東方狐著聞集

稜さん@なろう)

七十三尾 紅霧異変終幕

レミリアと霊夢、二人の力は互角だった。
しかし、レミリアの油断がその戦いに終わりをつけた。

 ラグナshift

霊夢はレミリアと力は互角かそれ以上か……
《このあと私がだした霧を消してこの異変は終わったのよ》
「おい、ちょっと待て魔理沙はどうなったんだ?」
《あの白黒の魔法使いはフランと弾幕ごっこ中よ》

――喋りを終わると同時に世界が移り変わった

「いきなり、移動させるやつがいるか!」
 元の世界みたいだがここはどこだ?
博麗神社ににているが。
「太陽も傾いているな……」

――ガタッ。

「そこにいるのは誰?」
「っ?! 霊夢か?」
――慌てて振り替えるラグナは声のした方向を見ると同時に視界が暗くなった。


――――オ……キナ 
 誰だ? 
「起きなさい」
「うお?!」
 びっくりした! なんでレミリアが私の顔を覗いてるんだ!
「あんた戻ってくるなり私に向かって倒れてくるなんて良い度胸してるわな」

 私とレミリアのいまの状態は私がレミリアを押し倒している状態だ。

「おっと、すまない」

「狐、違和感はない?」
――――紫色の魔法使い、パチュリーノーレッジは二人の行動に興味なさそうな顔だった。

「なにか見ていた気がする」
「ふーん、もしかしたら遡るたびに起こるかも知れないわ」
「パチェ、次の異変を見せてあげて頂戴」
「わかったわ」
 「ちょ、私の意見は」

 私が言い終わる前に世界は変わった。


つづく

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