東方魔人黙示録
《秘密主義の自称人間》
大図書館から急いで離れた理由は簡単、魔法使いが嫌いというか苦手だから、大抵に魔法使いは魔力を見ることができてしまうからだ。
魔理沙は魔力を見てこないから大丈夫、ともかく霊夢達に薬をあげるために館内を歩き回っているがレミリアの部屋が何処か忘れたため絶賛迷子。
「はぁぁ.....」
「ため息してどうしたんですか?アルマさん?」
目の前に立っていたのは今一番会いたくない小悪魔だった、つい嫌な気持ちが顔に出てしまったようで彼女は少し不機嫌な顔になった。
「そんな嫌がらないでくださいよ!そんなんじゃモテませんよ?」
「うるせえ!!」
俺は魔族が苦手なんだよ、別に嫌いってわけではないが......とにかく苦手なんだ。
そういえばこの子、パチュリーに手伝いを頼まれてなかったっけ?
「あ、忘れるところだった。はい、パチュリー様からです」
「なんじゃこりゃ?」
渡されたのは小さな薬と小さな袋だったがその薬の色がどうも怪しい、いや紫色の薬って毒としか思えない。こんなもの渡して俺になにさせる気だよ。
小悪魔に聞いたが首を傾げて答えた。
「渡せと言われただけですので、緊急事態の時に使いなさい、ですって」
緊急事態って一体なんなんだよ、使う機会なんてあるか?この物体X。
それともOTかまして俺のことを殺す作戦か?もしそうだったら俺一生あいつを許さねえ。
「何考えてんだ、あの引き篭もり」
「さあ?私も聞きましたけど秘密と言われました」
「はぁ....?まあいいよ、パチュリーには一応礼だけ言っといてくれ」
「わかりました」
小悪魔からレミリアの部屋への道のりを教えてもらい、霊夢達に薬を飲ませて目が覚めるまでの間にフランと命がけで遊んだ。
二人が目を覚ます頃にフランの部屋の上でボロボロになっていた。俺は二人に引きづられるように神社に帰ることとなった。その帰路であることを思い出した。
「そういやぁ、もう直ぐ春だな」
「じゃあ花見でもしようぜ」
「花見をするのは自由よ、けど神社ではやらないでちょうだい」
『えー!』
「えー!......じゃない!」
そんなわけで俺たちは春の訪れを緩やかに待つこととなった。
魔理沙は魔力を見てこないから大丈夫、ともかく霊夢達に薬をあげるために館内を歩き回っているがレミリアの部屋が何処か忘れたため絶賛迷子。
「はぁぁ.....」
「ため息してどうしたんですか?アルマさん?」
目の前に立っていたのは今一番会いたくない小悪魔だった、つい嫌な気持ちが顔に出てしまったようで彼女は少し不機嫌な顔になった。
「そんな嫌がらないでくださいよ!そんなんじゃモテませんよ?」
「うるせえ!!」
俺は魔族が苦手なんだよ、別に嫌いってわけではないが......とにかく苦手なんだ。
そういえばこの子、パチュリーに手伝いを頼まれてなかったっけ?
「あ、忘れるところだった。はい、パチュリー様からです」
「なんじゃこりゃ?」
渡されたのは小さな薬と小さな袋だったがその薬の色がどうも怪しい、いや紫色の薬って毒としか思えない。こんなもの渡して俺になにさせる気だよ。
小悪魔に聞いたが首を傾げて答えた。
「渡せと言われただけですので、緊急事態の時に使いなさい、ですって」
緊急事態って一体なんなんだよ、使う機会なんてあるか?この物体X。
それともOTかまして俺のことを殺す作戦か?もしそうだったら俺一生あいつを許さねえ。
「何考えてんだ、あの引き篭もり」
「さあ?私も聞きましたけど秘密と言われました」
「はぁ....?まあいいよ、パチュリーには一応礼だけ言っといてくれ」
「わかりました」
小悪魔からレミリアの部屋への道のりを教えてもらい、霊夢達に薬を飲ませて目が覚めるまでの間にフランと命がけで遊んだ。
二人が目を覚ます頃にフランの部屋の上でボロボロになっていた。俺は二人に引きづられるように神社に帰ることとなった。その帰路であることを思い出した。
「そういやぁ、もう直ぐ春だな」
「じゃあ花見でもしようぜ」
「花見をするのは自由よ、けど神社ではやらないでちょうだい」
『えー!』
「えー!......じゃない!」
そんなわけで俺たちは春の訪れを緩やかに待つこととなった。
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