東方狐著聞集

稜さん@なろう)

意識をした巫女

黒ラグナ「さて。そろそろ復活するか? 博麗の巫女」
 ラグナが意識を落としてから二時間たった。二時間の間黒ラグナは妖怪の山の一部分、里周辺、太陽の畑一部に攻撃をしていた。
そしてその頃、博麗の巫女は……

霊歌「っ痛! ここは?」
藍「あ。霊歌さん目を覚ましたんですね」
霊歌「あー藍ちゃんここは?」
藍「ここは八代目阿礼乙女の稗田ひえだの阿弥あやさんの屋敷ですよ」
霊歌「確か貫かれてたんだけど」
藍「それなら雪夢お姉さまの持っていた薬で治療したので大丈夫です!

霊歌「そう」
?「大丈夫ですか?博麗の巫女様」
 するとそこに着物を着た少女が現れた。
藍「この方が阿弥さんですよ」
阿弥「はじめましてですね。博麗の巫女様」
霊歌「博麗の巫女じゃなくて博麗霊歌っていう名前があるんだけど」
阿弥「失礼しました。霊歌さん」
霊歌「気にしないで。雪夢さんは?」
藍「お買いものに行ってますよ」
雪夢「呼んだか?」
そこに袋を持っ雪夢が男と一緒にいた。
霊歌「誰そいつ」
雪夢「里で声かけられたから連れてきた」
男「私の名前は魂魄妖忌。お嬢様のご友人である八雲紫様の命でここに来た」
霊歌「紫の命令でね、今紫はどこにいるの?」
雪夢「それを聞くために連れ来たんだ。妖忌殿話してください」
妖忌「紫様は私の主の屋敷でラグナ殿を待っています」
藍「だから連絡しても出れなかったのですね」
霊歌「残念だけど紫にラグナはそこにはいけないって伝えてもらえるかしら?」
妖忌「なぜですか!?」
雪夢「私が話すよ。今お姉様は暴走してるらしいのよ。被害が出てるのは妖怪の山と太陽の畑」
霊歌「私が気絶してる間にそんなことになってたなんてまるで挑発してるみたいね」
雪夢「そういうことだから八雲紫に伝えてください『このままだと幻想郷がなくなる』ってね」

つづく

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