Opening Is Empty
流れ星をつかまえて
流れ星をつかまえて
光をその胸に抱いた
濃紺に紫が漂うような
夜更けの空を駆け巡る
見下ろすささやかな街並みは
ひっそりと呼吸を繰り返しながら
円環の灯火を待っている
行く宛などないから
どこへでも連れて行って
空の最中を行くのなら
どこでも辿り着いているけれど
星々の声が 月の微笑みが
聞こえる 聴こえる
やがて吠えるケモノの聲が
遠く聴こえなくなっていく
しがらみの砕けた呆気ない音が
闇の深みに落ちていく
辿り着く場所が暖かなら
ただそれだけでいい
景色の色形が鮮やかなら
それだけを望みたい
ここがすべての底だとしても
流れ星がいつか朽ちる石だとしても
暮れた世界は変わりなく
消えない光をまた宿すのだから
流れ星をつかまえて
光をその胸に抱いた
濃紺に白を吹き付けるような
夜明けの空をたゆたい行く
見下ろす広大な街並みは
ひっそりと呼吸を繰り返しながら
円環の灯火に溶けていく
光をその胸に抱いた
濃紺に紫が漂うような
夜更けの空を駆け巡る
見下ろすささやかな街並みは
ひっそりと呼吸を繰り返しながら
円環の灯火を待っている
行く宛などないから
どこへでも連れて行って
空の最中を行くのなら
どこでも辿り着いているけれど
星々の声が 月の微笑みが
聞こえる 聴こえる
やがて吠えるケモノの聲が
遠く聴こえなくなっていく
しがらみの砕けた呆気ない音が
闇の深みに落ちていく
辿り着く場所が暖かなら
ただそれだけでいい
景色の色形が鮮やかなら
それだけを望みたい
ここがすべての底だとしても
流れ星がいつか朽ちる石だとしても
暮れた世界は変わりなく
消えない光をまた宿すのだから
流れ星をつかまえて
光をその胸に抱いた
濃紺に白を吹き付けるような
夜明けの空をたゆたい行く
見下ろす広大な街並みは
ひっそりと呼吸を繰り返しながら
円環の灯火に溶けていく
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