、楽だったんだが。

「足下を狙ってやる! ルチア、俺の狙ってる奴に一発かましてくれ!」

「ひ、あ、はいっ!」

 ルチアは顔面蒼白だ。可哀想に。
 地面に転がったグロ描写の塊から目を逸らして、気絶しないように必死なんだな。

 逃げ惑うゴブリンに、二発の太矢が飛んでいく。
 ゴブリンはそれを器用にくぐりぬけた。

「くそ、駄目か!」

「ごめんなさい……」

「アンジェリカは!?」

 俺はアンジェリカを見やる。
 だが、アンジェリカはロッドから灯りを出したまま、難しい顔をしていた。
 いや、いくら迂闊に手が出せないって言ったって限度があるじゃんよ……。

「お前が足引っ張ってどうすんだよ!」

「だって、炎系の魔法しか使えないもん……」

 ぽつりと、アンジェリカが呟く。
 そうしている間に、ゴブリンは最初にファルドが仕留めた一匹を除いて、思い思いの方角へと逃げ去ってしまった。

「しょうがないでしょ。一歩間違えたら私達、生き埋めになっちゃうんだから」

 山道の時は楽に丸焼き出来たんだが、こういう時に不便だよなあ。
 なんで炎しか使えないんだろうって、俺は思った。

 だが冷静に考えてみればそれは単純すぎる理屈だ。
 俺がそのように設定したからだ。

 アンジェリカは炎系の魔法をとにかく得意としていて、地元のエスノキーク魔法学校の教員ですら使えない炎魔法を平然と扱える。
 だが反面、それ以外はてんで駄目なのだ。
 水系魔法なんて特に相性最悪で、一滴も出て来ない。

「便利グッズを手に入れても、そう簡単には戦力アップにならないか……」

 原作ではルチアが支援系スキルで頑張ったが、何か原作よりハードモード気味なんだよな。
 まあ、やるしか無いんだが。


 ルチアの地図を基に、ゴブリンが逃げ去った方角を辿っていくと、めちゃくちゃ大きな広場に出た。
 高さはビルの三階くらいはあるな……壁沿いには木の板で足場が組まれていて、ところどころに掘り進めたっぽい窪みがある。

 吊り看板を見ると、そこには“大採掘場”と書かれていた。
 壁や柱に立てかけられたツルハシといい、いかにもこれから掘り進めていく的だった雰囲気がある。

 地面にはトロッコを走らせる為のレールが敷かれていて、自動トロッコが所狭しと爆走している。
 つまり、今は制御装置で抑えてないって事か。
 あんまり下では戦いたくないな。ミンチは嫌だ……。

「連中は、この奥にいると思う」

 ファルドが剣を握り締める。
 柄に嵌まっているメダルが赤く光ってるが、これはボス戦の前兆って事でいいのか?

「この広さなら、大丈夫ね。遠慮無く暴れられるわ」

 アンジェリカさんは指をポキポキ鳴らすのやめてくれませんかね。
 何処の世紀末救世主だよ……。女の子なんだから、もっとおしとやかにしなさいよ。

「生きて帰れますよね……挽肉は、嫌です……」

 ルチアはルチアで、クロスボウを抱きしめてガタガタ震える。
 ちょっとビビりすぎだろ……。

 ちょっとばかり早すぎる気がしないでもないが、現実のボスってのはそんなに奥まった場所で待ち構えてるなんて事も無いんだろう。
 木の板の足場を慎重に渡っていく。
 みしり、みしりと、軋む音がする。

 広場の中心近くまで歩いて行くと、奥の方――集会場から声が響く。
 原作ではこの盗み聞きのシーンが無かったから、新鮮な気分だな。

「本日はお日柄も良く、絶好の侵略日和だ。魔王様親衛隊の方々より激励文を賜っている!
 文字が複雑すぎて俺様は読めないので、各自、後で目を通しておくように!」

 俺は脱力するあまり、滑り落ちそうになった。
 何だよ!
 尖兵を取り纏めるボスが、そんなんで大丈夫なのか!
 この世界の魔王が無能なのか、それとも魔王軍もピンキリなのか?

