東方狐著聞集
七十六尾 永夜異変
「っ?! またこの起き方か……」
「あら? 起きたのねどんな気分?」
 「あぁ、最高に最悪だよ、なぁ、いつから寝てた?」
 「あら?覚えてないの? こっちに戻ってきて直ぐに気を失うように寝てたじゃない」
 
 おかしい、私は向こうから帰る前に何処かにいたはずなのに……何処にいたんだ? くそ! 思い出せない
「そう言えば 貴女凄い寝付き悪いのねなにか(…)を呟いてたわよ?」
 「なんて呟いてた?」
「さぁ? そう言えば『霊夢?』って言ってたかしら?」
 「呼んだ?」
 うお?!
「あら、霊夢いたのね。門番はいったい何をしてるのかしら?」
「えぇ、居たわよ。あんたんとこのお嬢様に呼ばれたのよ」
「あら? 私は聞いてないわよ?」
 私のことを忘れてるなこの二人。
そう言えばレミリアが終わったら戻ってこいって言ってたな。
「この二人はどうでもいいか」
◇少女移動中
~玉座~
「レミリア!」
「あら?起きたのね。霊夢とは会わなかったのかしら?」
「霊夢? さっきあったが、咲夜と喋ってしまったからお前のところに来たのよ」
「はぁ、咲夜ったら後で罰を与えないといけないわね」
 
____レミリアは母親が子供と話す時のような暖かい笑みを浮かべていた。
「悪いけど今回は霊夢がいないと行けないのよ、もう一度霊夢にあってきてくれる?」
「あぁ、わかった」
◇少女移動中
~廊下~
 さて、霊夢はどこにいるのか……さっきの部屋には居なかったし。お、珍しい妖精……霊夢?
「なによ、ラグナ」
____ そこにはメイド服を着た霊夢がブスッとした顔で立っていた。
「ど、どうしたんだその格好は」
「咲夜にやられたのよ、あと笑ったら滅する」
「笑わないから札をしまえ! そう言えば次はお前のとこにいけと言われたんが」
「異変を知りたいのね。いいわよ、終わらない夜のお話しを視させてあげる」
 また、このパターンで跳ぶのか……
つづく
「あら? 起きたのねどんな気分?」
 「あぁ、最高に最悪だよ、なぁ、いつから寝てた?」
 「あら?覚えてないの? こっちに戻ってきて直ぐに気を失うように寝てたじゃない」
 
 おかしい、私は向こうから帰る前に何処かにいたはずなのに……何処にいたんだ? くそ! 思い出せない
「そう言えば 貴女凄い寝付き悪いのねなにか(…)を呟いてたわよ?」
 「なんて呟いてた?」
「さぁ? そう言えば『霊夢?』って言ってたかしら?」
 「呼んだ?」
 うお?!
「あら、霊夢いたのね。門番はいったい何をしてるのかしら?」
「えぇ、居たわよ。あんたんとこのお嬢様に呼ばれたのよ」
「あら? 私は聞いてないわよ?」
 私のことを忘れてるなこの二人。
そう言えばレミリアが終わったら戻ってこいって言ってたな。
「この二人はどうでもいいか」
◇少女移動中
~玉座~
「レミリア!」
「あら?起きたのね。霊夢とは会わなかったのかしら?」
「霊夢? さっきあったが、咲夜と喋ってしまったからお前のところに来たのよ」
「はぁ、咲夜ったら後で罰を与えないといけないわね」
 
____レミリアは母親が子供と話す時のような暖かい笑みを浮かべていた。
「悪いけど今回は霊夢がいないと行けないのよ、もう一度霊夢にあってきてくれる?」
「あぁ、わかった」
◇少女移動中
~廊下~
 さて、霊夢はどこにいるのか……さっきの部屋には居なかったし。お、珍しい妖精……霊夢?
「なによ、ラグナ」
____ そこにはメイド服を着た霊夢がブスッとした顔で立っていた。
「ど、どうしたんだその格好は」
「咲夜にやられたのよ、あと笑ったら滅する」
「笑わないから札をしまえ! そう言えば次はお前のとこにいけと言われたんが」
「異変を知りたいのね。いいわよ、終わらない夜のお話しを視させてあげる」
 また、このパターンで跳ぶのか……
つづく
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