東方狐著聞集

稜さん@なろう)

朝食だよ!八雲家だよ!

 翌日。目を覚ました紫は昨日の残りで雑炊を作った
紫「藍。起きて」
 藍を起こしに寝室に向かうとすやすやと眠る藍がいた
紫「藍。起きなさい朝食よ」
藍「ゆかり……しゃ……ま?……あ!?」
 慌てて飛び起きるとすぐに服を着替えて台所に向かっていった。
紫「あらあら、藍! もう朝食できてるわよ」
 台所から藍は
藍「ごめんなさーい。紫しゃま」
 泣きかけのような声で戻ってきた
紫「冷めたらいけないから食べましょうか」
藍「はい!」
紫「元気な声で返事ができて偉いわね。よしよし」
藍「えへへ」
 藍は紫に褒められて頭を撫でられたのがよほど嬉しかったようだ
紫「じゃあ朝食を取りましょうか」
藍「はい!」 
 今度こそ朝食を取りに行く八雲家の二人でした

 つづく

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