「ちゃんと読んでやれよ、激励文……」

「べ、別に、いいんじゃないかしら」

 まあ読めようと読めなかろうと、俺達には何も関係が無いもんな。

「ボスぅ! 朝礼の最中失礼しますゥー!」

「何だいきなり! そそっかしい奴だな!」

「勇者が、勇者がこの鉱山に!」

「なん、だと……!?」

 にわかにざわつく。
 ファルドが振り向き、俺達に目配せした。
 俺はファルドを見つめ返して、頷く。

「んな訳無ェだろォ。ただの冒険者と見間違えたんじゃねえか?」

「そ、それが……本部から送られてきた人相書きと完全に一致しております!」

 そんな便利な(ただし俺達にとっちゃ厄介な)物が魔王軍にはあるのか。
 一体何処でどうやって人相書きをこしらえたんだろうな?

「どうにか勇者共の追っ手をかいくぐって来ましたが、この場所がバレるのも時間の問題ですぜ! ボス、何とかしてください!」

 ゴスッと、鈍い音が響く。

「テメーの不手際だろうが! 責任を取って迎撃しやがれ! 野郎共、宴は後だ!
 ノコノコとやってきた勇者共を、生き埋めにしてやるぞ!」

「ガッテン!」
「皆殺しじゃあ!」
「ヒャッハァー!」

 そして、世紀末な掛け声。
 連中、本気だ。

「みんな、乗り込もう」

 ファルドが途中の螺旋階段を降りようとする。

「待て、ファルド。集会場も階層構造になっていて、このまま上を進めば頭上からの奇襲ができる」

「……使わない手は無いな。アンジェリカは真っ先に魔法を。
 ルチアとシンは捌ききれなかった奴に、クロスボウを使って欲しい。土煙が上がってる間に、俺が奇襲する」

「解ったわ」
「頑張ります」
「オーケイだ」
「よし、行くぞ!」

 カチ込みだ!
 俺達は通路をそのまま走り抜け、集会場の二階へと辿り着いた。

 予定通りにアンジェリカが魔法を放つ。
 炎しか使えないアンジェリカも、逆に言えば炎さえ役に立つ状況ならこれほど頼もしい奴は居ない。
 爆発が巻き起こり、ゴブリン連中は阿鼻叫喚の様相を呈していた。

「しょんな! 早すぎるゥー!」

「アチーアチアチアチチチーイヒヒヒヒッ!」

「クソぉおお! お前等ァーッ! 爆弾を上に投げ付けろォ! 奴等は上に居るぞォオオッ!」

 へへーんだ! 今更気付いた所で遅すぎるっつーの!
 あたふたしているゴブリン達の所へ、ファルドが飛び降りる。
 爆弾はあらかた誘爆させただろうから、アンジェリカも安心して魔法で援護できてるな。

 アンジェリカが炎の霧を作り出す。
 これは鈍く緋色に光った霧で、威力こそ低いが何かと応用が利く。
 煙に混じると、まったく判らない。
 投げ付けられた爆弾も、こっちに届く前に炎の霧に触れて爆発する。

 俺とルチアはファルドの指示通り、クロスボウの援護射撃だ。
 ちっとも当たらないが、とりあえず牽制くらいにはなってると思いたい。

 ゴブリンは見る見る内に数を減らしていった。
 煙が晴れてくる頃合いを見計らって、アンジェリカが炎の壁でボスのオークと大勢のゴブリンを分断した。

 これでファルドはオークに集中できるな。
 爆弾を投げ付けている奴も居るが、炎の壁にぶつかって爆発するだけだ。
 っていうか、そんな真似したらボスまで巻き添えじゃないのか?
 そこまで考えないでやってるのか、どさくさに紛れて下克上でも狙ってるのか。

「答えろ! 山道の連中はお前の仲間か!?」

「ああ! あいつらか……! 俺様の完璧なプランに乗らなかったから、くたばっちまったんだな! ざまあ無えぜ! ヒャーハハハハッ!」

「何がおかしい! 仲間じゃないのか!」

「仲間ァ? 俺は仲良くしたい奴とだけ仲良くするだけだ」

「お前……それでいいのか!?」

「魔王様は寛大だぜ……俺達がいくらヘマしても、何度でもチャンスをくれる。
 俺達自身でケリを付けるという、たった一つの条件だけでな!」

 これは言ってやったほうがいいな……。
 俺は挙手しながら、上から身を乗り出す。
 もちろん、クロスボウの装填は忘れちゃいない。

「あのさぁ、それってぶっちゃけ、期待されてないって事じゃ……」

「うるせぇブッ殺すぞッ! まあいい。逃げ道が塞がれたお前等はさながら網に掛かった魚だ。
 煮るも焼くも俺達次第。野郎共、やっちまえ!」

「ヒャッハァー!」

 オークが怒りに任せて斧を振り回しながらファルドへ向かうが、対するファルドは前転してそれを回避。
 そのついでに、オークの足下に剣を当ててオークを転倒させる。
 炎の壁に頭から突っ込んだオークは、顔を押さえながらのたうち回る。

