東方狐著聞集
七十尾 吸血鬼と狐と夢
夢を観た。そこに私は一人で立っている、目の前には見覚えのある神社そして沈みかけている太陽、私は神社の方へと進むと中から黒い巫女服の××
◇
「……はぁ、またあの夢か」
 地上にきて毎日のように夢を観ている、内容は覚えてないが目を覚ますとびっしょりと汗をかいている。
「水でも飲むか」
――コンコン
「誰だ? こんな時間に……」
 私が扉を開けると我が家から見たこともない館に立っていた。
不思議だ、目の前の階段の上に宴会で会った吸血鬼がいる。
「フフ、また会ったわね」
「ここはどこだなんだ?」
――静かな時が流れ時計の針が正確に刻む音が鳴り響く。
「フフ、まぁ、落ち着きなさい」
――先に静寂を破ったのは吸血鬼だった。
「咲夜」
◇
「っ?!」 
また移動した? レミリアが誰かの名前を呟いたとたんに まるで時間が停まって私を移動させ……焦るな 、落ち着け
「今度はダイニングテーブルと食事?」
「まぁ、食べるといいわ」
 こいつは何を考えているんだ? 全く読めない
「ラグナ様、飲み物を注ぎます 」
っ?! この娘いつから私の隣にいた?
「私は、十六夜咲夜と申します。
レミリアお嬢様の従者でございます」
~少女食事中~
「さて、私がお前を呼んだ理由はお前にこれまでの幻想郷であった異変を知ってもらうためだ。そして、お前の今観ている夢についても……だ」
「それはお前の独断か?」
「いいや、八雲紫から頼まれたんだよ、さぁついてくるといい」
そういうとレミリアは扉を開けると中に入っていった。
 幻想郷の異変と私の夢の内容に共通点があるのか?
私はそれを知るためにレミリアの後を追った。
つづく
◇
「……はぁ、またあの夢か」
 地上にきて毎日のように夢を観ている、内容は覚えてないが目を覚ますとびっしょりと汗をかいている。
「水でも飲むか」
――コンコン
「誰だ? こんな時間に……」
 私が扉を開けると我が家から見たこともない館に立っていた。
不思議だ、目の前の階段の上に宴会で会った吸血鬼がいる。
「フフ、また会ったわね」
「ここはどこだなんだ?」
――静かな時が流れ時計の針が正確に刻む音が鳴り響く。
「フフ、まぁ、落ち着きなさい」
――先に静寂を破ったのは吸血鬼だった。
「咲夜」
◇
「っ?!」 
また移動した? レミリアが誰かの名前を呟いたとたんに まるで時間が停まって私を移動させ……焦るな 、落ち着け
「今度はダイニングテーブルと食事?」
「まぁ、食べるといいわ」
 こいつは何を考えているんだ? 全く読めない
「ラグナ様、飲み物を注ぎます 」
っ?! この娘いつから私の隣にいた?
「私は、十六夜咲夜と申します。
レミリアお嬢様の従者でございます」
~少女食事中~
「さて、私がお前を呼んだ理由はお前にこれまでの幻想郷であった異変を知ってもらうためだ。そして、お前の今観ている夢についても……だ」
「それはお前の独断か?」
「いいや、八雲紫から頼まれたんだよ、さぁついてくるといい」
そういうとレミリアは扉を開けると中に入っていった。
 幻想郷の異変と私の夢の内容に共通点があるのか?
私はそれを知るためにレミリアの後を追った。
つづく
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