東方魔人黙示録

怠惰のあるま

さとり様の一日 午後の部


朝食を片付け、今日もゆったりと椅子に座りながら、うつらうつらしていると、ちょっと外が騒がしいです。まだ眠いですが、仕方ないので外に出ると、アルマさんがどす黒いオーラを出しながら、勇儀を困らせていました。
そうこれが今回の事件です。
完璧に、入れ替わったようです。ここまで凄いことになるとは、予想以上に想定外です。とりあえず、何があったか聞いてみますか。

「何したんですか?」
「あ、さとり!いや、なんかパルスィをいじったら、アルマが急に妬ましいって言いはじめて」

やっぱり、パルスィ関連でしたか。本当に心から愛してるんですね。それにしても、アルマさんが嫉妬するとすごいですね。とても面白いです。

「パルスィも罪な子ですね」

そう言って、パルスィの頭を撫でてあげると、首にナイフを突きつけられたような、冷たい殺気を感じました。もちろん、原因はアルマさんです。

「どうしましたか?」
「パルスィに触れるとか・・・妬ましい・・・パルスィと話すとか・・・妬ましい・・・お前ら全員・・・妬ましい」
「アルマがパルスィみたいになった!」

アルマさんは、とてもお怒りです。しかし、パルスィに手を握られると、とても嬉しそうな顔をしていました。ああ、本当にこの二人を見るだけで、心が和みます・・・・。
騒ぎは落ち着いたので、また部屋に戻り、椅子で座っていると、アルマさんが来ました。

「どうしましたか?」
「さとり様。俺ってもしかして、パルスィと感情入れ替わってる・・・・?」
「あら、お気づきでしたか?」
「さっきのあれで気づいた。しかも、パルスィの性格?が俺と同じになってるから、もしやと思って」

意外に鋭いアルマさん。なのに、恋には疎いアルマさん。本当にこの人は飽きませんね。

「どうすれば戻るかな・・・」
「戻りたいのですか?」
「今のパルスィでもいいけど・・・いつものパルスィが好きなんだ俺は」
「そうですか。じゃあ、パルスィともう一度話してみては?」
「そうしてみます」

そう言って、アルマさんはパルスィのところに行きました。
多分、そろそろパルスィも戻りたがっている頃でしょう。今のままでも、私は面白いからいいのですけど、やっぱりいつもの2人が一番かもしれませんね。

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