 よしよし、上手く行ったぞ! その調子だ! ファルドは大丈夫そうだな。
 さて、俺も頑張らなきゃ……。

「うおわっ!?」

 気が付けば、わらわらと集会場の二階へと来てやがる!
 なんでこんなに来てるんだよ! こいつら、いつのまに上がってきた!?

「こ、の、野郎!」

 クロスボウで手頃な奴を狙い撃つが、数が多すぎる。
 冗談じゃないぞ!

 俺は左手に斧を持つ。
 クロスボウと斧で遠近対応の構えだ!

「扱いづらい構えなのは承知の上だが、主人公パーティが負ける訳ねーだろ! 行くぞぉおおおおああああ!」

 油断しているゴブリンを一階に叩き落とす。
 アンジェリカはさっき俺達が通ってきた通路に向けて魔法を放つ。
 今より多くなる事は無さそうだな。

「きゃあああっ!」

「ルチア!?」

 ゴブリン共を除く俺達全員が、ルチアへと振り向く。
 一匹のゴブリンがルチアに肩車をさせるような形で、喉元にダガーを突き付けている。
 しかもルチアは、下手すれば一階へ真っ逆さまの場所に立たされていた。

 くそ、どこから現れたんだ!
 背後を取らせないようにだけは気を付けたのに!

「は、離して下さい! 嫌ですっ!」

「ヒェッヒェッヒェ……少しでも近付いてみろ、俺の自慢のダガーがお嬢ちゃんの喉元をサックリだぜェ!」

「待ってなさい、ルチア! 今助けるわ!」

 アンジェリカがロッドに炎を纏わせる。
 だがゴブリンは勝ち誇った笑みを浮かべた。

「魔法も禁止だァ! 俺の爆弾が、このお嬢ちゃんを愛の炎で焼き尽くしちまうぜェ!」

「いよぉし、でかしたァッ! 見たかお前等! これが俺様の完璧すぎるプランよゥ!
 これで、来月の給与査定の減額を解除して貰えるぞ!」

 変なところで謙虚だな。ボーナスとか増額とか言うのかと思ったよ。
 っていうか、月給なのかよお前等……。
 ――って違う! 大事なのはそこじゃない!

「何が望みだ? 俺達がそれに従ったら、ルチアを離すと約束しろ」

「う~ん? 殊勝な心掛けだなァ~!? ええ!? 勇者さんよォ!」

 耳の裏に平手を当ててながら右眉を上げるオーク……。
 お前それすっごいイラっとするからやめろ。
 解決策を考えてる俺の気を散らす作戦か。

「早く言え! 何が望みだ!」

「そうだな。大将首を俺様のような雑兵が取るのは、実を言うと出世から遠ざかる。
 武器を捨てて、俺達を見逃せ。大人しく入り口まで引き下がれば、お嬢ちゃんを解放してやろう」

 ファルドが剣を投げ捨て、俺達のほうを見上げる。
 憂鬱な表情だ。このまま従うべきか、迷っているんだな。

「――嘘よ、そんなの」

 アンジェリカの鋭い声が、集会場に響き渡る。ファルドが驚いた顔をした。

「アンジェリカ!?」

「ツルハシを捨てて逃げた相手にも平気で斬り掛かるような連中が、そんな約束を守るとは思えないわ!」

「それは部下に伝えてなかったからな。今は違う。
 俺様の下に部下が集まっている。俺様が一言、そう伝えるだけで部下はしっかり従ってくれるのよゥ」

「俺達がルチアを助けるには、それしか……」

「くッ……!」

 重たい沈黙が、辺りを支配する。

 俺もアンジェリカには同意だ。
 このオークは、給与査定の為なら部下の命も平気で捨てさせるような奴だ。
 正直、信用できない。だが、俺達はどうすればこの状況を切り抜けられる?

