東方魔人黙示録

怠惰のあるま

【それでも俺は悪くない】


映姫「で?何のようですか?」
アルマ「な、殴ってから言うんじゃねえ・・・」

悔悟の棒は一発だけなのに、尋常じゃない痛みだ・・・。それよりも、本題を話さないと。

アルマ「幻想郷全体に、霊がかなりの数出てきてるんだけど?」
映姫「で、小町がサボったせいだと?」
アルマ「当たり前」
小町「うっ!」

このサボリ魔が原因じゃなければ、他に誰がいるんだよ。第一に、霊が吹き出す原因が地獄以外にどこにある。

小町「ち、違うんですよ!この異変が始まる前に、一回すごい霊が三途の川に来たんですよ!!」
アルマ「すごい霊?」

なんか嫌な予感がするんですが、気のせいかな?

小町「そいつをどうにかしようとしたら、こうなっちゃったんですよ!!」
アルマ「まさかと思うが、神話の八岐大蛇みたいな?」
小町「そう!それです!!」

俺じゃねえか!俺が殺したからここに来てああなったのか?まあ、本来幻想郷の生き物じゃないし、それに緊急事態に付き命の危機だったから、まあ、仕方ないね!

映姫「アルマ何か知ってるますよね?」
アルマ「俺が殺した八岐大蛇がこうなった原因です」
映姫「もう一回罰せられますか?」
アルマ「いやいやいや!これはしょうがないだろ!?俺死ぬ寸前だったんだからな!?」
映姫「ふーん・・・・」

なに鏡見ながら、チラ見してんだよ。俺の話信用してねえな?それになんだろう。すっごい冷たい目で俺の過去を覗かれてる気がする。

映姫「嘘は言ってないようですね。けど、相変わらずの不運ですか」
アルマ「いいんだよ!苦労してねえから!!」
映姫「それに、女たらしにロリコンですか」
アルマ「そんなとこまで見んじゃねぇぇぇ!!」

すると、気になる過去の映像があったのか、じっと見つめていると、映姫の顔が急に真っ赤になったんですけど。とっても嫌な予感しかね。

映姫「やっぱりあなたは罰せられるべきです!」
アルマ「そうゆうの理不尽って言うんだよ!?」

さっきよりも倍の数殴られたのでした。

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