これは、皆も知っているテディベアのお話

ノベルバユーザー173744

第四話、メリーソート社のチーキー

こんばんは~‼
お久しぶりです。
エリオットだよ?覚えててくれてるかな?

この間から、兄弟のチーキーを探してお話を聞こうと思ったんだけどね?

その前に、12月1日に発売になったシュタイフ社と、Disneyと言う、アメリカの映像やディズニーランドって言うアミューズメントランドのコラボのぬいぐるみになる可愛い兄弟を見送っていて遅くなっちゃった。

ごめんなさい。

兄弟たちは、本当に嬉しそうにニコニコしてその夢の国に着くと、お友だちのおうちに行くんだって喜んでいたよ。

もし見かけたら、お顔を見てあげてね?
僕たちは、ひとりひとり顔がほんのわずかだけど違っちゃうんだ。
だから『可愛い兄弟』『凛凛しい兄弟』『きょとーんとした兄弟』に、『首をかしげてる兄弟』もいると思うんだ。
見て、お家に連れて帰るのはこの子‼って選んでね?
兄弟は本当に喜ぶよ?

そして、話を戻すね。

今晩のお話はメリーソート社のチーキー。

元々メリーソート社は1919年紡績工場からはじまって、翌年、イギリスにあったファーネル社とチャド・ヴァレー社から人材が集まり、二つの会社の融合されたテディベアが生まれたって言われてるんだ。

ファーネル社はイギリスで一番にテディベアを作った会社だよ。
チャド・ヴァレー社は1915年からだったって聞いてるんだ。

で、メリーソート(merrythought)と言うのは、17世紀の英語で、ウィッシュボーン(鳥の鎖骨)を意味してるんだって。
どこの骨か気になっちゃって、兄弟に聞いちゃった。
幸福のシンボルでね?
今でも、その骨のかたちを刺繍した足の裏をしている兄弟やラベルに印刷されているんだよ。

で、メリーソート社は、不思議なベアがいるんだよ。
1人は、パンキンヘッドベア。ツンツンとさかのあるベアだよ。
そのベアは1949年に生まれたんだけれど、赤いパンツをはいていたりするから、時々『赤パンチーキー』って書かれるんだ。

どんなかお?
ンーと、変な顔!

だって、普通怖そうに見える、光彩のある瞳なのに、頭がツンツンで、お耳は少し横に下がっていて、赤や緑、黄色、青のフェルトのパンツをはいてて、ひょうきんな表情で出てきたら、プロレスラーのベア?って思っちゃうよ‼

僕のお友だちは兄弟の1人を、パンキンヘッドベアのパンクファッションを逆に利用して、細いリボンで結んで、可愛いドレスを着せてたよ。
ニコニコ、兄弟は嬉しそうで、その様子を見るお友だちもニコニコで、仲良しっていいなぁって思ったもん。

そして、今日の本来の主役チーキーは、1957年に生まれて、とっても愛されているんだ。

え?チーキーはどんな子?

変な子‼って言うしかないんだよ。
うーんと、パンキンヘッドベアに似てるんだけど、頭のツンツンはなくて、耳がね、象みたいに大きいんだ。真横に付いていて、その中には鈴が入ってる。
鈴は幸運を招くって言われてて、僕の仲良しのお友だちは、40センチの大きなチーキーをだっこしているんだって。
小さい子もいるんだよ?でもね?

「抱き心地最高‼その上可愛い‼着せかえっこ出来るから、なお嬉しい~(*^^*)」

って、赤ちゃんに着せる『着ぐるみロンパース』を着せているんだって。
最初はえぇぇ?と不満そうだった兄弟だけど、諦めたみたい。

不満そうって良くわかる?あ、チーキーの兄弟たちは、お口がWに刺繍されていて、それで、にやりっていう顔をしてるって言われてるんだ。
いたずらっ子っていう意味もある。

でも本当は優しくて耳の鈴が鳴る度に幸福を呼んでくれるんだ。
それはささやかだけど、泣きじゃくるお友だちが、辛い思いを忘れて前を進もうと思えるようになったって、お友だちが眠ったからってそっと顔を覗かせた友人が教えてくれたよ。

お友だちは、薬を飲まないと眠れない不眠症なんだって。
寂しがり屋でぬいぐるみをだっこしていないと眠れない子で、ずっとだっこしていたぬいぐるみがいなくなって泣いていたのが本当に辛そうで、兄弟がそれ以来一緒に寝ているんだって。

ん?『虎の着ぐるみは僕っぽくて良いけど、この間はミツバチさんに、てんとう虫、アヒルさんは嫌だ。龍はかっこいいけど』だって。

良いじゃない。アライグマと、パンダさんはどうするの?

チーキーは、最初は本当に変な子って言われるけれど、とってもいい子達だよ。
そのにやり、という口を見て、笑ってあげて。
その笑顔がチーキーにはしめた‼皆が笑ったぞ‼じゃぁ、皆をもっと笑わせてあげようって思うからね。

メリーソート社は普通のベアもいるけれど、チーキーとパンキンヘッドベアの人気が強いんだ。
是非、見てみて。
紳士の国と言われるイギリスが、自分の国のベアだ‼っていっているベアは、幸福を呼ぶから。

じゃぁ、今日のお話はこれでおしまい。
次は、シュタイフ社以外のドイツのテディベアを紹介するね。

では、お休みなさい、また明日。

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