「主よ。主よ。私は暗き洞穴より貴方の名を呼びます……どうか、貴方の叡智を以て、この苦難から私達をお救い下さい……――」

「何だァこの女ァ、お祈りを!?」

「お前等がモタモタしたせいで、仲間が一人駄目になっちゃったみたいだなァ~!?」

「くそッ!」

「フッフッフ~……だが時間稼ぎをしてくれてありがとう。
 今頃、リントレア村の別働隊は、仕事を済ませただろう。悔しいかな? ンン~!?」

 ペラペラ喋りすぎだろ。
 この世界では、言葉を喋る魔物は自分達の機密を喋らなきゃいけないって決まりでもあるのか?
 まったく、気が散るから黙ってくれよ!

「――主よ、私達は立ち向かいます。この勇姿を御目にお納め下さい。グライヘス・モルカーナ・ジュグラーディル」

 ルチアが顔を上げ、俺を見つめながら頷く。

 ――!
 クロスボウが……震えた?
 ルチアが何かしらの加護を発動させたのか?
 原作とは展開が結構違うっぽいが、それはそれで別にいい。

 この危機的状況を、俺が打開してやるんだ!
 幸い、誰も気付いてない!
 俺は、クロスボウを構えて――。

「ぬぅぅぉぉおぁぁぁ当たれぇぇえええええッ!!」

 そして、ルチアを人質に取ってるゴブリンに太矢を放った。
 太矢が風を切ってゴブリンの眉間へと進み行く様子が、まるでスローモーションのように映る。
 そして……。

「ピギャッ!?」

 ゴブリンは、とびきり不細工な顔に大穴を空けて吹っ飛んだ。
 それだけじゃない。
 貫いた太矢は放物線を描き、階下にいたオークの脳天に突き刺さる。

「ら、ラッキー、ボーイ……!」

 オークはそのままぶっ倒れ、絶命した。
 周りのゴブリンは絶望した顔のまま、固まっている。
 暫し呆気に取られていたが、状況はすぐに動いた。

「さあて……後はアンタ達だけよ」

「ヒイイィ!?」

 恐れおののくゴブリン達が逃げようとするが、アンジェリカが背後に炎の壁を作り上げた。

「逃がすか! 喰らいなさい――スネーキーフレイム!」

 火で出来た蛇が辺りを飛び回り、ゴブリン達を根こそぎ丸焼きにしていく。
 集会場から断末魔の声がすっかり途切れた頃、そこには勇者一行だけが残った。

「無事か!」

 ファルドが集会場に積み上げられた資材を駆け上って、こっちに来た。
 なるほどな。さっきのゴブリン共はこれを使ったのか……。

 ルチアが、遠くを見るような目をして黙り込んでいた。

「ルチア! 大丈夫だった!?」

 アンジェリカの声に我に戻ったルチアは、やがてべそをかき始めた。

「こ……怖かったですぅううう!」

「よしよし、敵は残さず倒したからね。ちょっとやりすぎた気がしないでもないけど」

 そう言って、アンジェリカはへたりこむルチアを支えながら頭を撫でる。
 ほほう……ツンデレが母性を発揮する瞬間か。
 これが「尊い」という感情なのか。
 いいぞもっとやれ!

「なあアンジェリカ。俺、ボス倒しちゃったけど大丈夫かな……」

「どっちにしろ行くしか無いわね。ここから北のリントレアで、何かをやってるって事は確かなんだから」

 戦いを終えて、俺達は屋敷へ戻る事にした。

 ちなみに、ルチアが祈りの最後に付けた「グライヘス・モルカーナ・ジュグラーディル」は「Amen」に相当する言葉を、当時の俺なりに考えた結果生み出されたものだ。
 エル・プサイ・コングルゥ的な奴。

 言葉の意味は「偉大なる神に私の言葉をお納めします」だったかな。
 グライヘスがグレート、ジュグラーディルはユグラドシルの変形だ。
 モルカーナだけが何の変形だったか思い出せない。
 あと、本来はもっと長かったが省略されているという、どうでもいい裏設定もある。

 いざ声にされると、心臓が痒くて悶えそうになってくる。
 これは、黒歴史の代償とでもいうのか……!



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