東方魔人黙示録

怠惰のあるま

【地底に移住します】


過去との因縁とも片を付けた俺は大いにスッキリとした気分でいた。とてもいい気分だきっといいことが起きるだろう。
そして俺は、パルスィに会うために地底に来た!!

「騒がしい」

俺のハイテンションに冷たい目を向けるパルスィさんマジ怖い。だがしかし!ここで静かになる俺ではない!

「で?何をしに来たの?」
「それはもちろん!パルスィに会いに来たのさぁ!」
「へぇぇ......」

冷たい、泣きたい、引きこもりたい。

「まあ少し嬉しいけど、さとり様があんたを呼んでたから」
「お、おう.........」
「はぁぁ......ほら行くわよ」
「......!」

やっぱりパルスィは優しい、彼女といられるだけで俺はもう幸せです。
そんでまあさとりに呼ばれて地霊殿へ来たのですが、彼女のとなりに見た目が似ている子いるんだけど?

「この子は私の妹の古明地こいしといいます」
「また心読まれた」
「そういえばアルマさんの心、前とは変わった気がします」

過去とのけじめをつけてきたからな、心が変わっていても不思議じゃない。

「じゃあ枷はもうないというわけですね」
「まあな......ところでさ?その子.........感情が閉ざされてると言うか感じないと言うか...」
「気づきましたか、こいしは昔あることがあって心を閉ざしてしまったんです」

心を閉ざすほどの出来事って相当な傷を負っていることになるな。だってそうだろ?心が開かないってことは人を信用していないことになる、つまり誰かに酷いことをされたか、迫害されたか、騙されたかのどれかだな。
どれも聞くに耐えないものだろうな

「理由は聞かないが......俺はどうすればいい?」
「こいしと戦ってください」
「はぁぁ?!」

説明が長かったので簡潔に言うと、戦ったら心を開くかもしれないそうです。そうゆうことなら任せなさい。ぶっちゃけ最初は俺の能力で心をこじ開けようと思ったがこの子は無理な様だ。能力のせいなのか?

「んじゃあお手柔らかに」
「うん、お手柔らかに」

さて......しょっぱな驚いたがこいつから感情を感じない。無いわけじゃないけど感じることができない、つまり攻撃あるのみってわけだ。

「驚愕異例ザー!」
「どこ狙ってるの?」
「は?」

俺の驚愕異例ザーをかわした?いやその前にこいつ、いつの間に後ろにいやがった?

「これで終わりじゃないよね?」
「当たり前だ!感情【怒りの波動】!」

スペカが消滅すると俺の周りから弾幕が水面の波紋のように放たれた。だが、こいしは余裕そうな顔でスペカを取り出した。

「当たらなければ意味ないよ?表象【弾幕パラノイア】」

波紋のように地面を伝わる弾幕へ大量の弾幕が一斉に放たれた、ぶつかった衝撃で波紋は途切れた。

「手強すぎだろ」
「まだまだだよ?反応【妖怪ポリグラフ】」

こいしの周りを囲うように弾幕が出現、そして俺を狙うようにレーザーが一斉に放たれ、迂闊に近づくことができない。無闇に攻撃を仕掛けたところで意味をなさないな、だがここはあえて............

「相殺する!憤怒【怒り狂う武龍】」

地面から大量の武器が出現するとともにひとかたまりとなり一匹の生き物となった。武龍は彼女の弾幕を破壊するように動く、次々にこいしの弾幕は相殺された。

「すごーい!!」
「ありがとよ、それと遊びは終了だ」
「え?」

武龍は弾幕を全て相殺し終えており、次の矛先はこいしに向けられていた。そのことに気づいた彼女はさっきの余裕の顔ではなく少し青ざめた表情をしていた。

「ま、まだ動かせるの?」
「あ?まあな。いけ武龍」
「え?ちょ!止めてーー!!」

そして、武龍はガシャガシャと地面に激突ながらこいしを巻き込み、アルマは弾幕勝負に勝利を収めたのだった。


「ほへぇ〜......」

武龍の攻撃を受けたこいしは軽くクラクラとしている様子であった。

「相変わらずお強いこと」
「褒めるなよ〜」
「こいし大丈夫?」
「う、うん......けど楽しかった!」
「それは良かったな」

どうやらさっきよりは心が開いた様だな、今ならこじ開けれるがあえてしないことにした。一度閉じた心はゆっくり開いていった方がこいしのためでもあるからな。

「ねえお兄ちゃん!また遊んでくれる?」
「アルマでいいよ、ここに住む予定だし大丈夫だ」
「へ......?」

パルスィは俺の言葉に耳を疑うように驚いている。

「あら?聞いてなかったの?」
「聞いてません!ていうかさとり様は心で話を聞いたから知ってるだけですよね?!」
「そうですよ?」
「もう嫌だぁぁぁ!!」

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